青葉賞は人気馬が強そうだが……? | ウマブロbyアミュレット

ウマブロbyアミュレット

馬のこと、競馬のこと、その他いろいろ
思いつくままに……

日本ダービーと同じ東京芝2400mで行われ、1着馬と2着馬にダービーの出走権が与えられるトライアル競争・青葉賞。

今年のダービーはすでにサートゥルナーリアで決まりか!? という雰囲気も漂っているようだが、例え勝ち負けまでは難しいと思っていても出られるものなら出たい・出したいのがダービーという特別なレース。

青葉賞からの出走では、昨年は2着のエタリオウがダービーで4着、2017年は1着のアドミラブルがダービーで3着、2012年のフェノーメノと2011年のウインバリアシオンはこのレースを勝ってダービーで2着ってのもありました。

デビューが遅かったり、惜しいレースを続けていてもなかなか賞金を加算できなかった馬たちが、ダービーへの切符をかけて戦うレース。わくわくしますね。

天気がイマイチなので馬場状態の回復具合が気になりますが。

 

ということで、出走各馬の気になるところを……。

 

1番アドマイヤスコール……ディープブリランテ×カーリアン、半姉にアドマイヤアロマ。収得賞金は900万円。

ここは6戦目で

前走は中山芝2200mの水仙賞で1番人気1着。

前から5-6番手だがイメージとしては3列目の外といったところでレースを進め3-4コーナーで外目を回り、その外に上がってきたサンアップルトンと一緒に前に進出。直線に入るところで、5頭が横に広がって先頭を伺うところから抜け出して勝利した。

2着は大外のサンアップルトンだが、交わされそうな感じは全くなかった。3着に4コーナーで先に動いたリオンリオンで、この馬が5頭並んだ真ん中にいた馬。

2走前は東京芝1800mのセントポーリア賞で、2番人気2着。マイネルエキサイトが逃げて、3番手でレースを進めたカントルが直線で先頭に立って勝ったレースで、後方から直線で外目を走り最後は内から合わせてきたトーセンカンビーナと一緒に伸びるもカントルには3/4届かずの2着。トーセンカンビーナはハナ差3着だった。ただカントルの方がスムーズだったと言えばそんな感じではあるので、着差が決定的な差とは思えない。

この時は3ヶ月の休み明けで+10キロも太いというよりは、ボリューム感たっぷりな好馬体というイメージで悪くはなかったが、前走はちょっとのっぺりしたような感じにも見えた。

東京で瞬発力勝負だとどうかと思うが、M.デムーロ騎手では2戦2勝。

アドミラブルで勝利した時みたいに、最後方からの競馬で3-4コーナーで外を回って上がっていき直線残り400mあたりで先頭に立って押し切る。そんな競馬をこの馬でも見せるのか?

 

2番リオンリオン……ルーラーシップ×クロフネ、半兄にメドウラーク、全兄にダノンディスタンス、母の半弟にトゥザワールド、半妹にトーセンビクトリー。ノーザンF生産馬。収得賞金は900万円。

ここは8戦目で

前走は大寒桜賞で4番人気で1着。その前は水仙賞で3着。

水仙賞のときもピカピカの馬体だったが、っていうかいつもピカピカな印象で、見た目がとっても良い馬だと改めて思った。

レースは馬群が一団になって進む中、しぶとく逃げ切り勝ち。

水仙賞は外枠から枠なりにまっすぐ走って1コーナーで無理なく先行ポジションに。直線に向くところで内から、逃げたクリスタルバローズ、道中ほぼ並走していたダディーズマインドとリオンリオン、4コーナーで上がってきたアドマイヤスコール、サンアップルトンがほぼ並んでの直線勝負になり、結果3着。

新馬、2戦目は札幌芝1800m(稍重)でともに2着、3戦目に京都芝1800mで勝ち上がり。続く黄菊賞(京都芝2000m)では3着。2-1-2-1番人気で2-2-1-3着と1番人気で勝てないうえに、5戦目の若駒Sはヴェロックスとサトノウィザードに人気が被ったこともあり、5番人気で5着だった。

新馬戦から福永騎手が騎乗していたが、2走前から横山典弘騎手に乗り替わり継続騎乗。

大寒桜賞の勝ち馬は当然注目のレースではあるが、それが逃げ切り勝ちってのはどうなのだろうか。そもそも大寒桜賞を逃げ切って勝った馬はいないので、そこがちょっと考えどころ。

ちなみにちょっと遡ってみたところ青葉賞を逃げ切り勝ちした馬には2001年のルゼルがいる。逃げて2着だった馬はアポロソニックでヒラボクディープのアタマ差だった。この馬は前走の山吹賞を11番人気で逃げて勝ち、青葉賞では9番人気で2着に入って権利を掴み、ダービーでも8番人気で逃げて3着。

リオンリオンと横山騎手はここも逃げるのか?

