菊花賞は3年連続関東馬の勝利となるのか? | ウマブロbyアミュレット

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先週はリバティアイランドが秋華賞を勝利して眩しく輝く牝馬三冠を達成。次走はジャパンCに参戦と、今度はイクイノックスを倒して世界一の称号を手に入れようとの目論見か。3歳牝馬は斤量的にも有利だし、オルフェーヴルを弾き飛ばして勝利したジェンティルドンナを思い出します。

今週は、そのオルフェーヴルも勝利した菊花賞。彼は皐月賞、ダービーを制した2冠馬で、前哨戦の神戸新聞杯も制して臨んだ菊花賞で見事勝利した馬でもありました。

今年は皐月賞を勝利してダービー2着のソールオリエンス、皐月賞2着からダービーを制したタスティエーラが2冠目を獲得すべく揃って出走となりました。どちらかが勝つのか?

神戸新聞杯を勝利して、春とは別馬!? な力を見せたサトノグランツが最後の1冠を手に入れるのか?

そんなこんなで、菊花賞出走馬の気になるところを……。

 

1番トップナイフ……デクラレーションオブウォー×ビーウインド/スピニングワールド、半兄にステラウインド。昆厩舎。収得賞金は5700万円。

ここは12戦目で、前走は札幌芝2000m(稍重)の札幌記念で9番人気2着。

新馬戦は札幌芝1800mで3番人気6着、2戦目は同コースで1番人気も3着からの距離延長の2000mを3番人気で勝ち上がった。

5戦目の萩Sを6番人気で勝利してからは勝利していないが、2-2-2-7-14-2着の成績で、7着は皐月賞、14着はダービー。

新馬戦から3戦は横山和生騎手だったが、4戦目からは横山典弘騎手に乗り替わり、前走は久々に和生騎手が手綱を取った一戦だった。

レース後コメントは「狙い通りでしたが、相手が悪かったです」というもの。勝ったのは川田騎手騎乗のプログノーシスだった。

今回は再び横山典弘騎手に乗り替わり。

ホープフルSは逃げたもののドゥラエレーデにゴール前で交わされてハナ差の2着。

ここのところ逃げる競馬はしていないが、1枠1番ということで、思い切って逃げたりするか?

土曜日の横山騎手は、11R・富士Sのダノンタッチダウンで逃げて11着、12Rのアームテイルで逃げて7着。

日曜日も逃げるとの示唆か、それとも逃げると見せかけて実は逃げない作戦(なんの?)なのか?? ものすごく気になるのだが、コレ前に行きたい陣営は気にならないのでしょうか? まぁ気にしても仕方のない騎手だしなぁってところなのかもしれませんが。

 

2番ウインオーディン……エピファネイア×ピエナビーナス/フジキセキ。コスモVF生産馬。ウイン。鹿戸厩舎。収得賞金は1000万円。

ここは8戦目で、前走は中山芝2200mのセントライト記念で10番人気6着。ソールオリエンスの後ろにつけて、同馬が3-4コーナーで上がっていくのに付いて行く形も直線で離されての6着だった。外を回って差し切れると思っていたのか、それとも今後に向けてソールオリエンスをマークして後ろから行ったのか知らないが、結果は厳しいものだった。

その前は新潟芝2200mの阿賀野川特別で1番人気2着。勝ったのは2番人気のリビアングラス。

騎乗した三浦騎手のレース後コメントは「ペースが落ちついたところでうまく上がって行けました。勝った馬はしぶといです。最後は離されました」というものだった。

新馬戦は6番人気で5着だったが、2戦目に再びの新潟芝1800mで2番人気1着。3戦目に新潟2歳Sで3番人気2着。と馬券に絡んだのは全て新潟だったりする。

新馬戦から三浦騎手の継続騎乗で、共同通信杯のみ横山和生騎手。

三浦騎手といえば、やっぱりイメージ的には中山ダート1200mとか東京芝1400mとかで馬券を買いたい騎手。

京都芝3000mで初GⅠ制覇とか想像できなかったりするけれど、それならそれで面白い?

とにかく枠なりに内で流れに乗ってください。

 

3番シーズンリッチ……ドゥラメンテ×エバーシャルマン/ハーツクライ、半姉にエバーシャドネー、母の半兄にカレンマタドール、半弟にサトノマックス。ノーザン生産馬、久保田厩舎。収得賞金は2400万円。

ここは8戦目で、前走は阪神芝2400mの神戸新聞杯で7番人気10着。

騎乗した角田大河騎手のレース後コメントは「ペースが落ち着いて瞬発力勝負になり、この馬のスタミナを最大限生かすのが難しかったです」というもの。

2戦目に勝ち上がり、5戦目の毎日杯を5番人気で勝利してダービーに出走するも14番人気7着。

5戦目の毎日杯は角田大河騎手での勝利だったが、ダービーでは戸崎騎手に乗り替わり(戸崎騎手はもともと新馬・2戦目で騎乗していた)、今回は前走に続いて角田騎手の継続騎乗。ということは、関西圏では角田騎手が騎乗するってお約束か。

シーズンリッチでの毎日杯が同騎手の重賞初勝利、菊花賞に騎乗するのは今回が初めてとなる。初重賞勝利の馬で初GⅠ勝利とか、そうなったら相当メデタイことで、超スペシャルな相棒ということになるのだが……勝てば角田晃一調教師との父子での菊花賞制覇となる。将来的にはあるかもしれないけど、今年そんなミラクルが起こったりする!?

