昨年は1番人気グレイシアが11着。以降は掲示板にも乗れていません。
勝ったのは6番人気シェーングランツで、実はこの馬もそれ以降は4-5-9-7-11着ですが。
2着は5番人気ビーチサンバで、桜花賞5着、オークス11着、ローズSで2着で秋華賞は5着。
2番人気で3着だったエールヴォアはエリカ賞1着、フラワーC3着から桜花賞7着、オークス11着。
2017年はラッキーライラックが2番人気で勝利して、桜花賞2着、オークス3着。
2016年はリスグラシューが1番人気で勝利して、阪神JF2着、桜花賞2着、オークス5着。
上位人気馬が勝利するなら、桜花賞につながりそうだが、人気馬が凡走するようだと?
レースのイメージとしては残り400m辺りで馬群が大きく横に広がってほぼ横並びになり、そこから伸びてくる馬はどれかという感じでしょうか。
どちらにしても、あまり平穏な結果にならないアルテミスSですが、今年は例年に比べて頭数が少ないので、と言っても極端な少頭数でもないし波乱は起きない? 気になるのは馬場状態で、今週からBコース替わりだし東京コースは内から乾くので内が有利とも言われるけどどうでしょうか?
ということで出走各馬の気になるところを。
1番オムニプレゼンス……ディープインパクト×ダイナフォーマー。ダーレーJF生産馬。ゴドルフィン。
ここは3戦めで、前走は中山芝1600mの未勝利戦を3番人気1着。
1番人気のファートゥアが発走直後つまづいて騎手が落馬したものの逃げ切ったレースだったりする。
空馬が前を走っている時というのはどういう心境なのか……そのまま真っ直ぐ走ってくれって感じかなと想像するが……オムニプレゼンスは中団を走り、直線は2着のソスピタとの競り合いを制してクビ差の勝利。
1番人気の落馬競走中止はあったが、終わってみれば3-2-4番人気での決着だった。
新馬戦は福島芝1800mで8番人気3着。後方よりの中団からじわじわ伸びてきたという感じ。
いとこにアドマイヤビスタ、母の半弟にワールドエース、ワールドプレミアがいる血統だが、新馬戦はカタい感じだったこともあり人気がなかったのかなと思われる。
ディープ産駒だが、今のところキレというよりもじわじわと伸びてくるタイプに思われる。そういう意味では超高速馬場よりは多少力のいる馬場の方が良いかと?
蛯名騎手-三浦騎手ときて今回は北村宏司騎手に乗り替わり初騎乗。
あくまでもイメージだがスタートも二の脚も速くなさそうなので馬場を味方にじわじわ伸びればというところか?
2番ショウナンハレルヤ……キズナ×クロフネ。
ここは2戦めで、中山芝1600mの新馬戦(牝馬限定)で1番人気1着。
ゲートをすっと出て道中は逃げたモンテスデラルーナの2番手、4コーナーでは内に見ながら外にデイトライン、ジュエルタワーがいて直線に入るところで4頭並ぶも、モンテスデラルーナは早々に一杯になり、ジュエルタワーもイマイチ伸びず。ショウナンハレルヤが抜け出して1着。外からジュエルタワーが伸びてるといえば伸びてるが届かないだろうなという2着。3着は内からデイトラインをクビ差交わしてヒガシヴァルキリーが上がった。
1-2-4-3番人気で決まったが、スローペースである程度前にいないと厳しいレースだった。2着ジュエルタワーは次走勝ち上がり。
パドックではこの2頭がやっぱり良く見えたし、ショウナンハレルヤはグイグイと歩いて自分が1番人気と分かってるような雰囲気さえ感じた。
4頭横並びから突き放したのは強い勝ち方だったとは思うが、良くも悪くも割合楽に勝ってしまった印象があるので、当然時計は詰めてくるだろうが、どうかなって感じ。
三浦騎手の継続騎乗。
母ショウナンガーデンは、芝でデビューするもダートで勝ち上がり2勝目は障害未勝利戦、馬券になったのはダートと障害戦という馬。
力のいる馬場で先行してもうひと脚を使ってというしぶとさを見せられれば?
