2月26日は「二・二六事件」の日です
昭和11年 1936年 2月26日 陸軍の皇道派青年将校が
下士官を率いて政治改革を目指し起こしたクーデター事件
内大臣斉藤実、蔵相高橋是清、教育総監渡辺錠太郎らを
殺害、国会議事堂 首相官邸周辺を占領したが事態は一転
鎮圧へと向かい数日で終息す
折しも此の日は三日前から降り続いた大雪が残る中での
事で反乱行動が終わり一時間後の8時頃から又 大雪となり
当日は最高気温0.3度 最低気温-2.2度 極寒の一日でした
因みに歴史上の雪の三大事件といえば
赤穂浪士討入り 1703年 元禄15年
桜田門外の変 1860年 安政7年
二・二六事件 1936年 昭和11年
気象観測のない元禄や安政では正確さは定かではないが
史実によるドラマ等では必ず雪の設定ですね
雪って描かれる背景により色んな事を思わせてくれます
幸福感も 充実感も 悲壮感も 空虚感も
頻り頻るこれ俳諧の雪にあらず
中村草田男 句 俳人
しきりしきる これ はいかいの ゆきにあらず
雪=晩冬の季語
頻り=むやみ やたら ひっきりなし
作者はこの降り頻る雪は俳諧の雪月花ではないと詠じ
憤慨しているのではないか
近隣の仏心寺の梅です
2月24日撮影ですが連日の雨と暖かさで散り始めでした