 

4番ダノントルネード……ハーツクライ×シーウィルレイン/Manhattan Rain。ノーザンF生産馬。中内田厩舎。収得賞金は1500万円。

ここは6戦目で、前走は新潟芝2200mの日本海Sで2番人気8着。勝ったのは1番人気のドゥレッツアだった。

セレクトセールの超高額馬で、この厩舎でこの馬主ってことで、新馬戦は川田騎手を背に2番人気で勝利。ハナ差2着は1番人気のシャザーンだった。

この時の川田騎手のコメントは「強い馬がいると目一杯走らざるをえない競馬になります。大きなハナ差ですね。勝ち切ったことでゆっくり疲れを癒して、次に向かえればと思います」というものだった。

で、2戦目の紫菊賞は1番人気で2着。この時は「リズム良く走り、精一杯の走りは出来ています」というレース後コメントだった。

で3戦目はイーガン騎手に乗り替わって2番人気2着、京都新聞杯は西村騎手で2番人気2着、からの前走。

今回も西村騎手の継続騎乗で、弱い馬とも思わないけど今後に期待という感じ。川田騎手が早々にこの馬を手放してるというか、この馬じゃなくてサトノグランツに騎乗してるってことは、まぁやっぱりサトノグランツには勝てないんじゃないかとは思いますよね?

 

5番パクスオトマニカ……ヴィクトワールピサ×ディープラヴ/ディープインパクト、半姉にディヴァインラヴ、半兄にワープスピード、母の半弟にサンデーウィザード、ドゥラモンド。ノーザンF生産馬。久保田厩舎。収得賞金は2100万円。

ここは9戦目で、前走は新潟ダート1800mのレパードSで、6番人気15着。

6戦目のプリンシパルSで2番人気1着となり、ダービーに出走したが17番人気で13着だった。

プリンシパルSで騎乗した田辺騎手のレース後コメントは「ダービーの優先出走権は1着馬だけなので、ホッとしました。前回は控えて良い競馬をしましたが、その時は躓いて後手に回りました。本来はスタートが上手ですし、今日は出た感じで流れに乗せていこうと思いました。ペースを緩く出来て、脚が溜まって直線へ向かうことができました。(日本ダービーの2400mは)まだ走ったことのない距離ですが、先手が取れる武器があるので、強みを活かして頑張って欲しいです」というものだった。

ダービーでも逃げたのだけど、さすがに逃げ切ることは叶わず。秋緒戦というか夏真っ盛りの新潟でダート重賞で惨敗しての菊花賞出走ってのも、元々のプラン通りのローテということとは考え難く……。

5戦目のスプリングSから田辺騎手に乗り替わり継続騎乗。

昨年はアスクビクターモアで菊花賞を勝利して、今年も勝てば、菊花賞連覇な上に、阪神と京都での菊花賞勝利になるし、前走ダート出走馬の菊花賞勝利はおそらく初だろうし、もしかしたら再びビリ人気でのGⅠ制覇(ビリ人気馬でのGⅠ2勝ってなんかスゴイな)とか夢がどんどん勝手に膨らんでいくのですが。

半姉のディヴァインラヴは菊花賞でタイトルホルダーの3着だし、父ヴィクトワールピサは菊花賞には出走してないけど母父のネオユニヴァースだって菊花賞3着だし(それを言ったらディヴァインラヴの父エピファネイアは菊花賞馬だったりするけど)……ヴィクトワールピサ産駒の菊花賞で田辺騎手といえばアサマノイタズラで5番人気9着ってのがあるんだけど。ヴィクトワールピサなら京都が合わないとも思えないんだけどなぁ。逃げるというより、3-4コーナーでグインと先頭に立って……今更ですが、ヴィクトワールピサは何故菊花賞じゃなくて凱旋門賞に行ったんですかね?

