おはようございます。
「光る君へ」最終回、後半です。
今日の午後は再放送。
まだ観てない方はぜひ!!
〜前回の続き〜(誤っている箇所があるかもしれません。ご了承ください)
賢子は彰子の女房として勤めてます。
仕事だけでなく恋愛も楽しんでいる様です。
明子の息子、頼宗とも良い関係のよう…。
なんと、他の殿方とも仲良くしているようです。
「光るおんな君ですもの」
賢子は真面目な母親と違って、自由奔放な姫です。
衛門は物語を書き続けています。
自分の物語は皆に受けいられるのか自信のない衛門。
倫子は「自信を持ちなさい。あなたは私の誇りだわ」と褒めます。
感激する衛門。
倫子に褒められるのが一番嬉しいですね。
道長は友とお酒を酌み交わします。
公任は出家したようで、頭巾をかぶっていました。
こうしてみんなで、誰1人欠けずに集まれるのは、素敵なことですね。
ききょうが、まひろ宅を訪れます。
ききょうは膝を痛めているよう…。
脩子様はお健やかだそうです。
「もうお書きにならないの?」
「ききょう様は?」
「私にはもう書けません…」
〜略〜
「まひろ様も私も、大したことを成し遂げたとは思いません?」
まひろは頷きます。
2人共笑いが絶えません。仲直りして良かった。
顕信と妍子も亡くしてしまった道長…。
その後、道長は病で床に伏せるようになりました。
11月になり、隆家がまひろに会いに来ました。
道長のお加減が悪いことを知らせます。
我が子を道具のように使った因果だと話します。
(道長のことは認めつつも、家族のことを考えたら、やはり心の底では、少なからず恨んでいたのかもしれませんね…。それを表に出すか出さないかで、兄の方は思いっきり外に出していた…)
百舌彦より、「北の方様がお呼びでございます」と、呼ばれたまひろ。
倫子は、もう、殿の命が長くないことを知り、まひろを呼び寄せたのです。
倫子はまひろに会うと、頭を下げて殿のことを頼みます。(倫子は本当に立派な妻です)
道長の顔を見て…
「誰だ?」
「まひろにございます」
「…帰れ」
まひろは、北の方様に全てお話したので安心してくださいと言います。
布団から手を出した道長、まひろはその手を握ります。
「先に…逝くぞ」
首を振るまひろ…。
「光る君が死ぬ姿を書かなかったのは、幻がいつまでも続いてほしいと願ったからでございます」
「晴明に寿命を10年やった…やらねば良かった」
「幾度も悔やんだ。いやそうではない。俺の寿命はここまでなのだ」
時が経ち…
まひろは道長を背後から抱きかかえます。
道長は、自分が何をなし遂げたのかをまひろに尋ねます。
戦のない世の中にした。
源氏の物語はあなたがいなければ書けなかった。
「もう、書かぬのか」
「書いておりません」
道長は新しい物語を読めれば、張り合いがあるようなことを言います。
では、道長様は私の書いた話を世に広めてくださいませと言います。
「お前は俺に厳しいな…」
笑みを浮かべる道長です。
時間になり、まひろは帰ります。
次の日もまひろは道長のところへ来ました。
道長からもらった扇子を見せます。
そして語りだします。
それは。三郎とまひろのお話。
「続きは、また明日…」
まひろは連日訪れては、話の続きを話します。
「生きることは…もう、よい」
日に日に弱ってきている道長を見て、涙ぐむまひろ。
しかし。話の続きを続けます。
まひろは昼間に家で筆を執りながら過ごしていると、どこからか「まひろ!」と呼ぶ道長の声を聞きます。
同時期、行成は倒れてしまいます。
道長、行成は同じ日に亡くなりました。
一気に2人の友を亡くした公任と斉信…。
「あいつは、道長によく尽くしたよ」
斉信と公任は2人の死を悼みます。
後一条天皇の元には、内親王がお産まれになっていましたが、皇子は誕生してません。
頼通は新しく女御を持ってはどうかと提案しますが、彰子はそれを止めます。
他家から入内した姫が皇子を産めば、自分たち一家をしのぐ家ができることになりかねないとのこと。
次の帝は今の東宮がなれば良いと言います。
まひろは鳥のように旅立ちたいと言います。
乙丸はそれを聞いて、「私を置いていかないでください」と言います。
乙丸には遠出は無理よと言いますが、「置いていかないでください」と繰り返し訴えます。
いとは、「若様はどちらへ?」と、まひろに尋ねます。
「あっちよ」
為時のいる方を顔を向けると
「若様〜」
「今日は休みなのだ」と、為時は返します。
いと、若様の面影を探してるね…。
惟規は、いつも、いとの心の中にある大切な存在なのがよくわかります。
まひろは賢子に歌集を託します。
持っていてちょうだいと。
巡りあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし夜半の月かな。
賢子はその歌を詠み、「幼友達を詠んだ歌ですね。…母上に友達がいてよかったわ」と、微笑みます。
まひろは乙丸と旅にでます。
すると、後ろから馬に乗った集団が。
双寿丸に出会います。 東国で戦があって、応援に来たようです。
まひろがいるのに驚く双寿丸。
「何にも縛らずに行きたいと思って」
「気をつけてね」
「そっちもな」
まひろは双寿丸の背中を見て思います。
道長様、嵐が来るわ…。
終りです。
最後は貴族社会から武家射会への移り変わりを感じさせる終わり方でしたね…。
物語の後半は、まひろと道長のシーンが多かったです。
ずっと一緒にいられなかった時間を埋めるかのように、2人で過ごした。
かつての三郎と、まひろに戻って…。
歴史上はわからないけど、ドラマの中では、愛する人が側にいてくれて、道長は幸せな最期を迎えられて良かった!!
最期まで布団から手を出して、まひろを求めていた。
その手をそっと布団の中に戻した倫子…。
(辛かっただろう…)
愛する人の心…それは他の女性に向けられていて、それを改めて目の当たりにした辛さ…。
良く耐えられたなぁと思いました。
本当に素晴らしい、大きな器の方だなぁと感じました。
まひろにとって、道長の存在は「光る君」だった。
生きる支えであり、それは道長も同じく…。
お互いの存在が必要だった。
だからこそ、あの長い「源氏物語」が書けたのでしょう。(歴史上では、夫が亡くなった後に寂しさを紛らわすために書いた物語とも言われていますが、それだけで、あの壮大な物語は書けないのではないか?と考える人もいらっしゃるみたい)
出演者の皆様、お疲れ様でした。
座長である吉高さん!!
テレビなどで拝見する姿は明るくて、天真爛漫な感じなのに、演技に入ると別の人みたい!!
すごく見入ってしまいます。
今回は道長の物語も多かった気もするので、柄本さんの存在がとても大きい!!
2人は共演歴もあるし、とても息の合った演技をされていた!!
この2人でないと、ここまで人気の出るドラマにならなかったと思います。
他の方も役柄とキャストが会っていたと思う。
秋山さんが、あんなに真面目な実資氏を演じられていて、それが回を追うごとにどんどん役に馴染んで、良いキャラクターになったのには驚きでした。
また、大河ドラマとか出てほしいな。
29日の総集編は絶対録画します!!