 

3番ランフォザローゼス……キングカメハメハ×ディープインパクト、いとこにドゥラメンテ、母の半姉にアドマイヤグルーヴ、半兄ににルーラーシップ。ノーザンF生産馬。収得賞金は1150万円。

ここは4戦目で

前走は京成杯で2番人気2着。

3番手で前の内にラストドラフトを見ながらレースを進めていたが、3コーナーで外からダノンラスターが上がってきたのに合わせるようにカテドラル、ラストドラフト、ランフォザローゼスが動いて3頭並んで先頭。4コーナーでカテドラルが遅れるとラストドラフト、ランフォザローゼスの2頭の競り合いになりそうだったが、ラストドラフトは坂を真っ直ぐ悠々と駆け上がり勝利。

ランフォザローゼスは最後ちょっと外に行ってしまいながらも、伸びてきたヒンドゥタイムはクビ差抑えて2着。

新馬戦は東京芝2000mで先行して抜け出し勝利。

2戦目は葉牡丹賞(中山芝2000m)で、シークレットランの2着。

新馬戦はルメール騎手だったが、モレイラ騎手、マーフィー騎手と乗り替わり、今回はルメール騎手に戻ってきた。

ルメール騎手はダービーでは当然サートゥルナーリアに騎乗するわけで、またまたトライアル必勝パターンにハマるのか!?

東京の方が良さそうなイメージだし、3着以内ということならこの馬がやっぱり有力か?

 

4番セントウル……ハーツクライ×キングマンボ、半兄にトライン、母の母のいとこにスピニングワールド。収得賞金は400万円。

ここは5戦目で

前走は毎日杯で10番人気12着。後方からの競馬で直線は外目に出すも思ったほど伸びずという結果か。

2走前はアイビーSで、最後方から直線は進路に迷うところがあったのか最後は伸びてきてはいるのだが、6着。3着馬からは3/4、クビ、クビ差ではあるけれど……。

新馬戦は小倉芝2000mで3着。2戦目に中山芝2000mで勝ち上がり。新馬戦から浜中騎手-戸崎騎手-武豊騎手-小牧騎手と毎回乗り替わりで、今回はアブドゥラ騎手に乗り替わり初騎乗。

アブドゥラ騎手は東京コースで騎乗するのは本日が初。

前走は5ヶ月の休み明けだったが、まだすごく脚が長く見えるような馬体の印象で5月21日生まれということだし、これからの成長に期待というところか。

 

5番ピースワンパラディ……ジャングルポケット×アグネスデジタル、母のいとこにホエールキャプチャ。収得賞金は900万円。

ここは3戦目で

前走はフローラルウォーク賞で3番人気1着。最内枠だったが最後方からの競馬で、直線は大外から伸びて勝利。坂を上がってからぐーんと伸びて差し切った。

新馬戦は同じ中京芝1600mで3番人気で1着。

16頭立ての15番枠から1-1-3-3頭で進む4列目の外からの競馬で、直線坂を上がってもうひと伸びして抜け出して勝利した。

要するに中京芝1600mは2戦2勝で、どちらも3番人気。どちらも丸山騎手が騎乗。

今回は騎乗停止のため、戸崎騎手に乗り替わり初騎乗。

今回は距離延長の2400m。

坂を上がりきってから一気に伸びる感じを見るとやっぱり中京が合ってるのかもしれないが、ハマれば面白そうな1頭。

ただパドックでは結構うるさそうにしていたので、本当なら乗り替わりじゃない方が良かったような気も……戸崎騎手だと丸山騎手より人気にもなりそうだしね。

 

6番ウーリリ……ディープインパクト×フレンチデピュティ、全兄にマカヒキ。収得賞金は1150万円。ノーザンF生産馬。

ここは3戦目で

前走は毎日杯(阪神芝1800m)で2番人気2着。

脚が長めで見た目の良い走りそうな馬だが、パワフルな感じはイマイチな印象。(ランスオブプラーナがスタスタ歩いて力強さも感じさせる歩様だったこともあるだろうが)

レースは1枠1番からランスオブプラーナがダッシュして先頭。

馬群が一団となって進む中、この馬はその後ろで内ラチ沿いを進み、直線では前がなかなか開かずにどうなることかと思ったが、ランスオブプラーナの外に出し並びかけるもなんだか外へ外へと行ってしまってのクビ差2着。