 

6番リビアングラス……キズナ×ディルガ/Curlin、半姉にドリームアゲイン。矢作厩舎。収得賞金は1500万円。

ここは6戦目で、前走は新潟芝2200mの阿賀野川特別で2番人気で1着。逃げ切って勝利した。

騎乗した吉田豊騎手のレース後コメントは「返し馬で乗りやすく操縦性があると思いました。スタートはうまく出て、外の馬がおさえていたのでハナに行きました。あまりスローに落とさず自分のペースでリズム良く走りました。距離が伸びても良さそうです。楽しみです」というものだった。

なんだけど、今回は坂井騎手に乗り替わり。まぁ矢作厩舎の馬だしね。吉田豊騎手もパンサラッサでドバイターフとサウジCのGⅠ勝利してるんだけど、そこは仕方ないよね。(なんて言ってたら東京1Rを10番人気のメイプルタピットで勝利しましたね)

ってことなんだけど、坂井騎手は新馬戦で1番人気で4着。2戦目から鮫島克駿騎手で3戦して1-5-7番人気で1-1-3着。で、前走吉田豊騎手なので、坂井騎手では勝利が無いのです。ってか、矢作厩舎の馬では人気より着順が下になることの方が多いようなイメージだったりもする。もっとも人気馬が多いってことでもあるだけで、今回は上位人気ってことでもなさそう……いや穴人気しちゃうかもですが……是非頑張って逃げて頂きたい……行こうと思えば、行けなくもない枠だと思われるし。内にトップナイフ とパクスオトマニカ がいるのでどうするのか。この3頭で仲良くスローで行くとかまさかねぇ? ということで、行くからには思い切ってという感じでしょうか?

キズナ産駒といえば、ディープボンドが7番人気で4着。

でもってキズナ産駒で矢作厩舎で坂井騎手といえば、バスラットレオンですね。

やっぱり思い切って逃げるのでしょうか??

ちなみに阿賀野川特別といえば、2008年にオウケンブルースリが1番人気で1着し、神戸新聞杯で2番人気3着して菊花賞を1番人気で勝利。

2017年に2番人気で勝利したポポカテペトルは菊花賞で13番人気で3着(不良馬場ではあったが)、2018年に2番人気で1着のユーキャンスマイルは菊花賞を10番人気で3着している。

ちなみに3頭ともにノーザンF生産馬で、オウケンブルースリは継続騎乗、他の2頭は乗り替わりだが、過去に騎乗して勝利経験のある騎手だった。もっともノーザンF生産馬で1番人気1着から菊花賞に臨んだホウオウサーベルとセレシオンは継続騎乗で着外でしたけどね。

ということで、アタマはどうかも、逃げればしぶとそうだけに、どこまで踏ん張れるかというところでしょうか?

 

7番タスティエーラ……サトノクラウン×パルティトゥーラ/マンハッタンカフェ。ノーザンF生産馬。キャロットF。堀厩舎。収得賞金は2億2100万円。

ここは6戦目で、前走はダービーで4番人気1着。2着馬はソールオリエンス。

その前は皐月賞で5番人気2着。勝ったのはソールオリエンス。

なので春のクラシックはこの2頭が1-2着を分け合う形。

皐月賞は抜け出したもののソールオリエンスが外から飛んできて刺されてしまったが、ダービーは凌ぎ切ったというか、レーン騎手がさすがの騎乗だったというか。

新馬戦はムーア騎手で勝利して、福永騎手の共同通信杯はえっとそれはどういうことでしょうかの4着、弥生賞は松山騎手を背に3番人気で勝利、皐月賞は5番人気で2着するも続くダービーでは松山騎手は新馬戦から騎乗していたハーツコンチェルトに騎乗して、この馬はレーン騎手に乗り替わってめでたくダービー馬となったわけです。

で、今回はモレイラ騎手に乗り替わり初騎乗。

ノーザンFというかキャロットF2頭出しで菊花賞ということを考えたら、ドゥレッツァよりこっちの馬にルメール騎手なんじゃないかと思ったりもしますけど、堀厩舎は短期免許の外国人騎手>ルメール騎手ってイメージですからね。もっともドゥレッツァだって目下4連勝中と勢いはありますから、別にどーこーいうことでもないんでしょうけど。

休み明けで3000mを走るってどうなのってこともあるのか、現在2番人気。あぁもうダメかもと思ったところから最後の力を振り絞ってもう一踏ん張りさせるのが騎手の力であるならば、そこはやっぱり騎手の腕がものをいう世界かと。

とにかくテン乗りでレーン騎手がダービーを勝ち、再びテン乗りでモレイラ騎手が菊花賞を勝ったりしたら、それもまた面白いということでしょうか。

 

