こんばんは。
今年の秋は映画が豊作な気がします。
まだ観たいものたくさんあるけど、お金の問題もあり、なるべく厳選しています。
これから観たいのは
さて、今回は観たかった映画の1つ。
「本心」について。
「本心」
(敬称略します)
原作 平野啓一郎
監督•脚本 石井裕也
主演 池松壮亮
CAST
石川朔也…池松壮亮
朔也の母…田中裕子
三好彩花…三吉彩花
岸谷…水上恒司
野崎…妻夫木聡
イフィー…仲野太賀
綾野剛、窪田正孝他…。
CASTはご覧の通り、なかなか豪華です。
出演者と、予告で面白そうな感じがしたので観に行ってきました。
★簡単なあらすじ
朔也は母親と実家で2人暮らし。
朔也は工場で働いています。
工場の一部では機械化が進んでおり、同僚の岸谷は、もう俺たちは必要でなくなるな…と話しています。
ある日、いつものように仕事へ行くと母からの電話があったことに気づき、折り返し電話。
母より「今夜話したいことがある」と言われますが、朔也は今夜は用があると言います。
そして、こっちでは雨がたくさん降っていると。
朔也がいる場所では晴れているので、おかしなことを言ってる…と思います。
夜、岸谷とお酒を飲み、帰りに電車で家に向かうと、窓に雨が当たり、どんどん降ってきて大雨になります。
家の近くまで来ると、家の前の道路は冠水していました。
そこで家の前にいる母を発見!!
驚いた朔也は、駆け寄ろうとしますが、走ってきた車にひかれてしまいます。
目が覚めたら病院のベッドの上でした。
1年近く眠っていた朔也は、母は亡くなっており、生前に「自由死」を選択していたことを知ります。
そのことを全く何も知らなかった朔也は驚きます。
新たに就いた仕事を通じて、仮想空間上に任意の人間を作るVF(バーチャルフィギュア)という技術を知った朔也は、その開発者・野崎に母のVF制作を頼み、母が死を選んだ理由を探ろうとします。
あらすじはここまで。
大切な故人に会いたいという気持ちは、人間誰しも一度は思うことでしょう。
そして、それは遠くない未来に現実となる可能性があるのかもしれません。
今はAIも発達してますからね…。
朔也にはきっと、母ときちんと向き合えてなかった自分を悔やんだのだと思います。
だから、最後の二人のやり取りにはホッとしました。
話は朔也を中心に話が進みますので、他の登場人物のパート部分は少ないように感じました。
そして、CASTは…。
三好彩花さん役を、三吉彩花さんが演じてる不思議。
水上恒司さんのチャラチャラした若者役は新鮮でした。
妻夫木聡さんは、いろんな顔を見せられる役者さんになってきたなぁ…。脇役でも惹きつけられます。
↓原作の小説です。
↓水上恒司さんの好演されてた映画