明治神宮に八木さんと行ってきたんだけど、
私が言う前に会話が自然と
五月病の話になりました。
神社の「御賽銭」の他に
「御浄銭」ごじょうせん
というものがあります。
御浄銭は神社の神聖な水で
清められたお金のこと。
清められた御浄銭はお守りになるので
よく五円玉が使われ、紐を通して
お財布に入れたりします。
「五」は浄化の数字。
だから五月は自然と
「禊」みそぎの作業に入っていきます。
禊は元々
「身を削ぐ」
身削ぎから来ているらしい。
痛みを伴いながら、
身を削がれる思いをすることで
本当の禊になる。
そして６月には神道では
「夏越しの大祓」というものがある。
ここで全ての厄を落とす。
上半期を締めくくる最後のお祓い。
そして夏を迎えて
新しい流れが始まる。
…神道ってよく出来ているよねー！
話を戻すと、、
今落ち込んでしまっている人
何のために生きているのか
わからなくなっちゃった人
たくさんいると思う。
でも大丈夫だよー。
あなただけが落ちているんじゃなくて、
今みんな落ちる時ですから。
こんな普段能天気な私でも
不意に食らっちゃったのですから、
きっと誰でもなります。
みんな悩んでいます。
誰にでも悩みはあるけど、
みんな話さないだけですから。
今はその
辛さ、苦しさがあって
良いんです。
当たり前に季節が変わって
当たり前にその節目に
身体と心が反応しているだけ。
みんな感じているものを
あなたも感じただけ。
あなたは
何も問題ありません。
落ちている時は無理に
明るくなろうとしないこと。
落ちている時
それを治せるのは時間だけです。
だからただただ
待つしかない。
運気が下がっている時は
脈が弱くなっている時
と前にブログで書きましたが
意識で脈拍を変えることが出来ないように
意識だけでは変えることが出来ず、
ただ時間の経過を待って
寄り添うしかないんです。
でもじっくりゆっくり
ちゃんと待てば
ちゃんと治りますから。
どん底に触れて
自分の底を知る。
どん底まで落ち込むのは
自分の底力がどんなものなのか、
自分のことを
もっと知りたい欲求なんです。
夏からまた新しいステージを迎えるために
雨や涙と共に浄化されています。
浄化の後に、
ものごとは一気に進みます。
それを信じて、
ゆっくりできるのは今だけ。
自分とこんなに向き合えるのも
今しかありません。
だから今、
このゆっくりを
存分に味わってください。
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