8番サヴォーナ……キズナ×テイケイラピッド/スニッツェル。収得賞金は2600万円。中竹厩舎。優先出走。

ここは11戦目で、前走は神戸新聞杯で10番人気2着。

騎乗した池添騎手のレース後コメントは「もともとスタートの一歩目が速くない馬で、今日もそれほど速くありませんでした。でも二の脚でスッと好位のポジションを取れました。正直ポジション的にはファントムシーフの後ろで絶好のポジションでしたし、流れもいい感じで行けたので、直線に向いた時にはバッチリと思い直線追い出しました。勝ったと思った瞬間、一歩で返された感じです。それでも一夏越して身体もしっかりしてきました。ただまだちょっと福島を使った後、間隔が空いているので緩さがあります。でもこれで良くなってくるでしょう。成長面では上積みの余地がまだまだあると思います。今日はあと一歩のところまで来てくれて、春クラシックを走っていた馬と対等のレースができたので、これからまた楽しみになったと思います」というもの。

関西馬だが、新馬戦は中山芝1800mで8番人気5着。この時は池添騎手だったが、乗り替わりとなり、5戦目に再びコンビを組んでのゆきやなぎ賞で3番人気2着、続くアザレア賞で1番人気1着。青葉賞で7番人気6着後のコメントで「ポジション的にはまずまずでしたが、現状、体が緩くて伸び切れませんでした。まだ緩さがあって成長途上ですから、これからの成長に期待したいです」と語っていた馬。

ここが完成形ではもちろんないだろうが、前走に続いて再び穴を開けるだろうか?

 

9番ノッキングポイント……モーリス×チェッキーノ/キングカメハメハ、半妹にチェルヴィニア、いとこにサブライムアンセム、母の全兄にコディーノ。ノーザンF生産馬。サンデーR。木村厩舎。収得賞金は3850万円。

ここは8戦目で、前走は新潟芝2000mの新潟記念で2番人気1着。

新馬戦は東京芝1600mで1番人気1着、2戦目のサウジアラビアRCは1番人気で4着。

このレース後コメントで騎乗したルメール騎手は「直線ではギアアップしてくれませんでした。ジリジリという感じになってしまいました。走り方は綺麗ですが、長い距離の方が良いみたいです」と語っていたが、4戦目に同コースで3歳1勝クラスを勝ち上がった。

毎日杯で2着となり、ダービーに出走。15番人気で5着。ダービーから北村宏司騎手が騎乗しているのだが、この時のレース後コメントは

「馬は良い仕上がりでした。テンションは力が入るところはありましたが、我慢はできていて、レースもコントロールができる感じでした。リズムはよかったです。勝負どころは他より半拍置かれる感じはありましたが、持続的に脚を使いました。良い仕上がりで、よく頑張りました」というもの。ってことは一瞬のキレはないけど、長く脚を使えるということですね。

モーリス産駒で3000mの菊花賞でどうかというところだが、モーリスの父スクリーンヒーローは天皇賞・春で大敗してるものの母方はカーネギー×モガミでメジロの馬だし、底力はありそうな?

ところで新潟記念を勝利して菊花賞に出走した馬といえばブラストワンピースがいるのですが。新潟記念は、奇しくも同じダービー5着からの出走で1番人気1着。なんだけど、この馬はダービーでは2番人気だった。で菊花賞は1番人気で4着。

ノッキングポイントが菊花賞で1番人気になることはないだろうけど(現在10番人気)、ルメール騎手じゃなくて北村宏司騎手が騎乗してるってことも多少は人気に影響するよねって考えると……いやいや菊花賞で勝利した時のキタサンブラックの鞍上は北村騎手だったんだと。だからなんだということですが、もしかしたらお得かもよ?

 

10番マイネルラウレア……ゴールドシップ×マイネボヌール/ロージズインメイ、半兄にマイネルウィルトス。BRF生産馬。ラフィアン。宮厩舎。収得賞金は1600万円。五大競走追加登録。

ここは6戦目で、前走は阪神芝2400mの神戸新聞杯で6番人気8着。

新馬、若駒Sを連勝して臨んだ皐月賞は11番人気14着。

京都新聞杯に出走して3番人気5着となり、休養に入り、前走が秋緒戦だった。

父ゴールドシップは神戸新聞杯を1番人気で勝利して、菊花賞は1.4倍の1番人気で勝利。

いくらゴールドシップ産駒だからといって、追加登録料を払ってまで出走するには心もとない戦績なのだが、それでも出走するというのは、なんかものすごいヒミツというか自信があってのことなのでしょうか?

