昨日は息子の小学校の卒業式でした。
楽しい事も辛い事も色々あった小学校生活。
パパと私の方が晴れ姿を見てウルウルきてたのに、
当の本人はケロっとして友達と大はしゃぎ…。


『君たち冷めてるよね~。ママなんか自分の小学校の卒業式は泣きまくって目がパンパンに腫れてたよ~。ママの時代はほとんどみんな同じ中学校に行くから、また全員中学で顔を会わせるのに、なんかもうこの学校に来る事はないんだなぁ…って思ったら涙、涙しょぼんだったよ』
と息子に言ったら、
『ここ数日の式の練習ではわりとジーンときてたんだけど、本番は全然実感なかったよ。リハーサルやり過ぎたんじゃね?』
と、これまた今の子らしい冷めた口調で…まったく( ̄ー ̄;。

でも、夜寝る前になって突然ポツリ。
『ママ、本当にボクあの小学校にもう登校しないのかな…』と。

『当たり前やん!なんぼアンタが勉強嫌いでもな、「結介くんだけもう一回6年生をやってもらいます」なんて留年はないねんで。良かったな~!今日で小学生は終わりよ!』
と、今度は私が冷めきった返事をしたら、突然に顔をゆがめて
『このランドセルも…この制服も…もう使わないんだね。なんかボク寂しい…』
とヒクヒク泣き出して…。
寝る前にいつものように時間割りを合わせようとして、もう必要ないと気づき、急に卒業した実感が湧いてきたみたいです(笑)。


ところで、今日は卒業式の後、
夕方からは近所のレストランを借り切って
父兄と子供が集まってのお別れパーティーをしました。

“夢”をテーマにしたこの会では
バレリーナ志望の女の子や、ダンサー志望の男の子に
普段頑張って練習してる踊りを披露してもらったり、
楽器が得意なお母様にサックスを吹いてもらったり。

そしてスペシャルゲストとして、
あるお母さんの紹介でプロのマジシャンの方が
わざわざ子供たちにマジックを見せに来てくれました。
マジックセラピストのMatty マティーさん。
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目の前で見ても後ろから見ても
トリックを見破ることの出来ない
本当に不思議なマジックの数々…。
子供たちは目をキラキラさせてかぶりついて見ていました。

マティーさんはこんなにイケメンなのに
もともと人と喋ることが苦手で、
ましてや女の子と喋る事なんて全然出来なくて、
鏡に映る自分も大嫌いだったそうです。
そんな自分を変えるきっかけとなったのが、
マジックとの出会いだったのだそう。

親が一生懸命に話しても、
反抗ばかりしてなかなか素直に受け取らない
難しい時期の子供たちに、
マティーさんはマジックを通してさりげなく
教えてくれました。
“人は変われるんだ”ということ、
“出会いの大切さ”
そして
“努力すれば夢は叶う!”ってこと。

子供たちに届いたかな。