昨日は友達と江ノ島に行ってきました。
久しぶりの海。
ザ夏を満喫できて楽しかったー!!


今年の夏は旅行に行ったり
友達とBBQしたりイベント行ったり
まぁー、よく遊んでます。w

一昨年までは毎年夏に大きなイベントを
入れてたからなんだかんだ追われてたりも
したのですが、今年は何もないので
悠々自適に過ごさせていただいてます。

元々根がクソ真面目な性格なので
こうやって好きなことしかせずに
遊んでいるのは今まであまりなく、
慣れてないので多少の罪悪感もありますが
今は自分の価値観を変える時なんだと
思っています。(甘えた言い訳。笑)

そんな私に付き合ってくれる友達や、
許してくれる周りの環境に感謝。
人生で一番の夏休みかも。





そんなわけで今は好きなことしかせずに
毎日を過ごしているのですが、
この夏から新しく始めたことがあります。



今、映像編集の講習に通ってます


なんでいきなり?!と思われた方も
いらっしゃるでしょうが
いきなりの話ではありません。

実は私前からVFXの動画を見るのが好きで、
その技術に興味を持つにつれて
「映像を自分で作ってみたい」
という好奇心を抱いていました。


単なる“好奇心”で、
目標ではなかったので
そこから二転三転して

映像を作ってみたいという思いが
番組を作ってみたいになり、結局は
演者側の人間になっちゃったんだけど笑い泣き


でもずっと「作り手側」に対する
興味もなんとなくあって
番組を見るときも演者の表現力と同じくらい
テロップや編集点を気にして見ていたり、

国内外のいろんなテレビ番組や動画を見て
新しい感覚の魅せ方をしているものに
触れては感動してました。



1つのきっかけとなったのが
アメリカのリアリティショー
『クィア・アイ』


 
カルチャー担当・メイク担当・
ファッション担当など、それぞれの
担当分野を持ったゲイの集団FAB5が
イケてない男性を変身・改造させる
リアリティー番組なんだけど、

これを見て、人格の根本となる
マインドにフォーカスして
コンプレックスを変えるんじゃなくて
認める所から始まって世界が変わる過程を
展開していく番組があったら面白いし、
新しいなぁと思ってみたり。。


『自分を変えずに世界を変える』

というキーワードと
コンセプトが突然降りてきて、
そこから火がついてしまい一晩中寝ずに
大学ノートに絵コンテ書いて楽しんだり(笑)



そしてyoutubeで
色んな動画を漁っているうちに、
自分と同世代の人が映像で何でも
作っている世界を知り、感動したり




▼LAの15歳の少年が作った動画



他にも、同じ動画素材を複数人でそれぞれ
思いのまま編集するとどうなるかという
企画の動画を見て、作り手が変わるだけで
世界観がこんなにも変わるんだ!と
驚かされて



私も作ってみたい!
という思いがどんどん…

どんどん…高まってしまい…



じゃ、趣味でやりゃいいじゃん。

という結論に至って
この夏から「夏休みの自由研究」
的なノリで始めたんですよね( ̄▽ ̄)


*****



どこに出すわけでもない。
誰に見られるわけでもない。

単純に、自分が見たいものを自分で作って
自分の欲求を満たす為に始めた趣味です。



仕事ではありません。
何か目標があって始めた訳ではありません

仕事に繋がらないからこそ、
目標もなく、ただ純粋に
映像はどのように作られていくのか
その過程を基礎知識として
身につけたかっただけ。



映像制作したいなら、
私はプロデュースにまわって
他のプロフェッショナルな方達を集めて
作ったほうが本格的なものが作れるし、
そのほうが私もずっと楽です。


美味しいものが作りたいなら
自分が最高に良いと思う食材を集めて
調理に徹するのが一流の料理人。

(あ、もちろん料理人も食材探しから
自ら行うから相当な労力がかかっているけど
能力(素材や自分の)を見極め、効率よく
得意分野でその力を最大限に発揮できる人を
私は一流だと思ってます。※誤解のないよう念の為)



でもその辺、私はやっぱり
一流思考の人間じゃないのでしょうね。

1から自分でやりたくなっちゃう(笑)