新馬戦は京都芝1800mで1.8倍の1番人気で1着。

前走は4ヶ月ぶりの休み明け。で、今回は1ヶ月ぶり。福永騎手の継続騎乗で、今回ここに出走ってのは、ダービーの予行演習も兼ねてという気持ちだろうか。それとも京都新聞杯より相手関係が楽かもとかローテの関係か……ここで2着までに入らないと賞金的には(ちゃんと調べてないけど)微妙なところかと思われるので、ここできっちり勝ち負けしたいだろうとは思われるが。

この馬は4月生まれなので、当時のマカヒキ(1月生まれ)と比べるのはかわいそうだと思うのだが、だからこそさらに成長してるかもの期待ってところか。

 

7番トーセンカンビーナ……ディープインパクト×ホークウィング、全姉にカーロバンビーナ。社台F生産馬。収得賞金は400万円。

ここは7戦目で

前走はアルメリア賞で3番人気2着。ゲートの中で全く落ち着きがなく、しかも伸び上がるように出て最後方から。直線は内をロスなく走ったことはあるがぐんぐん伸びて2着に上がった。

悪くはないがすごく良いって感じでもなく、ちょっとドスドス系の馬という印象。

2走前は東京芝1800mのセントポーリア賞で3番人気3着。ゲートの中で全く落ち着きがなく、しかも伸び上がるように出て後方から。前にアドマイヤスコールを見ながらの競馬で、直線では外出したアドマイヤスコールに内から合わせていくような格好で2頭で伸びたが、ハナ差の3着。勝ったカントルは離れた内を走っていた。前走に続いて藤岡佑介騎手の継続騎乗。

最後は確実に伸びてくるので道中の位置取り次第だろうが……?

 

8番ピンシェル……ルーラーシップ×メジロライアン、全兄にホウオウドリーム。収得賞金は400万円。

ここは4戦目で

前走は東京芝2400mの未勝利戦で6番人気1着。前に行った2頭が後続を離して逃げる展開の4番手からの競馬。直線でも逃げたオウケンインザサンは粘っていたが、ゴール前できっちり捉えて勝利した。

新馬戦は東京芝2000mで3番人気6着、2戦目は中山芝2000mで7番人気6着だった。

兄のホウオウドリームは東京芝2400mで、未勝利、1000万下を連勝。続く1600万下は1番人気4着、メトロポリタンSは2番人気7着だったりするが。ちなみに500万下-1000万下を連勝した時の鞍上は吉田豊騎手だったりする。(それ以降は吉田騎手が休養中のレース)

新馬戦から横山典弘騎手だったが、今回は吉田豊騎手に乗り替わり初騎乗。

そういえば2014年の青葉賞は母の母メジロドーベルのショウナンラグーンが吉田豊騎手を背に10番人気で勝利ってのもあった……あの時は翌年に引退・解散を控えていた大久保洋吉厩舎最後のダービーへなんとしてもというところもあっただろうが。

母のメジロドーベルのレースはリアルタイムでは見ていないが、その最後の仔が母の主戦だった騎手でダービーに出走なんてことになれば、それはとても素敵なことだなと思う。

 

9番タイセイモナーク……ルーラーシップ×ゼンノロブロイ、母のいとこにリンカーン、ヴィクトリー、アンブロワーズ、母の母の半弟にアンライバルド。ノーザンF生産馬。収得賞金は900万円。

ここは11戦目で

前走はゆきやなぎ賞(阪神芝2400m)で5番(ビリ)人気1着。

アーデントリーが逃げて、差がなくマコトジュズマルが続き、その後ろ3番手からのレース。直線に入って2頭を交わして先頭に立ってそのまま押し切った。1番人気のアールコンセンサスはこの3頭からやや離れた4番手でレースを進め、直線で伸びてくるも0.4秒及ばずだった。

3走前に中京芝2000mの未勝利戦を7番人気で勝ちあがったが、スタートしてすぐに気合をつけられていたし、2走前は中山芝2000mの500万下でぐるっと回ってきました的な11着(11番人気)だった。

勝ち上がった時は吉田隼人騎手、2走前は武藤騎手で、前走はシュタルケ騎手で今回は継続騎乗。

前走は少頭数だったし、なんとも言えないところではあるが、なかなか勝ち上がれなかった馬があっさり勝つのを見ると、外国人騎手だと動くというかWSJSで人気薄の馬がいきなり走るのも、なんか能力を発揮させる秘密があるのだろうかという気にもなったりする。

うまく言えないが、ビシッと乗れば案外走るってタイプか?

