カウンセラー菊井ちえ子です
先日からのニュースのひとつに、ジャーナリストの安田氏解放がありました。
解放に関することは色々言われていることがありますが、
その奥様が解放をしった瞬間、日本に帰ってこられたときに流された涙や言葉を聞くと
3年間もの間、紛争地で人質となった夫を待つ妻の気持ちは、
どれほど不安だったのかと思うと同時に本当に安田氏を愛しているんだな〜ということも感じました。
夫を愛する妻の気持ち、結婚生活が長くなればなるほど
自分の愛する気持ちさえ、わからなくなっていることもあるでしょう。
それが日常生活を伴う結婚というものかもしれません。
愛があるのが当たり前と思っているつもりはないのでしょうが、
日々の暮らしというものは どうしても愛情を感じにくくしてしまうという性質があるのかもしれません。
日々の暮らしというよりも、忙しさがそうさせると言ったほうがしっくりくるのではないでしょうか。
忙しいという字を「心が亡くなる」とはよく言ったものですが、
夫婦にとっての日常の忙しさというものは、夫婦の心、愛情を感じにくくさせてしまうのでしょう。
そして、そんなところからの不倫・・・夫は、不倫という媚薬のおかげで心を刺激され愛情を感じていると錯覚しはじめます。
そんな夫を見て、妻は確かに自分の中にあった 愛情をもう一度感じるのです。
(愛情を感じるまでには、紆余曲折あるのですが・・)
修復という大きな課題にむけて、自分の気持ちをどう支えるのか、また夫の気持ちをどう知るのか・・・
最終的に一番大切なのは自分の気持ち、だけど夫の愚行は許せない、そんな2つの気持ちの葛藤
こんな夫だけど、と夫の許せないいくつもの出来事の量と、
自分がやっぱり夫を愛している、という2つの気持ちを量ってみて、愛しているんだという気持ちでこれからを支えることができるのか、それとも もうこれ以上は許せないという気持ちの方が大きくなってしまうのか、これも1つの判断基準でしょう。
そして、愛しているけど、もう一緒にいられないという選択もあったり、愛を感じているのかわからない、だけど夫婦にはこだわりたいという選択、夫婦の未来の形は本当に様々です。
ちょうど昨日、この最後の夫婦にはこだわりたいと言われた方がお越しになり、
「まだまだ円満には暮らせていない、けど この形がこれからどう変わるのか、このままかもしれない、それでもそれが私たち夫婦の形なのかなと思っています」という言葉がありました。
そしてとても印象的だったのが「夫が、まだ嫌味を言ったり、『出て行け!』と言ったりします、でもこんな言葉を言うのは この人は 私のこと好きなんだなと思っているんです」という言葉でした。(これは、きっとカウンセリングを受けたからこそ言える言葉でもあるんですよね・・)
その言葉には 妻の「これからも夫婦で生きていく」という覚悟や強さを感じました。
修復したい、修復のために必要なことは何か、が不倫からの夫婦問題の大きなテーマになるのですが、
このテーマを通して得られる自分は結果的に どんな道を選んでも大丈夫な自分にもつながっているということも感じます。
特にこの方の言葉を通してそんなことを再確認した気持ちになりました。
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