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今回は大河ドラマ『光る君へ』について書いています。過去の記事はテーマ『ドラマ』から読んでいただけると幸いです。
★今回はまひろのことを中心に書きます。
途中抜けてるところもあるかもしれません。
(それでもかなり長くなってしまったので、読むのが大変な方はスルーしてください。)
藤壺でのお勤めが始まったまひろ。
あの、女房集団から一斉に視線を投げかけられた時、本当に緊張したでしょうねぇ…。
まひろがご挨拶をすると、集団の先頭にいる女性から声をかけられます。
宮の宣旨は、まひろに「藤式部(とうしきぶ)」とよぶと告げられました。
(宮の宣旨さん、意外と優しそうな方だったわ)
これは、名字が藤原であることと、父上が昔、式部丞 蔵人であったことから、そうなった模様。
そういえば、ききょうも名字は清原、定子より清少納言と名付けられたね!!
まひろは、物語を書くお仕事なので、特別にお部屋をあてがわれました。
元々女房のお仕事は、中宮様のお世話(食事、身の回り、話し相手)、内裏の公卿との取り次ぎ役などです。「私も手伝いたい」と、話すと他の女房に睨まれるまひろ。
そして、早々に道長のご友人のお二人がご挨拶に(公任と斉信)来ました。
扇で口元を隠すまひろ(←これが女性が男の人と話す時のマナーらしいですね)
公任(中納言)は「己の才を存分に活かせ」、斉信は「何かあれば中宮大夫の俺に申せ」と、心強いお言葉!!
何でも、ここの女房たちは、中宮様と同じような育ちの姫ばかりゆえ、中宮様のために働くという気持ちが薄いとか…。
要するに、世間知らずで鈍い。
すると、まひろは笑みを浮かべて、
「私は地味でつまらぬ女子ですから、己の才を頼みにするしかない」と、言います。
すると後から斉信が、公任に昔、そういう事を話していたよな?と問います。
公任は覚えてないようでした。
女房の間では早速、藤式部の話になりました。
中納言様たちと親しいことが少し羨ましいよう?
四条宮で歌を教えられていたことや、昔、中宮様の御母上の学びの会にも来ていたことなどで、皆は藤式部に学があることを知ったようです。
さてここでの暮らしは、やはり自分の家とは違います。
部屋は仕切られているものの大所帯なので物音が気になって、夜はなかなか眠れません。
案の定、翌朝は寝過ごしてしまい、衛門に起こされてしました。
(衛門がいて良かったわ)
勤めがそれぞれ違っても、朝はきちんと起きなくてはいけませんと注意されました。
遅れて、皆の所へやってきたまひろ。
「誰ぞの足をおもみになっていたんではないの?」
と、他の女房に言われます。
後から衛門に「足をおもみになるとは、夜とぎに召されるとのこと」と、教えられます。
この日は「中宮大饗」の日でした。
公卿らが中宮を拝し、宴が催されます。
その準備で女房たちは大忙し。
そして、間近で中宮様をみかけます。
その後も、お世話などで中宮様の様子を伺うまひろ…。
道長は、伊周の存在に恐れを抱いています。
行成にその気持ちを吐露します。
行成は道長のことをお守りすると言い、道長を少し安心させました。
なかなか物語作りに集中できないまひろ。
そして、とうとう道長に
「里に帰らせてください」宣言。
道長、断固拒否!!
「帰ることは許さぬ」
…からの、頭を下げて、まひろに留まるようにお願いします。
しかし、2人のやり取りを傍から見てると、妻が夫の家に住んだと思ったら、早々に実家に帰りたいと言い出しているみたいだわ。
そのやり取りのあと…
佇んで外を見ている中宮様を見かけたまひろは、声をかけます。
「お寒くはございませぬか?」
すると、中宮様より
「私は冬が好き、空の色も好き」
「私が好きなのは青、空のような」
中宮様は薄紅色ではなく、青色が好きなようです。
まひろは里へ下がる挨拶で、声をかけたのですね。
そう、道長とのやり取りは、今回はまひろの勝ち。
なんと、家を出てから8日目で帰ることになりました。
家のものはびっくり。
弟の惟規は「いじめられたの?」と。
(なんだかんだ心配してる。)
そして家で物語を書くまひろ。
筆が進みます。
家族のものに読んできかせます。
惟規…「面白いよ!それ」「大勢の男とむつんだわけでもないのに、良く書けるね。そんなの」←感心している
いと「そのような下品な殿御たちのお話、帝がお喜びになりますでしょうか??」←心配してる
この二人の言葉からわかるように、かなりディープな内容だと思われます。
源氏物語だから、男女のことが多い…。
好みも分かれるかもしれません。
惟規「中宮様ってうつけなの?」
前から気になってたことみたい。
まひろ「うつけではありません。奥ゆかしいだけ」
強く否定。
思ったことをそのまま話す惟規は、明るくて屈託ない。やっばりどこか憎めない存在です。
まひろは物語の続きが少し進んだので、道長に渡しに内裏へ参りました。
他の女房からは「辞めたんじゃないの?」「遊びに来たんじゃないの?」と、陰口を叩かれます。
中宮様にご挨拶すると、中宮様は
「帝のお読みになるもの、私も読みたい」
「帝がお気に召された物語を知りたい」
と、はっきりと話します。
まひろは、これまでの話を手短に説明します。
帝は、忘れ形見の皇子を宮中に呼び寄せて可愛がりますが、その皇子が物語の主となります。
皇子はそれは美しく、賢く、笛もご堪能でした。
あまりにも美しかったので「光る君」と、呼ばれていました。
その皇子の話を聞き、「帝みたい…」と呟く中宮様。
物語に興味を持ち始めました。
道長様に続きを渡した。
そして、まひろはまた藤壺にて中宮様に仕えたいと言います。
喜ぶ道長(わかりやすい)。
しかし、また帰りたいと言い出さないか心配でもあるね(私の想像です)
そしてとうとう、帝と対面するまひろ。
帝は中宮様のところにお渡りになり、まひろは久しぶりに帝とお話します。
昔のことを覚えている帝(すごい記憶力!!)。
そして、物語の話に。
「光る君とは敦康か?」
「内緒にございます」
「あの話は、朕のことを難じてると思い、腹が立った」
「…」
「されど次第に、そなたの物語が朕の心に染みいってきた。まことに不思議なことであった」
「は…」
「朕のみが読むのは惜しい。皆に読ませたい」
「はい。物語は女子供だけのものではございませぬ」「中宮様にもお読みいただければ、この上なき誉れに存じます」
まひろが、帝に認められた!!
これはすごいことですね!
道長に褒美をもらったまひろ。
箱を開けると、扇子でした。
そこに描かれていた絵は…
男の子と女の子の絵。
昔、まだ道長が三朗の時に知り合った頃…。
その時の二人の姿が思い出されます。
飛び立った鳥の絵まで…。
まひろ、感激ですね。
そして、ラストはなかなか物騒な展開に。
屋敷を焼き払うなどと言われ、大変なことに!!
★今回は、まひろの活躍が存分に見られて良かった。
中宮様も言葉数が増えて、自分の意志を表し始めましたね。
次回はまた道長がピンチに!?
どうなるかしら…。