岩田望来騎手に乗り替わり初騎乗。

あまり話題になっていないけど、岩田康誠騎手は2004年にデルタブルースで勝利していますので、勝てばこちらも菊花賞父子制覇ですね。

ちなみにこの年は8-4-6番人気で決まって、2番人気のコスモバルクがハナ差4着、1番人気ハーツクライは7着と波乱でした。

まぁ波乱度でいえば10-16-3番人気で決まって1番人気ノーリーズンがゲートを出てすぐ落馬中止になった2002年・ヒシミラクルが勝った年の方が高いですけどね。ミラクルおじさんでも話題になりましたし。

シーズンリッチはドゥラメンテ×ハーツクライのピカピカノーザンF血統なのに対して、マイネルラウレアはゴールドシップ×ロージズインメイの渋いマイネル血統ですしね。いや別にそこは争点ではないんだけど、親子制覇のチャンスも去年に続いて2回目になると話題にならないってことでしょうか。

 

11番サトノグランツ……サトノダイヤモンド×チェリーコレクト/Oratorio、半姉にダノングレース、半兄にワーケア。ノーザンF生産馬。友道厩舎。収得賞金は6300万円。優先出走。

ここは8戦目で、前走は神戸新聞杯で3番人気1着。道中は中団でレースを進め直線は進路を探すようなところもあったが、サヴォーナとロードデルレイの間から抜け出して勝利した。

騎乗した川田騎手のレース後コメントは「まずは返し馬ですね。とてもいい雰囲気で成長を感じる返し馬ができたので、そこから競馬をどうしていこうかというところで、こういう競馬を組み立てました。(成長について)表に出せるほど極端に変化したわけではありませんが、乗っている感触としてはいい雰囲気で、いい成長を遂げたなというところでした。道中は前を追いかけながらなんとかついていけるようにと、我慢をしたというよりはついていくのに必死でしたね。上がりもこれだけ速いなかで、一生懸命走り続けてなんとか追いついたというところです。これだけ全体時計が速い中でも、そういう競馬は得意ではないはずですが勝ち切れたのは春からの成長だと思います。一戦ごとに背中が良くなってきていますし、夏を越して良くなるなかで神戸新聞杯でこういう勝ち方ができましたので、まだまだこれからも成長してくれる馬だと感じています。順調にここまで来られていますので、あとは無事に本番を迎えることができればという思いです」

阪神芝1800の新馬戦は1.5倍の1番人気も8着。2戦目はドゥレッツアのクビ差で2着(このレースはこの馬から買ってたんだけど)だったが、3戦目に川田騎手に乗り替わり阪神芝1800mの未勝利戦を2番人気で勝ち上がった。ちなみに2着は1番人気のエルトンバローズ。

続くゆきやなぎ賞は坂井騎手だったが2番人気で勝利。この日川田騎手は中山で騎乗していた。

で、川田騎手に戻って京都芝2200mの京都新聞杯を1番人気で勝利と3連勝で臨んだダービーは7番人気11着。

からの前走で、神戸新聞杯はダービー最先着馬が強いレースじゃなかったっけと思ったものです。

ディープインパクト-サトノダイヤモンドに続く父子3代制覇がかかる。

ってことは川田騎手は先週の牝馬3冠に続いて、今週は父子3代制覇となるのか?

ちなみに現在3番人気。

ところでこの馬は、自身が1着の時の2-3着馬の人気なんですが、未勝利戦は2-1-11番人気、2-3-8番人気、1-2-7番人気、3-10-2番人気と、1頭は必ず人気薄目の馬を連れてきてくれるのです。

なのでこの馬が勝つなら、穴馬連れてきて〜の期待です。

 

12番ハーツコンチェルト……ハーツクライ×ナスノシベリウス/Unbraidled's Song、全姉にナスノシンフォニー、アレグロモデラート、半姉にアイリッシュムーン。武井厩舎。収得賞金は1500万円。

ここは8戦目で、前走は阪神芝2400mの神戸新聞杯で1番人気5着。

道中はサトノグランツとほぼ同じ位置の外にいて、外を回って直線も外から足を伸ばすもというレースだった。

騎乗した松山騎手のレース後コメントは「中団で流れに乗ることができて、脚も溜まりました。いい競馬はできましたが、思った以上に最後は脚を使えませんでした」というもの。

2走前はダービーで6番人気3着。この時のコメントは「スタートは少し出られないところがあり、後ろからになりました。道中でポジションを良いリズムのまま上げていけて、リカバリーはできました。勝ち馬を見ながらレースができて、最後は差を詰めていますし、苦しい競馬でしたが、馬は頑張って力を出してくれました。 悔しい気持ちで一杯です」というものだった。

関東馬だが、新馬戦から松山騎手の継続騎乗。

戦績だけを見ると、中京・東京など左回りでは4戦して(1.1.2.0)なのに対し、中山・阪神の右回りでは(0.0.0.3)なので、左回りで買うべき馬なのかという気がする。だけど、神戸新聞杯/栗東レポートでは「……左回りの方が良い成績を残していますが、左回りと右回りとで走り方の違いとかは感じていません。いい末脚を持っているところがこの馬の持ち味だと思います。……」というコメントが出ているので、今回右回り云々は関係ないと信じたい。むしろ坂の下りから長く脚を使って伸びてきてくれるのではと思ったりもする。

父ハーツクライは菊花賞で1番人気7着。ハーツコンチェルトは前走の敗戦で人気が下がる(といっても現在5番人気だが)のもありがたい。何と言っても松山騎手はこれくらいの人気の時の方が、1番人気よりも期待できるというか怖い騎手だと思っているので(何気に失礼)、そんなこんなで期待したい。