3番ルーチェデラヴィタ……キズナ×トウカイテイオー。
ここは3戦めで、前走は札幌芝1800mのコスモス賞で1番人気1着。11頭立ての大外枠からすっと出て行って5番手だけどイメージとしては前に3頭いてその外の馬のうしろの2番手でレースを進め、4頭横並びの一番外で4コーナーを回って直線でしぶとく脚を伸ばして勝利した。内にいたエヴァーガーデン、外から伸びたスリリングドリームとはハナ、ハナ差だが、賞金的には大きなハナ差ですよね。ちなみに札幌は4コーナーが残り400m地点になるので、そこからしぶとく伸びてくるイメージってのは悪くない。
新馬戦は阪神芝1600mで3番人気1着。1番枠から抜群のスタートではなかったが、2頭ずつ並んで進む2列目の内、ヒシタイザンの後ろでレースを進め、お約束というわけではないが、外回りと内回りのラチの切れ目で内から先頭に出て押し切って勝利した。2番人気で2着だったヒシタイザンは2戦めに勝ち上がった。
ブリーズアップセール出身ということもあるかもしれないが、早めのデビューできっちり勝ち上がり、2歳OPで賞金を上積みし、今回はGⅢと着実に一歩一歩といったところは好ましい。
コンパクトで歩も小さいが、柔らかみもある馬だなと思うのだが、母の父がトウカイテイオーで母の母の父がリアルシャダイと聞くと、東京でキレキレな馬に太刀打ちできるだろうかと思ったりもする。ただレースは上手だし、ラッキーなことに(?)パンパンの良馬馬でもなさそうだし、だったら……?
新馬戦から池添騎手の継続騎乗。
4番ラインオブダンス……ハーツクライ×エルコンドルパサー。白老F生産馬。
ここは4戦めで、前走は阪神芝1800mの未勝利戦で1.9倍の1番人気で勝利。レースは後方から外目を安全運転で進め、坂でグイッと伸びて坂を登り切ってグイーンと突き放して勝利した。
出遅れが気になる馬にM.デムーロ騎手ってのはどうなのかとも思うけど、坂井璢星騎手からの乗り替わりであればそりゃやっぱり鞍上強化ってことでいいのか。
矢作厩舎の父ハーツクライと言えばリスグラシューがこのレースを勝っている。
ちなみに彼女は新潟芝1600mでデビューして1番人気2着、2戦目に阪神芝1800mの未勝利戦で2番人気1着からのレースだった。
この馬は新潟芝1600mでデビューして5番人気5着、阪神芝1800mで3番人気3着からの前走勝ち上がっての今回。
リスグラシューは1月生まれでこの馬は3月生まれだが、こっちの方がデビューは1ヶ月早かったりするしその時の印象はなんだか脚の長い馬だなぁという感じだったりもする。
斤量が1キロ増えることでキレが鈍ることはないだろうけど、渋った馬場だとどうだろうか?
見た目はマイラーっていうよりはもうちょっと距離がある方が良さそうだったりもする印象だが、前走の坂を上り切ってからのもうひと伸びってのはなかなか強かったように思われる。
とにかく出遅れ注意か。
5番ビッククインバイオ……キングズベスト×ゼンノロブロイ。ノーザンF生産馬。
ここは5戦めで、前走は中山芝1600mのサフラン賞で3番人気4着。
先頭でレースを進めたが2-3番手が外にピッタリついてくる形で、直線の入り口で5頭横並びの一番内。そこから伸びずで4着。
新馬・2戦めは東京芝1600mを走り、2戦めに勝ち上がり。
3戦めは新潟2歳Sで8番人気3着。
この時はエレナアヴァンティの2番手でレースを進め、直線で一旦先頭に立つも離れた外からウーマンズハートとペールエールが併せ馬で伸びてきて差し切られての3着。
新馬戦から全て1600mを走って、3-1-3-4着と堅実というかワンパンチ足りないというかって戦績。
何が何でもハナというタイプではなさそうだし、立ち回りは上手そうだし、アタマでというよりは当てたいなら買っておきましょうって風に思える。
大野騎手の継続騎乗。馬場があまり乾かない方が嬉しいだろうがどうでしょうか。
6番オータムレッド……ワールドエース×ジャイアンツコーズウエイ。ノーザンF生産馬。
ここは3戦めで、前走はクローバー賞で1.2倍の1番人気で勝利。
8頭立ての8番枠からで後方の外をずっと回らされたが直線に入って抜け出し、さらに外から伸びてきたヨハネスボーイを3/4馬身抑えて勝利した。
この時の人気は新馬戦で2着に下したビアンフェが函館2歳Sを勝ったというのもあっただろうが、新馬戦に関して言えばビアンフェはややのっぺりして見えたし函館2歳Sの時とは全然違うと思ったけどね。だからと言ってオータムレッドが弱いとは思わないが、こっちは初戦から力強さも感じさせる馬だったように記憶している。
レーン騎手-ルメール騎手から石橋脩騎手に乗り替わり初騎乗。
石橋騎手でデビューして重賞ではルメール騎手とか外国人騎手ってのは割合あるパターンだなと思うので、これはちょっと新鮮。
1200mがぴったりという風には思わないが、初の1600mってのはどうだろうか。
7番カイアワセ……アイルハヴアナザー×SS。
ここは4戦めで、前走は新潟2歳Sで16番人気12着。
今回もこのメンバーではさすがに?
