サートゥルナーリアがあっさり勝つのか!? 皐月賞出走馬のここが気になる・後編 | ウマブロbyアミュレット

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ということで続きです。

 

 

10番シュヴァルツリーゼ……ハーツクライ×モンズン、半兄にゼーゲン。白老F生産馬。収得賞金は1500万円。優先出走。

ここは3戦目で

前走は弥生賞で6番人気2着。

ゲートを出たところで内からサトノラディウスにおもいっきり寄られて後方からのレースになったが直線で大外をフラフラしながら伸びてきて2着にあがった。石橋騎手が追っている姿がチューリップ賞でのシゲルピンクダイヤの和田騎手に重なる、気迫の優先出走権奪取だった。(石橋騎手の追い方はいつでも気迫を感じさせませよね)

新馬戦は東京芝1800mで2番人気1着。

その時もそうだったのだが、なんか走り方がちょっと変というか、右前脚が白いので余計にそういう風に見えてしまうのかもしれないが、なんか脚が外に向かって開いているような感じの走り方に見えるんですよね。競走能力には関係ないのだろうけど、小回りの多頭数とかより広いコースの方が良いとかないのだろうかと思ったりする。

新馬戦は藤岡康太騎手で、前走から石橋脩騎手に乗り替わりで継続騎乗。

5月生まれで皐月賞を勝った馬なんているのかなと思ったが、アルアインが5月1日生まれでした。

でも10月にデビューして皐月賞は5戦目でした。

イスラボニータはそれより遅くて5月21日生まれ。

でも6月デビューで皐月賞は6戦目。

オルフェーヴルは5月14日生まれで、8月にデビューして皐月賞は7戦目でした。

なんだかんだで、3月生まれが多いイメージでしたが、5月生まれも意外といるんですね。

たださすがに3戦目で皐月賞を勝ち負けってのは、どうでしょうか?

今後に期待の1頭ではありますが、でもってやっぱり多頭数の中山よりも、東京の方が良さそうに思うのですがどうでしょうか?

 

11番ラストドラフト……ノヴェリスト×ディープインパクト。社台F生産馬。社台RH。収得賞金は2300万円。

ここは4戦目で

前走は弥生賞で2番人気7着。

前に行って力尽きたのは、あきらかに馬場が合わなかったのではないかと思うのです。そんな時は思わぬ負け方をしちゃうものだし……良馬場ならあんなことはないんじゃないかな?

ってことで、前走の負けで人気を落としているなら巻き返しもあるとは思えるけど、それでも勝ち負けまでは……で3着ならって感じか?

 

12番サートゥルナーリア……ロードカナロア×スペシャルウィーク、半兄にエピファネイア、リオンディーズ、グローブシアター。ノーザンF生産馬。キャロットF。収得賞金は4700万円。

ここは4戦目で

前走はホープフルSで1.8倍の1番人気に応えて勝利。

内ラチ沿い2番手でレースを進めて直線でやや外目に出して、アドマイヤジャスタを外から交わして抜け出して1着。例えとしては変だが、「兄弟がエリートで自身も優等生だが勝負根性もあってスポーツも得意」みたいな印象の馬。

新馬戦、2戦目の萩Sは1.1-1.2倍の1番人気で1着だった。

エピファネイアもリオンディーズも皐月賞の前走は弥生賞でどちらも1番人気で勝てずに皐月賞でも勝てなかったので……ということではないだろうが、この馬は年末から1戦挟まずに皐月賞に出走するというローテになった。

同じローテのレイデオロが皐月賞で5着だったことで、このローテに一抹の不安材料がということも有るような無いようなという記事も見かけたが、レイデオロはもともとダービー狙いで皐月賞は叩き台だよねというイメージだったけど、この馬に関しては皐月は負けてもいいからダービーを勝ちに行くというような風には思えない。

ってか、トライアルとか出ても意味ねーし、そんだったらトレセンにいるよりノーザンFの施設で強化合宿してた方がいいんじゃねって感じ!?

もうね、そんなことは無理だと思うけどJRAのページでも放牧ってだけでなく(疲れのため本当に休養)とか(適当な番組がないから秋まで休みで今はとりあえずのんびりしてます)とか(怪我で休養してたけど先週からリハビリ開始)とか(次走に向けて強化合宿中)とか載せてくれたらいいのになと思うのだけど、ノーザンFの有力馬の放牧=強化合宿中って思ってた方がいいかな。

だとしたら、休み明けで1回叩いてとか、ローテとか関係なくて、むしろ無駄に1回走ったら疲れちゃうじゃんってことですかね?