やったことないのに
田植えから始めようとしちゃう
自給自足型の人間。


でも私はこういう
地道な作業が好きなんです。



食材作りから調理までやって、
まるで農家のおばあちゃんみたいな感じ。

最高の料理は振る舞えないけど、
自分で愛情かけて作ったものだから
それはそれで美味しいんじゃないかなぁ。
それはそれで贅沢なことなんじゃないかな。




…って、まだ講習1回体験しただけだから
まだまだ初心者で長い道のりです。(笑)

映像はまったくの素人で
加えて絶望的な機械音痴なので
途中で挫折する可能性も大いにあります。



でもね、
出来ない やりたいことだから
楽しいんです。




難しい専門用語だらけの
講習から帰ってきてそのあとも
12時間以上編集についての動画見て、


そのときね、

「こんなに何かに
苦戦しながら没頭するの
いつぶりだろう。」


と思って、嬉しくて、

嬉しくて、涙がでたんです。
(これ書きながら今も泣いてる。えーん笑)





「やったことのない
やりたいことを叶えてあげた。」


こんな単純なことでまさか泣くほど
自分に感動するなんて…

でもこんな単純なことが
私は今まで出来ていなかったんです。



今までも、やったことのないことに
挑戦することはたくさんありました。


フォトショップの講座に行ったり、
イラストレーター覚えたり、
本の書き方を教わったり、
多くの講演を観に行ったり


でもそのすべては
仕事のために、
何かをするために
目標があって始めたもの。



だから、
「出来なきゃいけない」という
勝手な重圧があって必死に学んだんです。


そのおかげで今はスキルアップして
何かしようと思ったとき、何をするにも
そこまでは困らなくなりました。




しかし
“自分は何でも出来る”
という自信がつくと

今度は出来ない自分を
避けるようになっちゃったんです。


挑戦するものは
いつも「出来そうなもの。」


ギターとかも、
元々ドラムやエレクトーンをやってて
コードの基礎は分かるし音楽が好きだから
きっとすぐ出来るだろうと思って始めました
(めっちゃ甘い考え。)



結果。
出来ない自分が恥ずかしくて
悔しくて、秒で挫折しました。


(↑今はインテリアに。。笑い泣き笑い泣き涙)



目標があって始めたら、
「出来て当たり前の自分」。
そうじゃなきゃ許せない。

挑戦はいつも
「自分の役に立つもの」


そして今度

出来そうなことを始めて
出来なかったらすぐに放棄。



こうなると全然
楽しくはありませんよね。

楽しくなかったから
何事も中途半端で、
新たな挑戦から逃げる思考に
自然となっていました。



“確信がもとの挑戦”で
“安全がもとの挑戦”。


挑戦に対してこういう姿勢でいると
毎日幸せで充実はしていても
胸が熱くなるほどの興奮はあまりなくて
変わり映えのない景色
次第に飽きてしまいますよね。



特に25歳を過ぎてからは
それが顕著に表れて好奇心に対して


「それして何になるの?」
「この歳から始めるの?」
「出来ないなら仕方がない」


そう思うようになって
心のまま無謀なチャレンジをしようと
することがなくなりました。




心を大切できなくなる理由に
「仕方がない」なんてなかったはずなのに。




それで今回も、始める前は
「ちゃんと出来なかったらどうしよう…」
と何度も不安に駆られ臆病になりました。


でもその時、
「何で、ちゃんとしようとしてるの?」
って自分に気がついたんです。



“心が今、それをやりたがってるからやる。”
それ以上は何もない。



そう、趣味でやるんじゃん。爆笑爆笑

趣味なんだから
義務なんて抱えなくていい。

趣味なんだからどんだけでも
時間かけていい。

趣味なんだから
完成させなくてもいい。


そう思うと、
行動に失敗は付き物ですが
今回は失敗が怖くなりました。




なぜなら

マジでやったことないから

出来なくて当たり前だから

失敗が当たり前だから




Mac初心者でiphoneですら
使いこなせていない私にとって
映像編集なんてとんでもなく
未知の世界なんです。


例えると日本で「槍、カッケー!」
って憧れて用途もないのに好奇心だけで
部族の国行って槍の使い方教わってる感じ



基礎知識もセンスも全くなくて
講習の場にどんな人が集まるのかも
知らなかったから、まぁ場違いすぎて
教室が一瞬騒めきました(笑)


一緒に講習受けてる他の人からしたら、
(他の人は槍投げたことあるくらいのレベル)

こいつ何のために来てんの?
何でこんな恥さらしてポジティブなの?
冷やかし半分で来ているの?

