先日観た映画「スティング」の感想。


1930年代の暗黒街のメッカ、シカゴでは血を血で洗うギャング戦争が日常茶飯事のごとく起こっていたが、一方その道のエリートと自認する連中のあいだでは、血なまぐさい暴力沙汰を軽蔑し、頭脳で相手を出し抜くことを粋とする風潮があった。これは、コンマンと呼ばれる詐欺師の物語。製作総指揮はリチャード・D・ザナックとデイヴィッド・ブラウン、製作はトニー・ビル、マイケル・フィリップスとその妻ジュリア・フィリップス、監督はジョージ・ロイ・ヒル、脚本はデイヴィッド・ウォード、撮影はロバート・サーティース、美術はヘンリー・バムステッドとジェームス・ペイン、編曲はマーヴィン・ハムリッシュ、ピアノ演奏はスコット・ジョプリン、編集はウィリアム・レイノルズが各々担当。出演はポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、ロバート・シヨウ、チャールズ・ダーニング、レイ・ウォルストン、アイリーン・ブレナン、ハロルド・グールド、ジョン・ヘファーナン、ダナ・エルカー、ジャック・キホーなど。

詐欺師たちが殺された仲間の敵討ちのために、相手の黒幕をカモる。そのために全員で総力を挙げて騙す。なんか、あらすじだけ書くと泥臭い感じがするけど、そこは監督ジョージ・ロイ・ヒル。そつなく、それでいて面白い映画に仕上げています。脚本が良く出来ていて、三谷幸喜がこの映画のファンなのもよく分かります。初めて観る人は、ラスト、気持ち良く騙されます(笑)最初観たときはやられたぁーって思ったもん!でも、騙されて嬉しかった。
この映画を初めて観たときは、こんな面白い映画があるのかと衝撃を受けました。もうオープニングからエンドロールまでとにかくお洒落でストーリー展開もリズム良く飽きさせません。最高です!

古きよきアメリカ映画。いつ観ても楽しく何度観ても飽きずに面白くワクワクさせてくれる。いつでも観たくなる時代を超えた傑作にして名作。あのピアノの音を聴くだけで胸が弾みます。これぞ映画!って作品です。当時を再現したファッションも素敵!
先日観た映画「バルフィ!人生に唄えば」の感想。


耳と言語が不自由な青年との出会いを機に生きる喜びを取り戻していく人々の姿を描き、本国インドで数々の映画賞に輝いたヒューマンドラマ。インド映画ならではの歌や踊りはもちろん、「雨に唄えば」「きみに読む物語」「アメリ」といった数々の作品へのオマージュを全編に盛り込んで描く感動作。

耳と口が不自由でもいつでも全力投球で明るく生きている主人公バルフィ。憎めない性格と人の好さで友達も多い。そんな役なのでほぼセリフはありません。正直、言葉なんてなくても心と目で通じるんだと感じました。バルフィの目の演技から、目が離せません。
冒頭の逃走シーンから映画は名シーンの玉手箱のよう。超美人と自転車の二人乗りで坂を下りたり、夜中のシャボン玉、インドの田園風景など印象的なシーンがいっぱい。虚を突かれる演出でこれがインド映画か!と(笑)
登場人物ひとりひとりの人生や、生き方が丁寧に描写されていて、インド映画の楽しさも散りばめながらもヒューマンドラマとしてしっかり魅せる良い作品でした。