 

13番ナイトインロンドン……グレーターロンドン×ムーンハウリング/メジロマックイーン、半姉にリュヌルージュ。大竹厩舎。収得賞金は1500万円。

ここは7戦目で、前走は阪神芝2400mの神戸新聞杯で5番人気11着。

騎乗した和田竜二騎手のレース後コメントは「とにかく具合は良く自分の競馬はできました。気が入り過ぎていたこともあったかもしれません。遊びが逆に無い感じです。この馬場ですから早目に動かさなくてはいけませんからね。先に(こちらが)止まったのはショックでした。課題が出たように感じます。まだまだ先のある馬ですからね」というもの。

その前は札幌芝2600mの阿寒湖特別で、1.8倍の1番人気に応えて1着。この時の和田騎手のレース後コメントは「跳びが大きく小回りコースは楽ではないと思っていましたが、こなしてくれました。大きいコースならもっと動けると思います。菊花賞に向けて(今後が)楽しみです」というもので、大竹調教師のコメントは「騎手の話では、道中も楽だったそうです。母父のメジロマックイーンの良いところと、父のグレーターロンドンの終いの脚が出たように思います。まだ完成途上の馬で課題はいくつかありますが、目標は菊花賞です」というものだった。っていうか、母父のメジロマックイーンの良いところと、父のグレーターロンドンの終いの脚を兼ね備えていたら、そりゃあ菊花賞でも楽しみよね! と思ったところで、前走を見てしまうと……。早目に前に行ったのがよくなかったのか?

阿寒湖特別の勝ち馬で菊花賞に出走した馬といえば、ヒシゲッコウ、カフジプリンス、シャンパーニュ、ポルカマズルカ、ホクトスルタンなどがいたりするが、残念ながら全て着外。この中で気になるのは、やはり同じ芦毛で父メジロマックイーンのホクトスルタンだったりするが、同馬は神戸新聞杯4番人気4着からの菊花賞は7番人気6着だった。

ナイトインロンドンの芦毛は間違いなく、母ムーンハウリング(8歳まで走って、数え間違いでなければ106戦!?)、その父メジロマックイーンから受け継いだものだろうし、同馬はもちろん菊花賞馬だし、あんまり関係ないだろうけど母方の4代母はクリヒデだったりする。でもって母父メジロマックイーンといえば、ゴールドシップとオルフェーヴルですわ。

でもって、長距離のレースでは買っておきたい和田騎手だし。

それでもグレーターロンドンの子が京都芝3000mで好走するのかっていうのは……どうなんでしょうか??

 

14番ソールオリエンス……キタサンブラック×スキア/Motivator、半兄にヴァンドギャルド、半姉にフォティノース、セリノーフォス。社台F生産馬。社台RH。手塚厩舎。収得賞金は1億9500万円。優先出走。

ここは6戦目で、前走は中山芝2200mのセントライト記念で1.6倍の1番人気も2着。

管理する手塚調教師のレース後コメントは「4コーナーで振られて、2馬身くらいロスがありました。それでも勝てるかなと思いましたが、勝ち馬が強かったです。残念ではありますが、格好をつけてくれたように、悪い内容ではありませんでした。体型以上に距離が保つことが分かりましたし、本番でリベンジできるようにしたいです」というものだった。

っていうか横山武史騎手のセントライト記念といえば1番人気タイトルホルダーで13着からの菊花賞を逃げ切って1着だったし、昨年も1番人気アスクビクターモアはセントライト記念1番人気2着から菊花賞を勝ったし……両方とも阪神だけど。

セントライト記念1着から菊花賞も勝利したのはキタサンブラックがいるし、1番人気2着から3着に入ったのはサトノフラッグ、8番人気2着から菊花賞も8番人気で2着したのはサトノルークスがいるくらいか。ってどっちもサトノの馬ね。ま、横山武史騎手は1番人気のセントライト記念はなぜか勝てない……でも本番では大丈夫?

ということで3戦目に無敗で皐月賞を制し、1番人気で臨んだダービーでクビ差2着だった同馬の秋緒戦は、春のクラシック未出走で前走福島芝1800mのラジオNIKKEI賞3着馬のレーベンスティールにあっさり勝たれてしまったわけです。でもって騎乗したモレイラ騎手はレース後に「金曜日にこの馬の調教に乗せてもらい、その時から非常にいい馬で能力があると感じていました。今日は自信を持って競馬をしたいと思っていましたし、とてもいい勝ち方を見せてくれました。特別な馬になっていく可能性は非常に高いです。今日の勝ち方も素晴らしかったですし、GI馬になるチャンスがあると思います。とてもいい馬です」とのコメントを出していたのだが、菊花賞には出走せず。結構早めにモレイラ騎手は同じキャロットFのタスティエーラに騎乗するとの発表がありましたね。そこらへんの事情は当然不明ですけど、この馬が以前に負けた2頭のうち1頭(新馬戦ではクビ差勝ちしてますが)はここに出走せず、もう1頭のタスティエーラには皐月賞で勝利しているわけでして。

今回の敵は、やっぱりタスティエーラなのか、それとも未だ対戦していない相手なのか?