武士沢騎手に乗り替わり、過去騎乗時は7-8番人気で7-1着。
8番サンクテュエール……ディープインパクト×カナディアンフロンティア。ノーザンF生産馬。キャロットF。
ここは2戦めで、前走は新潟芝1600mの新馬戦で1.5倍の1番人気で勝利。
逃げたファイヤーテーラーの2番手でレースを進め、直線では並びかけるもなかなか交わせずという風にも見えたが最後の最後にグイッと抜き去って勝利した。
すっと抜け出して加速もスムーズなディープインパクト産駒で、高速馬場なら確実に勝ち負けってところだろうが?
ルメール騎手の継続騎乗。
9番リアアメリア……ディープインパクト×ロックポートハーバー。ノーザンF生産馬。シルクR。
ここは2戦めで、前走は阪神芝1600mの新馬戦で1.2倍の1番人気で勝利。
ゲートをゆっくり出て道中は馬の後ろにつける練習ですかっていうようなレースぶりだったが直線で先頭に立つとぐんぐんリードを広げて勝利した。
でもはっきり言って調教ですかっていうようなレースだった。
川田騎手はそれでも勝つ自信があったのだろうが、前に行きたいのに行かせてくれないなら、もういい走んないからっていう馬でなくて良かったねって思ったりもしたが、そもそもそんな競走馬はいないか。
リアアメリアは見た目にもすっきりとしたいかにも良い馬で、世代初の新馬戦は福永騎手と平田厩舎が今年も勝ぁ〜つっていう夢(?)をあっさり打ち砕いた。
約5ヶ月の休み明けだが、あの新馬戦はレースの練習みたいだったしなぁ、今回はもうちょっと本気出しますってことでいいのかしら?
良馬場だったら
9番リアアメリアから8番サンクテュエール、4番ラインオブダンス、2番ショウナンハレルヤでいいんじゃないかと思ったのだが、昨日の雨はすごかったのにもう稍重ですかって思うくらいで、そうは言ってもキレキレの馬にはちょっと厳しいかも?
ってことで、3番ルーチェデラヴィタからの馬券を買いたい。
もちろん9番リアアメリアが馬券圏内を外すとは思えないので、こちらからでもいいのだが、そこはちょっと夢を見たいってことで。
3番ルーチェデラヴィタを1列め
2列めに9番リアアメリア、8番サンクテュエール、4番ラインオブダンス
3列めに+6番オータムレッド、5番ビッククインバイオ、1番オムニプレゼンスが大穴の3連複と3連単。
いやいや普通に9番リアアメリアでしょってことなら
2列めに3番ルーチェデラヴィタ、8番サンクテュエール
3列めに+4番ラインオブダンス、6番オータムレッド、2番ショウナンハレルヤ、5番ビッククインバイオで3連単。
何れにしてもキレキレの馬にはちょっとありがたくない馬場なのではと思うので、
3番ルーチェデラヴィタと5番ビッククインバイオからか
3番ルーチェデラヴィタと6番オータムレッドからの2頭軸3連複でってイメージです。
京都9R萩Sは、人気でも4番ヴェルトライゼンデ。
この馬と3番ギルデッドミラーが前走川田騎手が騎乗していて、ヴェルトライゼンデの方にスミヨン騎手だし、(まぁ54キロは乗れませんて理由だけかもしれないけど)重馬場ならこっちでいいのでは?
相手は3番ギルデッドミラーと6番ヴィスバーデンでこっちを頭の折り返しも。
3着候補に1番エカテリンブルクと7番シリアスフールで3連単。
京都11RスワンSは内から
2番ノーワン(52キロは有利でしょ)、6番アマルフィコースト、8番マイスタイル、10番モズアスコット、14番タイムトリップ、17番ダイアトニックを組み合わせて買いたいです。
18番セイウンコウセイも馬場は味方しそうだが、さすがに大外枠ってのはどうだろうか。
ってことで、なんだかんだで東京芝は良馬場まで回復。
リアアメリアの力が違ったとしても、内でしぶとく走る馬に期待をしてみたい気持ちは変わらないが、どうでしょうか?