 

10番ディバインフォース……ワークフォース×ゼンノロブロイ、母の半兄にミッキーパンプキン、半弟にルックトゥワイス。追分F生産馬。収得賞金は400万円。

ここは6戦目で

前走は阪神芝2400mの未勝利戦で1.8倍の1番人気で勝利。後方からのレースで4コーナーで外を回って上がっていき、直線の入り口で前を射程圏に入れての差し切り勝ち。

道中は13秒台が続く緩いペースで、さすがにここでいきなり勝ち負けしそうには?

高速馬場の東京でってタイプには思えないのだが。

 

11番カウディーリョ……キングカメハメハ×SS、全姉にディアデラマドレ、全兄にディアデルレイ。収得賞金は900万円。ノーザンF生産馬。キャロットF。

ここは4戦目で

前走は山吹賞(中山芝2200m)で3番人気1着。

道中は後方2番手から。3-4コーナーで前にいたマコトジュズマルがぐいんと伸びて外から先頭に立ち、序盤はばらけていた馬群が直線に向くところでマコトジュズマル以外はほぼ横一線状態から抜け出し、残り200mを過ぎて並びかけてクビ差で勝利した。

新馬戦は札幌芝1800m(稍重)で1番人気1着。

2戦目は東京芝1800のアイビーSで2番人気7着。

新馬、2戦目はモレイラ騎手で前走は石橋脩騎手で、今回は継続騎乗。

前走はパドックでうるさかったこともあり、後ろからレースを進めたようだが、今回はどうするのだろうか?

あまり後ろからでは届かないだろし??

 

12番アルママ……オルフェーヴル×クロフネ、母の全弟にパクスアメリカーナ(骨折は残念)。収得賞金は400万円。

ここは9戦目で

前走は中山芝1800mの未勝利戦で2番人気1着。

1枠1番からスタートを決めて先頭へ。道中外からやってきたブラットストーンに先頭を譲るも内ラチ沿いを走り、直線に向くところでブラッドストーンの外に出して合わせて伸び、ゴール前で接戦を制した。3着馬はさらに0.6秒遅れてのゴールで、2着馬ブラッドストーンは次走中山芝2200mを逃げ切り勝ち。

母がホエールキャプチャということもあると思うが、1-1-3-2-1-3-3-2番人気で2-6-2-4-2-3-2-1着の戦績。ようやく勝ち上がった前走はアタマ差の勝利だった。もっとも距離は1500-1800mで芝もダートも走っての上記成績なのだから能力がないわけではないのだろうし、桜花賞で1番人気2着だった母ではあるが、この仔は4月生まれということもあってこれからに期待なのではないかと思ったりもする。

新馬戦から柴田大知騎手の継続騎乗、2400mは初。

相手なりといえば相手なりな感じではあるが……?

 

13番マコトジュズマル……ハービンジャー×SS、半姉にマコトナワラタナ。ノーザンF生産馬。収得賞金は400万円。

ここは9戦目で

前走は山吹賞で2番人気2着。2走前のゆりかもめ賞は逃げて4着、前走は2番手からで3着だったが、この時はそれよりも後ろの位置から、4コーナーで葉山に先頭に立ちゴール前まで粘っていたがカウディーリョに交わされてクビ差で2着。

レースが上手で基本的に大きく崩れることはないが、東京芝2400mで能力発揮というタイプではないように思う。

レーン騎手に乗り替わりでの新味期待って感じ?

 

14番バラックパリンカ……ノヴェリスト×ジャングルポケット、いとこにレッドジェノヴァ、母の全弟にダービーフィズ。社台F生産馬。社台RH。収得賞金は400万円。

ここは7戦目で

前走は山吹賞で6番人気3着。コンパクトな馬だがパドックはスタスタぐいぐいという感じで歩いていた。

道中は内ラチ沿いで逃げたカイザースクルーンの後ろを走り、直線に向くところではマコトジュズマルの後ろ、4頭並んだ最内。内からしぶとく脚を伸ばすも、前の2頭には届く感じのしない3着だった。

新馬戦から2-2-4-2-1着と2走前の5戦目に勝ち上がり。前走は昇級初戦で頑張ったとは言えるだろうが、ここでは?