それともコーナー6回という京都芝3000mのコース形態だったりするのかしらん??

京成杯での超粗削りな競馬でぶっちぎった姿が忘れられないのだが、今なら何回でもコーナーを上手にくるくる回れる??
 

15番ファントムシーム……ハービンジャー×ルパンⅡ/Medaglia d'Oro、半姉にルピナスリード、半弟にディスペランツァ。西村厩舎。収得賞金は3000万円。優先出走。

ここは8戦目で、前走は阪神芝2400mの神戸新聞杯で2番人気3着。

騎乗した武豊騎手のレース後コメントは「やりたいレースはできましたが、この馬には馬場が硬すぎるかもしれません。そこだけです」というものだった。

新馬、野路菊Sを連勝して3戦目にホプフルSに出走して2番人気で4着。からの東京芝1800mの共同通信杯で3番人気で勝利した。

この時に騎乗したルメール騎手のレース後コメントは「初めてコンビを組みましたが、スタートを一番気をつけました。前走は遅いスタートでしたから。今日は良いスタートで良いポジションにつけられました。道中は冷静に走り、リラックスして息が入りました。手応え良く、直線の入り口で段々とペースアップして長く脚を使って伸びました。最後まで止まらずよく頑張りました。スタミナがあります。乗りやすく能力がある馬です。この上のレベルでも勝負できると思います」というものだった。

で、皐月賞は1番人気で3着。この時のコメントは「少し後ろでしたが良いポジションでした。ただ、向正面で後ろの脚を落鉄しました。そのせいで、内へもたれていましたし、この馬場で走りにくかったと思います。それでもゴールまで伸びています。能力がありますね」というもので、そうか落鉄してたのか、それでも3着だったのねってことで、続くダービーでも3番人気だったのだが8着。騎乗した武豊騎手のレース後コメントは「スタートは早くなかったです。 1コーナーまではマイペースでした。 ポジションを上げていけたのですが、 結果的にはもっと行くべきだったかもしれず、勇気が足りなかったかもしれません。残念です」というものだった。

今回は前走に続いて武豊騎手の継続騎乗。

ということでなんとなく不本意な感じのレースが続いているようでもあり……武豊騎手に乗り替わって3戦目。とはいえ、なんか実際のところワンパンチ足りないんじゃないかという気もするのだが、どうなんでしょうか?

世間の皆様もそうお考えなのではないかと思ったりする、現在6番人気。

 

16番ショウナンバシット……シルバーステート×ギエム/Medaglia d'Oro、半兄にエヴィダンシア、半妹にテリオスルル、母の半弟にスーパーフェザー。ノーザンF生産馬。須貝厩舎。収得賞金は2100万円。

ここは9戦目で、前走は阪神芝2400mの神戸新聞杯で8番人気7着。

騎乗したM.デムーロ騎手のレース後コメントは「よく頑張りましたが、馬場を考えると展開が遅かったです。ジリジリ伸びましたが、よーいドンになりすぎました」というもの。

新馬戦から1-1-3-2-2番人気で3-1-1-2-1着で臨んだ皐月賞は12番人気5着、ダービーは11番人気で16着だった。

新馬戦から3戦騎乗した福永騎手は2月にサウジダービーを最後に引退。そのサウジダービーと同じ日に行われたスミレSで騎乗した松山騎手は皐月賞ではタスティエーラに、ダービーではハーツコンチェルトに。5戦目の若葉Sで騎乗した川田騎手は皐月賞ではダノンタッチダウンに、ダービーではサトノグランツに騎乗。

ということで、皐月賞が初騎乗だったM.デムーロ騎手の継続騎乗、4戦目となる。

人気ほどの差があるとも思えないが、外枠でスタートイマイチで後ろからとかなったら、そこはやっぱり厳しかろうという気がして仕方がない。
 

17番ドゥレッツァ……ドゥラメンテ×モアザンセイクリッド/More Than Ready。ノーザンF生産馬。キャロットF。尾関厩舎。収得賞金は2400万円。

ここは6戦目で、前走は新潟芝2200mの日本海Sで1番人気1着。

騎乗した戸崎騎手のレース後コメントは「馬に助けられました。もう少し楽に競馬をさせてあげたかったのですが、位置が後ろになってしまいました。そこから差し切るという事は、力があるのだと思います」というものだった。確かに最後の脚は素晴しかった。

