先日観た映画「羅生門」の感想。
芥川龍之介の小説「藪の中」を黒澤明監督が映画化。脚本は黒澤明と橋本忍。撮影は宮川一夫。出演は、三船敏郎、森雅之、京マチ子。1951年のヴェネチア映画祭で金獅子賞に輝いた巨匠、黒澤明監督の名作を、日米の共同作業によってデジタル復元。芥川龍之介原作のミステリー時代劇が鮮明な映像でよみがえる。
あっという間の88分。斬新な構成で、とても47日で作った映画とは思えませんでした。白黒なのにむせ返るような暑い空気や、直射日光のぎらつき、じめじめした雨の気持ち悪さも出ていて生々しくて色彩を感じさせる美しさで良かったです。
「本当のことが言えないのが人間だ。」というセリフが一番核心を突いているのかもしれません。真相は藪の中。人間ってみんな、嘘と真実を織り交ぜた世界に住んでいる。真実なんて、そこに居合わせた人間しか分からない。客観的真実を否定して、人間のエゴイズムを浮き彫りにしたエネルギッシュな作品は現在でも色褪せていません。日本映画が誇る不朽の名作です。
芥川龍之介の小説「藪の中」を黒澤明監督が映画化。脚本は黒澤明と橋本忍。撮影は宮川一夫。出演は、三船敏郎、森雅之、京マチ子。1951年のヴェネチア映画祭で金獅子賞に輝いた巨匠、黒澤明監督の名作を、日米の共同作業によってデジタル復元。芥川龍之介原作のミステリー時代劇が鮮明な映像でよみがえる。
あっという間の88分。斬新な構成で、とても47日で作った映画とは思えませんでした。白黒なのにむせ返るような暑い空気や、直射日光のぎらつき、じめじめした雨の気持ち悪さも出ていて生々しくて色彩を感じさせる美しさで良かったです。
「本当のことが言えないのが人間だ。」というセリフが一番核心を突いているのかもしれません。真相は藪の中。人間ってみんな、嘘と真実を織り交ぜた世界に住んでいる。真実なんて、そこに居合わせた人間しか分からない。客観的真実を否定して、人間のエゴイズムを浮き彫りにしたエネルギッシュな作品は現在でも色褪せていません。日本映画が誇る不朽の名作です。