こんばんは。
こちらに戻って来てから、映画を2本ほど観ました。
「ジョーカーフォリ・ア・ドゥ」「まる」です。
ジョーカーの方は、前回と変わらずホアキン・フェニックスです。ハーレイ•クインはレディ・ガガです。
今回、なぜレディ・ガガがハーレイ•クインの役だったんだろうと思っていたのですが、観てなんか納得。
歌のシーンが多いのですよ
。
観る前に「ミュージカルを観てるみたい」という、感想を話している人がいたのですが、確かに…という感じでした。
ここでは、「リー」という名前でアーサーに接しています。
第一印象で、2人が仲良くなるのも時間の問題だなとは思ってたけど、私が思っていたより早く親密になり、何か不自然な感じはしました。
(女性の方に何か思惑があるような感じがした)
でも、アーサーはリーに心を開きます。
アーサーの裁判の傍聴にも現れるリー。
いつしかアーサー同様、リー自身も注目を受ける存在になります。
しかしある日、2人の関係は終わってしまう…。
そして衝撃のラストがあるのですが、これは果たして現実なのか?妄想もしくは夢の世界なのか?
それまでも度々、そんなシーンがあるので、少し混乱しました。
歌のシーンでは、リーがアーサーに歌う「Close to you」は素晴らしかった。心に染みました。
感想としては、娘とも話しましたが、ちょっと理解するのが難しかったです。
あのラストが気になります。
前作のようなのを期待する人には、ちょっと物足りなく感じるかもしれません。
映像は綺麗でした。
「まる」
上映回数が1日1回になったので、慌てて見に行きました。
映画「まる」
(敬称略します)
監督•脚本 荻上直子
沢田(主人公)…堂本剛
横山(沢田の隣人)…綾野剛
矢島…吉岡里帆
モー…森崎ウィン
先生…柄本明
ギャラリーオーナー…小林聡美
つちや…早乙女太一
古道具屋の店主…片桐はいり
秋元…吉田鋼太郎
田中…戸塚純貴
大家さん…濱田マリ
吉村…おいでやす小田…他
堂本剛さんが映画に出るなんて珍しいので、観に行ってきました!!
★簡単なあらすじ
美大卒の沢田は自身のアートで身を立てられず、現代美術家の秋元の下でアシスタントをしていました。
ある日の夜、雨の中自転車に乗っていて、空に飛ぶ鳥を眺めていたら、転落して右腕を大怪我。
沢田は秋元から役に立たないと言われ、アシスタントの仕事をクビになります。
その後は何とかコンビニのアルバイトで生計を立てます。
ある日、公園である老人に出会います。
そこで○の話を聞いた沢田は、家に帰って○を描きます。
ある日、古美術のお店に不要品を持っていきます。その中に○の絵も入ってました。
大きい紙にいくつか描いてある○。
「大きい」と、店主に言われた沢田はそれをハサミで何枚かに切り分けて、渡します。
自分の名前「さわだ」も描きました。
そして、自分の知らない間に世間で話題になり、〇の絵が自分の手から離れて、大きな別の存在のものになっていきます。当然、それを描いた沢田の暮らしにも変化が起きてきます。
しかし、沢田はあまり嬉しそうではありません。
それどころか、徐々に精神的に追い込まれていくのでした。
あらすじはここまでとします。
沢田に関わってくる人物が。みんな愛おしい。
特に隣人の横山は、なかなか強烈なんですけど、綾野剛さんが演じてるからか、何か憎めない存在。
最初は何かと沢田に絡んでくるし、大声出すし、とんでもない人かと思ったけど…
。
生きていくのに何かとうまくいかない…そんなジレンマを感じてる。それをうまく演じてる。
コンビニ店員のモーは、森崎ウィンさん。
ミャンマー出身の店員役でした。
森崎さん自身もミャンマー出身なんですよね。
すごく温かい雰囲気をまとっていて、沢田の心がほぐれるのがよくわかる
。
小林さんの雰囲気かな
。
着ているお着物がとても素敵なんですよ
!!
ファッションにも注目です。
もし映画を観る方は、是非チェックして欲しい!!
他にも豪華な出演者の方々…。
吉田鋼太郎さんは、そこにいるだけで圧倒的な存在感です。柄本明さんもすごいなぁ。わざとらしさが全くないものね…。
そして、沢田を演じた堂本剛さん。
私は堂本剛さんの性格とかは詳しくは分からないんだけど、何となく沢田と似ているような気がします。
絵ではなく歌ですが、自分を表現しているし、何かを作り出すことは、相当なエネルギーがいる。
そして、生み出すことに苦悩することもよくあることだと思う。
エンドロールに流れるのは、堂本剛さんの歌う歌。「街」。
この映画に合っていると思った。
なんと、堂本さんは映画音楽も担当したとか!!
すごい多才だ
!!
映画の終わりには、メイキング映像もあって良かったです
。
実は、パンフレットも買いました!!
感じ方は人それぞれ。
私は好きな映画でした。
↓前回のジョーカーはこちら
↓歌の場面が多かったので、お好きな方はぜひ。
↓興味あります!
↓堂本剛さんの「街」。
とても心に響きます。
荻上監督は「かもめ食堂」「めがね」などの作品の監督でもあります








