ご心配をおかけした首の痛み…治りましたチョキ
それにしても今回は時間がかかった…。
たぶん年齢を重ねて、骨も筋肉も弱ってるんですねぇ(>_<)
これからは若い時みたいに無茶をしないよう
身体を労って行動します(;^_^A!

さて全然、話しは変わりますが、
皆さんは『江戸しぐさ』って知ってますか?
(私はこの年まで生きてて初耳でしたあせる

昨日、息子(6年生)が道徳の時間に
習ってきて教えてくれたものなんだけど、
息子が面白がってた…というか、
私自身、ちょっと感銘を受けたので
紹介しますね。

まず『江戸しぐさ』とは
江戸商人のリーダーたちが築き上げた、
上に立つ者の行動哲学で、
今風に言えば「公衆マナー」や
「コミュニケーション・スキル」と
いったところらしいです。

(以下「江戸の粋(いき)☆江戸しぐさの種類
       NEVERまとめ」から引用)

【はいはいの修養】
まずハイと返事をして、人の意見を聞きなさいということ。

「はいはいの修養、いかがの注意」といって、まずは人の意見を聞きその内容をじっくり吟味して、もし疑問や意見があれば、この点はいかがでしょうかと伺いをたてなさい。


【もったい大事】
物を大切に最後まで使うこと。

いわゆる「もったいない」の精神。日本で生まれて世界中の注目を浴びた考え方


【七三の道】
道のど真ん中を歩くのではなく、自分が歩くのは道の3割にして、残りの7割は他の人のためにあけておくこと。


【ロクを利かす】
第六感を磨く事
五感を越えた第六感、つまりインスピレーションが大事ということ。


【打てば響く】
気配りをして、即行動する機敏さが尊ばれること。

太鼓が打てば、即、音が鳴り響くように、人も機転の聞いた答えが帰ってくるのがよいとされます。


【横切りしぐさ】
人の前を横切るときに手刀を振って歩くこと。


【時泥棒】
断りなく相手を訪問し、または、約束の時間に遅れるなどで相手の時間を奪うのは重い罪にあたるということ。


【陽に生きる】
人生はプラス思考が大事という事。
朝起きたら太陽に手を合わせ、前向きに陽気に生きるのが大事。


【聞き上手】
相手の目をじっと見て体を乗り出すようにして聴き、時には相槌を打つ。
知っている話でも「知っている」などとは言わず、興味深そうに聞く事が大事ということ。


【三脱の教え】
「年齢・職業・地位」にとらわれるなという意味。
「士農工商」などの身分など関係なく、また知ろうとしないのが江戸人の心意気。


【死んだら御免】
約束した以上、命ある限り約束を果たすのが当たり前という覚悟。
子供の頃に「指切りげんまん。嘘ついたら針千本飲ます」っていうの覚えていませんか?
その後に「死んだら御免」って続くらしいです。

【お心肥やし】
自分の心を常に豊かにするよう心掛けること。


【念入れしぐさ】
念には念を入れて行動すること。


【逆らいしぐさ】
「しかし」「でも」と文句を並べ立てて逆らうことをしない。年長者からの配慮ある言葉に従うことが、人間の成長にもつながる。

【束の間つきあい】
渡し舟でたまたま乗り合わせた人にも仏頂面をせず、和やかに挨拶をかわして、 軽く会話を楽しむこと。


【うかつあやまり】
相手に非があったとしても、「すみません、こちらがうかつでした」と自分が謝ることで、その場の雰囲気をよく保つこと。

【肩引き】
人ごみですれ違うとき、お互いに肩を引いて体を斜めにして通り過ぎること。


【傘かしげ】
雨の日に往来ですれ違うとき、お互い傘を外側に傾けること。
お互い傘を傾けてちょっとずつ濡れ合うという、いわば痛み分けの精神。

などなど…(他にもたくさんありましたヨ)
どれもこれも
当たり前といえば当たり前のことばかりなんだけど、
私自身、あらためて問われると
ハッ汗とさせられることがいくつかありました。

何が嬉しかったグッド!って…
現在、反抗期真っ只中の息子が
『ママがいつも言ってることいっぱいあったよ~』
と言って江戸しぐさを素直に受け入れて楽しんでいたこと!
『僕、最近、“でも” “だって” ばかりで
いつもママに怒られてたもんな~(笑)』
ですって!
おぉ~ヾ(@°▽°@)ノ!
この笑顔!この素直さ!
久しぶりやんかぁ~嬉しいやんかぁ~にひひ

そして昨夜、習い事へのどしゃぶりの道中、
さっそく、【七三の道】【傘かしげ】を
自ら実践しておりました。

親からのお小言(同じ顔、同じ声、同じ言い方)では
全く響かなかった教えも、
他の人や、本や、こういった格言(?)のような言葉からは
スッ~と素直に受け入れたりするもんなんですねぇ。

江戸しぐさに感謝!
道徳の授業に感謝!でありますニコニコ