って意味不明だと思います笑い泣き



でも「目的」がなくて単純で純粋な
「好奇心」から始めたものって
出来なくても何も恥ずかしくない。

難しいけどバカみたいにポジティブで、
今はバカになれる自分が嬉しいです。





私ね、「好きなことして生きていく」を
伝えている人間だけど

「好きなことのために失敗できる人」
が本当に羨ましくて仕方なかったんです。
そこまでの度胸が無かったから。


そこまでして
好きになれるものって
何だろうってずっと思ってました。

失敗しても、失敗しても、
行動できる人って
どうなってるんだろうって。

目線の先には強い信念や
目標があるからなのかなって。

行動のきっかけが
欲しいと思ってました。



でも私が今感じたのは
好きなことをして生きていくには
強い信念や目標なんか要らなくて

ワクワクだけなんだなと、
もう何十回と聞き慣れたこのフレーズが
一番の答えに辿り着きました。



「目標」には失敗があるけど、
「ワクワク」には失敗がない。


このソフトが使えないけど
また別のソフトなら使えるんじゃない?

 って、失敗しても苦戦しても
こうやったらイケるかもと考えると
ワクワクには終わりがないんですよね(笑)


「自己満足」のためにやったら
始まりと終わりだけでなく、
とんな瞬間も自己満足なんです。

自己満足の世界だから
誰の意見も入ってこない。
自分の世界に浸れている今が幸せです。



*****


自分を生きている人からしたら
当たり前のことを書いているかも
しれませんが、

今日一日編集のやり方を勉強してる時、
「うわぁっ、久しぶりに私初心者だ!
久しぶりに超ピンチじゃないか!!」
って鳥肌がゾクゾク立って本当に
本当に、嬉しかったんですよね。


やったことのない
やれなさそうな舞台の上に立った時、
先の展開が全く想像できない時

私はこういうスリリングな瞬間が
死ぬほど好きなんだって思いました。



今までもそりゃピンチもあったけど

・集客が集まらなかった時
・本が自分の目標部数に届かなかった時

しかしそれらは
ゴールが想像できた挑戦だから
伴わない現実にイライラしたり
落ち込んだり苦しんでいたんです。


でも今回みたいに
ゴールが全く想像できない挑戦
どうしたら良いのかさっぱりで
ひたすら失敗するしか学習方法ないので
チャレンジ精神が高まるばかり(笑)



目標を達成するためではなく、
この瞬間を体感するために、
私は挑戦に身を投じたいと思いました。


“挑戦に”というよりは
感動するために=驚きのために
色々やって生きてみたいなって。

「驚き」が最終地点だったら
「失敗」や「目的」なんか関係なくなる


楽な挑戦よりも、
楽ではない挑戦のほうが
めちゃくちゃ楽しかったです。




心から湧き上がる
自分の好奇心を叶えてあげた時、
人って感動で涙が溢れるんですね。


作りたいものが完成したから
感動するわけじゃない。

作りたいものが人に認められたから
感動するわけじゃない。



「作りたい」

ただその心の欲求を
聞き入れてあげるだけで、
こんなにも幸せな気持ちになるなんて。




人は見慣れた絶景よりも
見たことのない景色を見たときに
魂が震える感動を覚える。


楽園は 存在する。

それはあなたが
想像もできないような所で

それはあなたの心が望んでいた所。

あなたが何の目的もなく
心のまま一歩踏み出した先の所にある。




さてさて、
こんな感じで始まった
私の夏休みの自由研究ですが

思った以上にハマってしまって
貯金がなくなりそうです(笑)


ぎゃー!!!笑い泣き笑い泣き
でも驚きだからいっか。(笑)
驚きは楽しさになる。



色んな意味で
ゼロからのスタート。(笑)



みんなも一緒に
この夏、新たな挑戦してみませんか?爆笑




星9月15日(土)
郡山でワークショップをします

今回のテーマは「運命の法則」
良い運気・悪い運気の時の
過ごし方、乗り越え方についてです

9月15日(土)
開演14:30〜(講演時間90分)
郡山商工会議所 中ホールA(福島県) 
料金:5,000円 全席自由