今日は息子と映画を観てきました。

親と出かけるのを嫌がる反抗期の息子が、
珍しくついて来たよ~😄😄。
 
観に行ったのは
『シークレット・スーパースター』
世界的に大ヒットしているインド映画です。
 
 
やっぱりインド映画は毎度期待を裏切らないわ!
いや、今回はそんな言葉では足りないほど、
期待をはるかに超えてきたよ~爆笑
ここ最近観た映画の中では
間違いなくBestムービーです!
 
 
 
生まれ育った家庭の事情で
夢を叶えるどころか、
夢を見る自由さえ持たない
インドの女の子(14歳)。
カースト制度は法律で禁止されたとはいえ、
今も水面下では根強く残るインド。
家庭内では男尊女卑もまだまだ残っているようなんです…ショボーン
そんな環境の中で
「歌手になる!自分の歌を世界に届ける!」
という夢を温め続け、
夢に向かって一歩一歩踏み出していく少女と、
それを「ひそかに」支える母との愛の物語。
 
この「ひそかに」というところがキーなんですよね。
今の日本じゃ考えられないけど、
愛する子どもの夢を
大手を振って応援出来ない事情がそこにはある。
この母自身、
自分の運命を受け入れるしかなかった女性で、
少女からみたら地獄と思える母の家庭内での現状も、
ツライと認識できていないところが困りものぼけー
というか、ツライと思わないようにしている感じで、
当たり前だと受け入れることが一番平穏で幸せだと思っている。
 
私やったらあんな酷い結婚生活、絶対1日でケツまくるよ。
『ふざけんな~テメェ!』とブチ切れて、
家の中メチャクチャにして家出て行ったるよームキーッ
 
でも、そんな母も
自分の娘が運命に負けず力強く道を切り開いていく姿に
少しずつ影響されていくところが
この映画のもう一つの見どころです。
 
インド映画ということで、
まだまだ上映館も上映日数も少なく、
忙しい中なかなか簡単には観れないけれど、
少女の歌声も心に染みるので、
是非とも大きなスクリーンで観て欲しい作品。
泣かせるだけでなく、
芸達者なインドのスーパースター、
アーミル・カーンもめちゃくちゃ笑わせてくれます。
 
 
 
『夢は逃げない。逃げるのはいつも自分。』
最近、聞いたこの言葉。
すごく響いたこの言葉。
 
夢を見る前から『どうせ無理だし~』と
諦めてしまう息子に
もどかしく思っていた私だけど、
今日は人生の先輩としての
上からの助言ではなく、
横に並んで、同じ方向を見て、
応援メッセージが届けられた気がしますグッド!
 
あっ、この映画、
エンディングロール最後まで立たないでね。
楽しいオマケ付きだから〜ウインク