カウンセラー菊井ちえ子です
日差しが、春を感じるようになってきましたね。
まだまだ寒いな〜と思うこともありますが、季節は確実に春に向かっているんだな〜と思います。
不倫について、日々いろんなことを書いています。
夫の気持ちやその裏にある心理、どうしても避けることができない現実、そして妻の深い悲しみや、傷つき、そして今までの生き苦しかった人生も、もしかしたら夫婦問題に何かしらの影響を及ぼしているのかも・・・などなど、視点は様々なところからですが、そんな記事を書きながら、一番罪深いと感じること、それが不倫の末の妊娠、じゃないかと思えます。
そこには、何の罪もない命が、あえて罪を背負ってこの世に生まれてくるという気がしてなりません。
不倫夫、不倫女性にとっては どうしよう？とまず困惑からはじまる出来事、そのことを聞いた妻は、耐えられない苦しみがはじまります。
そして何よりも、夫婦に子供がいた場合、その子にとっては何の因果でこのような目に合わなくてはならないのか、という出来事になるでしょう。（例えば、一人っ子でもう兄弟がない、という時にその子が何らかの・・というお話もあるかもしれません、でも、多くの場合はそうではないでしょう）
その子の存在があることで、父親がいなくなるかもしれない、その子の存在で将来的に相続するべき財産の権利が犯されてしまう。その子の存在で、自分はいったい何なのかと考えることになる・・・そして、その不倫によって授かった命には、何の罪もないのに、生まれるときから父親がいない子になるかもしれないし、自分の出生で傷つく人がいた、ということを背負う人生がはじまるのです。
もちろん人生は、選んで生きられるものでもありません。どうして、私はこの家に生まれてきたんだろう、というのは誰しも1度や2度はあるものかもしれません（そう思えない人は 本当に幸せだな、と思います）
でも、あえてそのような人生を歩ます命を、わざわざ自らの行為によって引き起こすこと、その罪深さはどれだけのものか・・と思うのです。
どうして、不倫がいけないと言われるのか・・・
好きになったんだから仕方ない、そう言われれば仕方ないという見方もあるでしょう。でも、その二人に命が授かったとき、「おめでとう」と言われない、言えない関係にある、ということは倫を外しているからなのです。歓迎されない妊娠になってしまうのです。
不倫するなら妊娠しにように というわけではありませんが、不倫がもたらす罪というのは、今いる妻や子供だけでなく、まだ見えない命をわざわざ傷つけることにもつながっている、そんなふうに思うと どれだけ罪深いことなのかと思えてならないのです。
確か・・・タレントの野沢直子さんが自分の異母姉妹を訪ねるという番組がありましたが・・それは彼女が全てのことを受け入れて、の結果だったからでしょう。誰もがそうなれるわけでもないですし、そのために苦しむ人がいるのが現実なのですから・・・・
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