新馬戦は中山芝2000m(稍重)で、1.7倍の1番人気も3着。後方から1周してきましたって感じのレースではあったのだが。

騎乗したルメール騎手のレース後コメントは「集中していませんでした。能力はありそうですが、まだ子供っぽいところがあります」というものだった。ちなみにこのレースの2着馬はパックスオトマニカ。

2戦目は東京芝2000mで2.0倍の1番人気で1着。伸び上がるようにゲートを出て、道中はムーア騎手騎乗のサトノグランツのすぐ後ろを追走し直線ですぐ外に出して併走からのクビ差で勝利した。なんかムーア騎手には負けませんオーラがルメール騎手から出ていたようなレースだった。

3戦目は中山芝2200mの山吹賞で1.7倍の1番人気で勝利。この日ルメール騎手はスターズオンアースの大阪杯に騎乗のために阪神にいたために、横山武史騎手に乗り替わり初騎乗。ゲートを出たらいきなり躓いて中団(6頭立ての4番目ですけどね)からの競馬。4コーナーで前に行って直線は逃げたフロムナウオンに並びかけて交わしての勝利。

この時のレース後コメントは「良い意味で調教とは違いました。調教の時よりも瞬発力がありました。スタートで落馬しかけるアクシデントがありましたが、馬が自分で立て直しました。4コーナーの反応が良く、着差以上に強かったです。完勝でした」というものだった。

4戦目は東京芝2000mのホンコンJT。スタートで寄られる不利があったが、道中3番手でレースを進め、直線で伸びて勝利した。でこの時のルメール騎手のコメントは「(以前乗った時よりも)パワーアップしていました。ずっと楽でしたし、一生懸命走って、長く脚を使ってくれました。上のクラスもいけると思います」というもの。

ちなみに2着のヘネラルカレーラに騎乗した坂井騎手のコメントは

「良いリズムで運べて、最後まで止まりませんでしたが、今日は相手が悪かったです」というものだった。

春のクラシックは体制が整わずに出走できなかったが、現在4連勝中。

頭数の少ないレースが多いことや同世代の一線級と重賞で戦っていないこと、そして何よりこの大外枠ってのがどうなんでしょうかという不安。まぁルメール騎手ならなんとかしてくれるんじゃないかと思っていいのか?

春のクラシックを見送ったことが吉と出るのか、どうでしょうか??

ルメール騎手ってこともあるとは思うけど、現在4番人気。

 

ということで、7番タスティエーラか11番サトノグランツか迷っているのですが、ここはやっぱり12番ハーツコンチェルトに期待してみたい。

ハーツクライ自身1番人気で7着だし、やっぱりハーツクライ産駒はダメじゃないのってこともあって5番人気になってるけれど、青葉賞2着、ダービー3着馬だけど京都が向きそうに思えるのでね。ただこの馬も栗東に滞在しているとはいえ関東馬、武井厩舎は重賞勝利がないのに、いきなりGⅠ勝てるかというのも……。

なので馬券はせこく、7番タスティエーラと11番サトノグランツからも買う。で、14番ソールオリエンスが来たら諦めるってことで、相手は穴馬を狙いたい。

ということで、まずは

7番タスティエーラ、11番サトノグランツ、12番ハーツコンチェルトの馬連BOX。関東馬、関西馬から1頭+なんちゃって関西馬って感じですね。

3頭からそれぞれ、相手に2番ウインオーディン、6番リビアングラス、8番サヴォーナ、9番ノッキングポイント、13番ナイトインロンドンで馬連とワイド。

3連系は

1、2列目に7番タスティエーラ、11番サトノグランツ、12番ハーツコンチェルト

3列目に2番ウインオーディン、6番リビアングラス、8番サヴォーナ、9番ノッキングポイント、13番ナイトインロンドン

1、3列目に7番タスティエーラ、11番サトノグランツ、12番ハーツコンチェルト

2列目に2番ウインオーディン、6番リビアングラス、8番サヴォーナ、9番ノッキングポイント、13番ナイトインロンドン
あとは2番ウインオーディン、6番リビアングラス、8番サヴォーナ、9番ノッキングポイント、13番ナイトインロンドンで夢のワイドBOX。

12番ハーツコンチェルトは単・複と馬単で上記馬へ。

 

1番トップナイフ の横山典弘騎手が逃げて14番ソールオリエンスが差し切りました。なぁんてレースになったら笑うしかないし、大外枠何するものぞ、本当は春クラシック出てたら勝ち負けしてたんだぞ的に17番ドゥレッツァが勝ち負けしても驚けないような……それでもチャンスのある馬が多そうなメンバーで。

こういう時は固く収まるとならないように、馬券的にはお願いしたいと思うけど、どうでしょうか?
 

       ※レース後コメントはラジオNIKKEIからの引用です。