先週フルファネルマネジメントのリリースをさせていただきました。
ここ数年データビジネスに大きく舵を切り様々なデータホルダーの方と
提携させて頂いています。
その一番の理由はオフラインのデータの重要性です。
アドテクという文脈ではオンラインで完結するクライアントに対しての
ソリューション提供がメインでしたが
当然ながらオンラインというのは購買の一部であり
オフラインの購買市場ははるかに巨大です。
またTVCMなどのブランド予算は巨大であり
それらの予算投下はオンライン、オフライン共に
購買に対しての影響度は大きいです。
川上のブランドリフトと川下の刈り取りCPA
そして販売チャネルとしてのオンライン、オフライン。
これらの効果計測は全て分断されています。
別な論点として広告予算が刈り取りに偏重しすぎているという課題も年々大きくなっています。
多くのクライアントは新規顧客の獲得に頭を悩ませています。
その原因は効果計測が分断されているために効果的な打ち手が見いだせにくいと
いう事かと思います。
このように断片化された施策と計測を一つにまとめることを
フルファネルマネジメントで目指して行きます。
そのための武器は二つです。
一つは膨大なオンラインデータとオフラインデータ。
そしてこれらを一つのIDで繋げる事。
二つめはAIです。
膨大なデータを集めそれをAIで解析することで色々な
ブレークスルーがこれから生まれて行くと思います。
すでに医療の世界ではワトソンが難病の病名をわずか10分で見つけて医師に
指南するなど人間では不可能な実績が出始めています。
マイクロアドとしてはマーケティング領域でこの様な
新しいブレークスルーを生んで行きたいと思います。
決して簡単なことではありませんが一つ一つピースを
埋めて行くことで確実にたどり着けるはずです。
すでにいくつかの面白い結果が見え始めています。
テクノロジーによりマーケティングの世界を大きく変えていくこと。
それをフルファネルマネジメントで実現して行きます