アルバニアの旅の続きを書きます。
今日は首都、ティラナのこと。
まずはアルバニア共和国の基本情報から
★面積は四国の1,5倍くらい
★言語 アルバニア語
★通貨はレク(Lek)
だいたい1レクー1円くらい。分かりやすいっ!
ちなみにユーロも使えます。
物価はめちゃくちゃ安いです。
例えばレストランでもビール150円くらい、
カプチーノも130円ほど…とにかく何でも安い。
ここでお金を使うのは逆に大変?
↓こんなサイトでも堂々3位に入ってました。
注意)ホテルだけは何故か普通に高いです。
★宗教はヨーロッパ唯一のイスラム国家
と言われているアルバニアですが、
(地球の歩き方情報によると)
・イスラム教57%、
・カトリック10%、
・東方正教系アルバニア正教7%
現在も特定の宗教を持たない人も
多いらしい。
宗教に対する考え方は
とてもユル〜イのがアルバニア流。
クリスマスも復活祭も断食明けも
等しく盛大にお祝いするそうです(笑)。
何だか日本人と似てますね。
そしてナント言っても驚きなのが
【1990年代半ばまで鎖国をしていた国】
という事実。
それも日本との共通点。
(鎖国をしていた理由や簡単な歴史は
こちらに書いてありました↓)
鎖国という言葉から私は勝手に
『なんとなく北朝鮮みたいな感じなのかなぁ』と
イメージしたりしてましたが、
訪れてみるとビックリ!
首都ティラナの街は想像と違いすごい都会でした!
↓スカンデルベグ広場にある銅像
オスマントルコからアルバニアの独立を勝ち取った
英雄だそうです。
↓官公庁街は景観地区なのかカラフルで
とても綺麗でした
【アルバニアはとても治安が良く安全である】
ということは、
パパ友であるアルバニア大使のジェルジから
出発前に聞いていたけれど、
実際、訪れてみたら本当に怖さは微塵もなく、
観光客の私たちも安心して街歩き出来ました。
アルバニアに来る前のイタリアで
“スリ”にビクビクしていたから
(うちのパパは以前、財布をスられた経験アリ)
アルバニアに来てから本当に緊張が緩みました。
↓こんな道の途中に銀行のキャッシュディスペンサーが
あることからも治安の良さが分かります。
↓ティラナ中心地のお洒落なカフェと公園
↓(下)ティラナを歩く息子と私
土曜日の午前だからか官公庁街は静かです。
(下)は私たちの泊まったホテル
『マク・アルバニアHOTEL』↓
お部屋はものすごく清潔で広々していました。
パパはもっとディープな街の一画の
昔からのアルバニアらしいホテルに
泊まりたがりました。
ですが、ここは譲れず!
女性にとっては泊まるホテルも旅行の楽しみの
大きな部分なのです…てへ
サービスも最高 !
1日目の夜、ホテルの部屋に戻ったら
支配人の名刺とともに(上写真)のような
フルーツやお菓子、ガスウォーターなどが
届けられていました。
いまだにナンデだったのか分からん(^_^;)
トイレットペーパーを補充してくれ…と
コンシェルジュにお願いしたからかなぁ…???
クレーマーと思われたかも…
私がとても驚き、1番伝えたいナと思うのは
【アルバニア人はとてもフレンドリー!】
だということ。
アルバニアではアジア人の観光客は珍しいらしく、
街中でもホテルでも
『チャイナ?コリアン?ジャパン?』と
気軽に話しかけてきてくれます。
『ジャパン』と答えると、
『ジャパン〜?! アリガト、コンニチワ!』
と知っている日本語を言って
すごく歓迎してくれました。
日本を好きでいてくれることは
あちこちで感じました。
↓(下写真)お店を写真で撮っていたら、
店員のお兄さんが『イェ〜イ』と
ポーズを取ってくれました(≡^∇^≡)。
奥の店員さん、見える?
(下写真)花売りの可愛いおばあちゃんも
カメラを嫌がりもせず、笑って声をかけてくれました。
表通りを1歩裏に入ると少し古い建物もあり、
違う顔も見えます。
街中には
この国が辿った歴史を物語る建物も残されています。
↓(下写真)トーチカと呼ばれる防空壕。
75万個も作ったというトーチカは
郊外にはあちこちにあるそうですが、
現在は少しずつ壊されていってるそうです。
この写真は街中に記念に置いてあるトーチカで、
中は資料館のように写真が飾られていました。
(下↓)は共産党独裁者エンヴェル・ホッジャが
生前に作った自分のお墓だそうです。
一時期はホッジャ美術館として使われていましたが、
1991年に共産主義体制が崩壊すると同時に、
美術館としての機能も停止。
現在は落書きだらけの子どもの遊び場になっています。
ティラナの街を歩いて思ったことは
鎖国が解け【今、急速に発展している国】
だということ。
街にも人にもすごいパワーを感じました。
夜の11時過ぎくらいでも
人が街中にも店にも溢れてるんですよ!
そして、実際に会ったアルバニアの人に
対しての感想はこれ↓
『ナンデこんなにお茶ばっかりしてるんだろう?』
とにかくお茶好き、人好き、話好き。
街を歩けばオープンカフェだらけで、
どこもかしこも満員。
テラス好き、お茶好きの私は
めっちゃ合ってる〜!ここ住める〜!
と思っちゃいました(笑)。
この日は、グレン君一家と離れ、
自分達だけでティラナの街を散策していたのですが、
ナント、
横断歩道でグレンパパとグレンママにバッタリ!!
東京ほどでないにしろ、
広いティラナの街で何という偶然!
向こうも『I can't believe it !!』と大声で叫ぶほど
驚いていました。
夫婦二人で散歩がてらお茶を飲みに来たそうです。
で、やっぱり一緒にお茶!↓
やはりこのファミリーとは特別な縁を感じました。
次は、グレン一家に連れて行ってもらった
『世界遺産のベラト』について書きますね。