もちろん先週のグランアレグリアも今週のサートゥルナーリアも、藤沢和雄厩舎だったり角居厩舎だったりのGⅠに向けての仕上げあってこそのローテなんでしょうけど。

今回からルメール騎手に乗り替わり初騎乗。ついでに言えばルメール騎手はシーザリオにもシーザリオの他の仔たちにも乗っていない。

母父スペシャルウィークで母シーザリオの仔なので、もしも取りこぼすとすれば東京のダービーよりは中山の皐月賞かもしれない。だから皐月賞よりもダービーで勝ち負けしたいが本心のローテかもしれないのだけど……そしてここで乗り替わりってのは……やっぱりルメール騎手の方が任せて安心ってことなのだろうか??

 

13番ブレイキングドーン……ヴィクトワールピサ×ホワイトマズル、母の母の母の半弟にアグネスフライト、アグネスタキオン。母は社台F生産馬。収得賞金は1050万円。優先出走。

ここは6戦目で

前走は弥生賞で4番人気3着。

はっきり言ってそんな後ろから行くとは思いませんでしたのよって感じなのだが、3着に入って優先出走権を確保した。

ホープフルSの時はパドックでややうるさ目でホイホイって歩いていたし、とても後ろからじっくり行くタイプとは思っていなかったが、いろんな意味で重馬場も味方したかもしれない。

ホープフルSは4番人気で5着。アドマイヤジャスタの外から伸びるかってところを内からサートゥルナーリアにねじ込まれてはじかれて終了しちゃったようにも見えたレースだった。ある意味気合負けみたいな感じ。

ただ単にデカイからってわけでは無いと思うのだが、スケール感を感じさせる馬だし、もうちょっとなんとかなりそうな気もするもどかしい戦績なんですよ。

新馬戦から福永騎手の継続騎乗。

なんかもう一押しが足りない感じなのは、騎手の所為では無いんだろうけど……一瞬のキレとかは当然なさそうだし、なんかなぁなんかもっとビシッと走らせて欲しいように思ってしまうんですよね。


14番ダディーズマインド……トーセンホマレボシ×フレンチデピュティ、半兄にケイティプライド、いとこにアドマイヤムーン、母の半兄にゴーステディ。収得賞金は900万円。

ここは8戦目で

前走は中山芝1800mの500万下で逃げ切り勝ち。人気馬たちが出遅れたこともあったが勝ちは勝ち。

登録時は除外対象だったが、エメラルファイトが回避したために出走可能に。やっぱり登録はしておくものですね。

ゴーステディといえば天皇賞でのローエングリンとの壮絶な逃げ争いが思い出されるが、この馬も逃げてどこまでというレースをするのだろうか?

ランスオブプラーナとの壮絶な逃げ争いはしないと思うけど……っていうか、しなくていいよ。

宮崎騎手の継続騎乗。

 

15番クリノガウディー……スクリーンヒーロー×ディアブロ、半兄にクリノサンレオ。収得賞金は1800万円。

ここは5戦目で

前走はスプリングSで4番人気6着。

前走は逃げたらダメェ〜と思わず叫びそうになったりもした。

実際皐月賞に向けて行けるだけ行ってみようって考えだったのかは知らないが、賞金的には出られない可能性もあるのに良いのかそれで? と思ったりもしましたね。

気性の問題もあるとは思うけど、やっぱり2000mは長いと思うし……クリンチャーの皐月賞みたいな競馬をイメージしてるのかとも思うし、前に行って脚をためられればとも思うけど?

ってことで藤岡佑介騎手の継続騎乗。

 

16番タガノディアマンテ……オルフェーヴル×キングカメハメハ、半兄にタガノトネール、タガノエスプレッソ。収得賞金は1150万円。

ここは6戦目で

前走はスプリングSで9番人気4着。

後方から斜め前の内にファンタジストを見ながらという位置で、ずっと外を回らされる厳しいレースだったが、最後までファンタジストとの差は詰まらずの4着だった。

2走前のきさらぎ賞は大外から追い込んで2着、その前のエリカ賞は内にいて伸びてないわけでもないが3着。

外を回さなくては競馬ができない馬ではないだろうが、外枠に入ったし多分外を回ってくるだろうと考えると厳しいか。

前走に続いて田辺騎手の継続騎乗。

ものすごくいろいろ上手くいけばぶっ飛んでこないとも限らないだろうが、後ろから外を回ってくる馬が馬券圏内に突入するようなレースになるだろうか。でもって田辺騎手が内を突いて伸びてくるってのは、どうも考え難いのだが。

ちなみに半兄のタガノエスプレッソは2015年の弥生賞で10番人気ながら内を突いて伸びて3着に入り皐月賞に出走するも13着だった。

12番人気だった兄より人気薄の現在15番人気、着順は?

