このコメントを見たとき、
私のたましいが強く反応してどうしても伝えなきゃ、と思ったので勝手ながら私の解釈で勇気を持って今回お話させていただきます。



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ちがう
ちがう
全然ちがうの!!!



好きなことだけやる。
好きなこと以外はやらない。
やってみたいと思ったらやってみる。
嫌な気分がする時は絶対にしない。


確かに、心の声一つ一つに目を向けて生きていけば人生はいくらでも変えられるし、何事も必ずうまくいきます。




しかし生きているとなかなか理想通りにはいかず、心の声に従うのが困難になることがあります。



働けない。
学校に行きたくない。
なにもかも終わらせたい。



こういった現実が目の前に現れた時、

働きたくないなら働かない
学校に行きたくないなら行かない

たましいが拒絶反応を示している時はそれをサインと捉え、即時に終了させることが理想です。




でも、私はそれができる人間ではありません。

私にはそんな勇気絶対にないです。



理想はあくまで理想なのです。


働きたくない時でもやらなきゃならない
人生を終わらせたくても終わらせられない

そんな現実を歩まなければならない時、私はどうしたかお話させていただきます。




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私は14歳の時に病気を患い、そこから中学校に通えなくなりました。


このことを言うのは初めてですが、

普通の学校に通えない私は、自分と同じように様々な事情を抱えた生徒が集まる特別教室で思春期を過ごしました。



・親からの虐待
・ネグレクト
・性的トラウマ
・集団のイジメ
・パニック症やうつ病
・不良
・病気


不登校の理由はみな違い、それぞれが悩みを抱えていてごくごく普通の幸せを手に入れることができない子たちばかりでした。



「学校に行けないなんて甘えだ」

と辛辣な言葉を投げかける人もいるかと思いますが、その子たちの姿を見れば決して甘えているわけではないということがわかります。




みんな本当は学校に通いたいし
普通の中学校生でいたかった。


それが出来なかったんです。


本当はみんな、特別教室なんて通いたくなかった。




やりたいという思いと、やれないという葛藤にみんなが苦しんでいました。



学校に通わなくなった当時も決して逃げられたわけではなく、どうみたって不幸としか思えない理不尽な現実と闘ってました。




でも、そんな絶望的な状況ながら
みんなしっかりと生きていました。

生きていけたのはきっと友達がいたから。




こんな自分を理解してくれている人がいる。


このことだけが、みんなの命を引き止めていました。



地元にほとんど友達がいない私ですが
特別教室を出会った子たちとは今もずっと連絡取っているし、会えなくても忘れることがありません。



幸せなお嫁さんになれた子もいれば
アーティストとして活躍してる子もいて


不器用な子たちばかりですが、それぞれちゃんと自分の道を切り開く力を持っていて一歩一歩人生を歩んでいってます。






私は自分の人生が幸か不幸かとかあんまり関係ないと思います。

どんなに厳しい困難に遭遇したとしても、誰かがそばにいたらきっと乗り越えられると思うから。




不幸って置かれた状況ではなくて
孤独を感じることが不幸を作るのだと思います。




みんなが学校に通えなかったのは、
学校や家族という集団に孤独を感じていたから。


孤独を理解してくれる友達ができたことで、みんなの中の孤独がなくなり、それぞれちゃんと社会復帰できました。


病気も、私たった一人では克服できなかったと思っています。





“人間はどんな状況でも決して孤独じゃない。”



普通の中学校では教えてもらえなかった大事なこと。

このことを学ぶために、私は特別教室を選んだのだと思います。




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今回のお悩みを聞いて、

ご主人は
“やりたいことがやれてないから、やりたくないことをやっているから”辛いわけではないんじゃないかなぁと感じました。



やりたいことがやれなくても
やりたくないことをやっていても

わかってくれる理解者がいてくれたらどんなことも乗り越えられる。


そばに誰かがいてくれたら
不幸の中にも幸せをつくり出せます。



ご主人は孤独を感じています。

本当は働きたい
本当は家族を安心させたい


たましいの叫びがここまで届いてくるんです。



ご主人の心の叫びを理解してくれる心優しい奥さまと出会った理由を
今、果たすべきです。


あなただからこそ、
ご主人のことをわかってあげれるし
あなたにしか話せないこともあるとおもいます。


どうか、
お話を聞いてあげてください。

何かをやめさせたり、何もしようとしなくてもいいから


ただ聞いてあげるだけで、どれほど安心するか。
失われた力がどれだけ取り戻されるか…







地球はこれからもどんどん進化していきます。



向かう先は不幸な結末なのか、
それとも幸せな結末なのか

誰にもわかりません。



しかし私たちはどんな結末を迎えたとしても、きっと大丈夫だと思います。


私たちは決して孤独じゃないから。




そこに誰かがいてくれたら、
立ち向かっていけるでしょう。




神さまは大地と海を与え、水や火や植物、さまざまなものを用意してくれました。


しかし
地球のシナリオは用意しなかった。


一人で生きて生きていく勇気も、用意してくれませんでした。




その代わり、どんなシナリオを迎えても大丈夫なように

自分とほかの誰かを用意してくれました。



一人で悲しむことがないように


一人で苦しんでいるあなたを、助けてくれるように。


一人で行き詰まった時に、違う考え方をしてくれる誰かを与えてくれました。



たまに、その違いに戸惑ったり争ったりすることもあるかもしれないけど



いつか近づけるように



地球を丸くしておいたと
神さまは言っていました。


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