いつもご訪問ありがとうございます!
今回は大河ドラマ『光る君へ』について書いています。過去の記事はテーマ『ドラマ』から読んでいただけると幸いです。
おはようございます。
「光る君へ」37話です。
前回の終わり、衛門に声をかけられたところで終わりましたね。
左大臣様とはどういう仲なのか?
でも、衛門はまひろに問い詰めるのではなく、
「お方様だけは傷つけないでくださいね」の一言で終わりました。
(とても大人な対応ですね)
彰子は母上に、内裏に戻るにあたって、帝へお土産を作りたいと申し出ます。
藤式部の書いた物語を美しい冊子にしたいと。
それを聞いた母倫子は一瞬間がありました…が、
「それは帝もお喜びになりましょう」と、にっこり。
(衛門はとても悲しげな顔をしてました)
早速、冊子作りを始める彰子と女房たち。
綺麗な紙を左大臣様より頂きました。
彰子はウキウキと楽しそう。
「このような美しい紙に書かれた文を、もらいとうごぎいます〜」
宮の宣旨さんは、乙女で可愛い。
すると、道長と倫子が登場。
女房たちへ紙、筆、硯の差し入れをして戴きました。
まひろの方をみる倫子。
道長とは目を合わさないようにするまひろ。
怖い顔でまひろを睨む衛門…。
以前、まひろと目が合った時はにっこりしてくれたのに、もうそれはなくなったね…。
各巻の清書は、何人かの能書家へ依頼。
そして、書き上げたものをチェックした後、いよいよ製本します。
糸で紙を縫いとじ、表紙も付けて、題名の紙も付けて完成です!!
すごく綺麗な本が出来上がりました!!
その完成を見届けると、まひろは彰子に里帰りをしたいと申し出ます。
(まあ、今はこの場所に居づらいのもあるね…)
彰子は一旦は難色を示しますが、まひろの事情も理解し、里帰りを許可します。
ただし、内裏に戻るときには一緒にとのこと。
まひろは、それまでには戻ることを約束します。
そして、まひろは帰宅…。
お土産をたくさん持ってきました!!
いつも通り、優しく迎えてくれる家族たち。
父の為時は、まひろの稼ぎで皆が生活できていることに、感謝します。
(そういえば、父上の仕事どうなったのかしら…)
そして、久しぶりに賢子との再会。
しかし、ぎこちない二人…。
乙丸は今、賢子に付いてくれていました。
乙丸の泣いた顔と笑った顔が同じというところに、少し納得…。
まひろは、家の中を見回します。
(なんだか、この家がみすぼらしく感じた…)と。
確かに内裏、土御門殿と比べれば、我が家は全く違いますが…。
まひろ、よほど内裏での生活が快適なのかしら…。
でも、自由気ままに過ごせるのが実家の良さでもありますよね。
夕食の時は、弟の惟規も来て賑やかな雰囲気です。
かたや、賢子の表情は終始硬い…。
夜が更けてくると、まひろはお酒の酔いも手伝い、
気の緩みからか、たくさん喋る、喋る…。
内容は内裏での生活や、中宮様の話ばかり…。
家族たちは引いてます。
特に賢子ちゃんはつまらなさそうにしてます。
「姉上、飲み過ぎだよ」
弟の惟規が注意します。
まひろはあまり周りの様子に気づいてない様子。
いつもは明るい顔の惟規の顔も、曇っています…。
一方、道長は衛門を見かけ、声をかけます。
「籐式部の姿が見えぬが、いかがした?」
「里下がりをしました」
「娘もおりますので、内裏に戻る前に里下がりをしたいと申し出ました」
「そうか」
衛門は、かなり気分悪いでしょうね…。
心の中では、道長のことを責めたいでしょうに…。
彰子は、宮の宣旨に「籐式部に戻るよう文を書いておくれ」と言います。
藤式部がいないと心細いらしい…
そばにたくさんの女房たちがいるのに、本当に心を開いているのは、藤式部だけのような気がします。
(宮の宣旨さんは、良さそうな感じがするんだけどね…他の女房ではダメみたいねぇ…)
しばらくして中宮様から文が…。
父上にそれを見せます。
「はぁ…帰ってきたばかりというのに、もうお召しか…」
「よほど、中宮様に気に入られておるのだな。左大臣様にも良くしてもらってるのだろう?」
「お前が幸せなら答えずとも良い」
その間、まひろは黙っていました。
「父上、賢子のことですが…」
ずっと黙っていたのは、賢子のことを考えていたからなのですね。
為時は、いずれお前の立場をわかってくれると優しく言います。
その時、賢子が乙丸と共に戻りました。
また、土御門殿に戻ることを聞いた賢子。
すると、我慢ならなくなったのか…。
「一体、何しに帰ってこられたのですか?」
「内裏や土御門殿の暮らしを自慢するため?…いとや乙丸も変な顔をしていました」
「賢子の顔が見たいと思って帰ってきたのよ」
「母上はここより、あちらにおられる方が楽しいのでしょう?」
父の為時は、内心は賢子の気持ちをわかりつつも、「お前の母上が働いて、この家を支えてくれておるのだぞ」と、まひろのことを少しかばいます。
(実際、お金を入れてくれてるのは事実だからね)
だけども、賢子の気持ちはおさまりません。
「では何故、昨日のようなお話をするのですか?お菓子をたらふく食べたとか!」
「母上が嫡妻でないから、私は、こんな貧しい家で暮らさなければならないのでしょう!」
(賢子、それは言っちゃだめだよ!!
そうなると、お母さんの生まれた家を、大好きなおじじ様のことを否定することになるんだよ…)
「私は宮仕えをすることによって、高貴な方々とつながりをもって、賢子の役に立ちたいと思っているのよ」
「うそつき」
「母上なんか大嫌い!」
賢子は外へ出ていってしまいました…。
「すっかり嫌われてしまいました…」
肩を落とすまひろ。
「お前がいない間、あの子の友は書物であった」
「…お前によく似ている」
父の言葉に、少しだけ救われたようなまひろですが…。
賢子は母上が戻ってきたのに、自分のことを気に掛ける様子もなく、まともに自分との会話もなかった…。
だから、悲しい気持ちになったのでしょうね。
泣いている姿を見て、とても寂しい思いをしているんだろうなぁと思いました。
そして驚いたことに、彰子が文を送ったのが、まひろが帰った次の日って…
中宮様という身分ではあるけど、藤式部を呼び戻すのが早くないですか?次の日よ?
(もう少し我慢できなかったの?)
まひろは、また家から出ることに。
賢子には嫌われたままのお別れです。
長いので次回に続きます。