 

15番キタサンバルカン……ルーラーシップ×アグネスタキオン、母の半妹にローブティサージュ、ブランノワール。ノーザンF生産馬。収得賞金は400万円。

ここは5戦目で

前走はゆりかもめ賞で2番人気2着。

マコトジュズマルが先頭でその後ろに2頭ずつ並んで続いた3列目の内でレースを進め4コーナーで前の列の外を走っていたサトノジェネシスに並びかけるように外に出し、直線に入るとサトノジェネシスを追うように伸びたが、さっと差を広げられて0.5秒差の2着。

新馬戦から北村宏司騎手の継続騎乗だったが、負傷のため大野騎手に乗り替わり初騎乗。ちなみにこのレースでは序盤でキタサンバルカンと並んで外を走っていたペルソナデザイン(7着)に騎乗していた。

サトノジェネシスの強さが目立ったレースだったが、この馬もパドックでは前へ前へと力強くキビキビ歩いていた。

新馬戦は福島芝2000mで4着で、2戦目の東京芝2000m(稍重)を6番人気で勝利。

葉牡丹賞は大外枠だったがゲートを出るとすぐに内に進路を取り前の馬たちからちょっと離れた最後方からのレース。直線は外を目立つ脚で伸びてきたが、そりゃあまぁ届きませんよねという4着。なんだけど、2着馬からはクビ、アタマ差。でもって2着はランフォザローゼスで、3着がサトノラディウスだったりする。

この時のパドックメモは、サクサクしっかり歩いて悪くないと書いていて、要するにパドックではいい感じに前向きさを感じるのだが、ゲートの出はいつも遅めという、前向きなのか前向きでないのかちょっとよく分からない感じだったりはする。

そういう馬なので、本当は継続騎乗の方がいいんだろうなとは思うけど、こればっかりは仕方ない……ある程度の位置で流れに乗ってもう一脚を繰り出せるか? 出せるといいなと思います。

 

16番サトノラディウス……ディープインパクト×ディンヒルダンサー、全兄にアンバーグリスキー、全姉にエールグリーツ。社台F生産馬。収得賞金は900万円。

ここは5戦目で

前走は弥生賞(中山芝2000m・重)で5番人気6着。

内ラチ沿いをずっとロスなく走っていたが、最後は前でカントルとニシノデイジーがぴったり並んで競り合っていて進路もなく、徐々に外目に移動するもという6着。

2走前の梅花賞(京都芝2400m)は1番人気で1着も5頭立てな上に、最後は左ムチに応えて(?)左に行っちゃいそうになりながらもクビ、ハナ差での勝利。

3走前は葉牡丹賞で、6番人気3着。

逃去芝2000mの新馬戦は1.3倍の1番人気に応えて勝利。この時は北村宏司騎手で、2戦目は三浦騎手、3-4戦目は武豊騎手だったが、今回は三浦騎手に乗り替わり。

身体はデカいがまだまだ子供みたいなレースぶりなのだが、どうだろうか?

ということで、ごくごく普通に考えれば3番ランフォザローゼスが有力で、逆転するならキャリアの浅い6番ウーリリ。距離がOKなら5番ピースワンパラディの末脚もコワイ。って感じでこの馬たちが1〜3番人気。

まともなら1番アドマイヤスコールでよくないかって思ったりするけど、デムーロ騎手が最近ちょっと信じられなかったりするし、で4番人気。

横山典弘騎手はやっぱり逃げるのか、トライアルで逃げると残っちゃったりするよねのリオンリオンが5番人気。


福永騎手に期待するとなんだかいつも4着なんだよな……ってことではないが、人気でもルメール騎手が3着以内には来るでしょっていうちょっと消極的な気持ちもありで……。

1列目に3番ランフォザローザス

2列目に2番リオンリオン、1番アドマイヤスコール、7番トーセンカンビーナ、15番キタサンバルカン

3列目に+6番ウーリリ、11番カウディーリョ、12番アルママ

最後の1頭は9番タイセイモナークと12番アルママで迷ったのだが、アルママの方が相手なりに走りそうなイメージだったので。

 

一発期待は15番キタサンバルカン。この馬の単・複とこの馬から上記馬への馬連とワイド。

あらためてオッズを見たら3番ランフォザローゼスからでも結構付くんだなってことで、パドックでやっぱりこいつかぁと思ったら馬連も買って、比較的人気薄を連れてきてくださいって感じ。

ちょっとしたことで着順が変わりそうなメンバーだしね。

んでもって、軸とか単・複買わないときっちり馬券になるってのだけは勘弁してほしいなぁと思う福永騎手の6番ウーリリは将来に期待ではあるけど、やっぱり4着くらいではないかと思うのですが、どうでしょうか?