先日観た映画「ケープタウン」の感想。


南アフリカ・ケープタウンを舞台に、酒と女に浸りきりの刑事と心に傷を負う刑事が、元ラグビー選手の娘が殺害された事件の捜査をきっかけに街に潜む深い闇に踏み込んでいくサスペンス・アクション。「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズや「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのオーランド・ブルームと「ラスト・キング・オブ・スコットランド」で第79回アカデミー賞主演男優賞を獲得したフォレスト・ウィテカーが、コンビを組む刑事を演じる。監督は「ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀」や「ツーリスト」としてリメイクされた「アントニー・ジマー」を手がけたジェローム・サル。脚本には「あるいは裏切りという名の犬」のジュリアン・ラプノーも参加。

人間が生きる為に犯していい罪は果たしてどこまで許されるのか。何をもってその罪は許されたと言えるのか。人間のエゴやそれのために引き起こる残忍な結末…
映像はかなり残酷で、私は苦手なので観ていられないシーンが多々ありましたが、人間の欲やエゴ、支配力などがうまく表現されていたと思います。また、情勢不安や麻薬の横行、人種差別など、南アフリカの厳しい現実も如実に描かれていて、私たちが日々を当たり前に過ごしていることのありがたさも、改めて痛感させられます。
2人の刑事が命懸けで闇の中に飛び込んで掴んだ事件の核心は衝撃的。決して後味の良い作品ではありませんが、最後に正義の一条の光が観えた気がしました。
先日観た映画「フルスロットル」の感想。


2013年11月に交通事故で亡くなったポール・ウォーカー主演のサスペンス・アクション。中性子爆弾を起動させ、デトロイトを破壊しようとするマフィアに対し、潜入捜査官と恋人をマフィアに誘拐された男というコンビが立ち向かう。共演は、体ひとつでビルをよじ登ったりする“パルクール”の共同創始者として知られるダヴィッド・ベル。

B級アクション映画なこの作品、とても面白く楽しめました。見所は何といってもアクションとポール・ウォーカー!ストーリー展開が予想通りなのかなっと思っていると裏切られ、騙されます。先の読みにくい構成になっているので飽きることはありませんでした。ラストのどんでん返しも圧巻で、上手く一本取られる爽快なエンディング。とてもスマートな終わり方で大好き。ほとんどスタント無しで挑んだと言われるゼロGアクションは一見の価値ありです。驚異の身体能力アクションに圧倒されます。

そして、今作は大好きなポール・ウォーカーの遺作。もうスクリーンで彼を観られないと思うと寂しい。もうこの世にいないのがとても残念。亡くなったことが未だに信じられません。相変わらずカッコ良かったし、あのはにかみ笑顔がたまらなく好きでした。