 

17番アドマイヤジャスタ……ジャスタウェイ×エリシオ、半兄にアドマイヤラクティ。ノーザンF生産馬。収得賞金は2300万円。

ここは6戦目で

前走はすみれSで1.5倍の1番人気も2着。

好位でレースを進め(といっても6頭立てだが)たが、サトノルークスを捕まえられずに2着。

2走前はホープフルSで、先行して頑張るもサートゥルナーリアにはあっさり交わされての2着。

阪神芝1800mの新馬戦(稍重)は、2番人気でブレイキングドーンの2着。2戦目に中京芝1600mで勝ち上がり、3戦目に紫菊賞を勝利。

新馬戦から2-1-1-2-1番人気で2-1-1-2-2着と人気も着順も3番以下がないのだが、さすがに今回は11番人気。内枠だったら、もう少し人気もしていたと思われるが……。

岩田騎手の継続騎乗で、人馬ともに内枠で狙い、かな。

 

18番ナイママ……ダノンバラード×ジャングルポケット。収得賞金は1550万円。

ここは9戦目で

前走は弥生賞で9番人気8着。

大外枠ってのは、この馬にとっては悪くないかもしれないのだが

だからと言ってここでいきなり馬券になるとも?

今回がJRA転入初戦だが、どうせ転入するならもっと早くしておけばよかったんじゃないかと思ったりする。

コスモバルクのように北海道所属のまま転戦するのは難しいだろうが、だったら別に川崎を経由しなくても……という気がする。

もちろんもっと早くJRAに移籍していたら何かが変わっていたかどうかはわからないが。

プレイアンドリアルもトラストもこの馬も柴田大知騎手が主戦ってのは、どこの厩舎でどこで走ろうと同じなので、別に何も変わらないのかもしれませんが。

気がつけばこの馬がビリ人気ですね。

 

おまけ:

エメラルファイト……クロフネ×スペシャルウィーク、半兄にエメラルエナジー、エメラルスター。収得賞金は3600万円。優先出走。

ここは7戦目で

前走はスプリングSで10番人気1着。

馬場が違うからなんとも言えないけど、時計だけなら2013年にロゴタイプが勝った時と同じだったりする。(レースのイメージ的にはここでは3着になってしまったがディキシーナイトの方がロゴタイプっぽかった。ちなみにディキシーナイトも同タイムでアタマ、クビ差。収得賞金は1600万円持ってたが故障で戦線離脱)

新馬戦は東京芝1600mで3番人気1着。

札幌2歳S-アイビーS-朝日杯FSとGⅢ-OP-GⅠに出走して、8-5-7番人気で4-3-6着と人気より着順が上と頑張り、自己条件の白梅賞で3番人気で勝利した。

で前走が10番人気で1着と、1番人気に支持されたこともないが常に人気よりも走る馬だったりする。

スプリングSを勝った皐月賞馬にはネオユニヴァース、メイショウサムソン、アンライバルド、ロゴタイプなどがいるが、2-4-1-1番人気だった。

もちろん騎手人気ってのも大きいのですが……。

前走に続いて石川騎手、2000mを走るのは初。

出走取り消しがちょっぴり残念な馬だったりする。

ということで、

最内に入っちゃたのがどうかも、アドマイヤマーズに期待したかったし、

ダノンキングリーも中山向きかどうかは別にして、当然強いし、

サートゥルナーリアは実際のところダービーが目標で、取りこぼすとしたら皐月賞かもしれないが、この3頭は人気だけど強い。強いんだけど……M.デムーロ騎手、戸崎騎手、ルメール騎手……なんだか微妙に乗れてない感の漂う昨日だったわけですよ。

そこが一番気になったりして……。

 

GⅠなら変わるということでいいのでしょうか??

12番サートゥルナーリアが勝利を取りこぼしたとしても、3着を外すことはないだろうと考えるのが常識的か。で、この馬よりも後ろにいる馬が先着することは厳しい。そう考えて勝ちにいくのか、2着を狙うのか?

などといろいろ考えたが、ここはピンかパーかもしれないけど、

アタマを期待して1番アドマイヤマーズから馬単、馬連、ワイドで下記各馬へ。

相手は4番ダノンキングリー、12番サートゥルナーリア

前目でレースを進めそうな2番サトノルークス、7番ヴェロックス、

8番ニシノデイジー、11番ラストドラフトが差して来ないか。

10番シュヴァルツリーゼ、9番メイショウテンゲン、16番タガノディアマンテ、13番ブレイキングドーンがひょっとして突っ込んでくるかもの穴。

3連複は

2列目に4番ダノンキングリー、12番サートゥルナーリア、2番サトノルークス、7番ヴェロックス

3列目に+8番ニシノデイジー、11番ラストドラフト、10番シュヴァルツリーゼ、9番メイショウテンゲン

 

そうはいってもサートゥルナーリアが勝ち負けでしょうってことなら

3連単で

1列目に12番サートゥルナーリア

2列目に4番ダノンキングリー、1番アドマイヤマーズ、2番サトノルークス、7番ヴェロックス

3列目に+8番ニシノデイジー、11番ラストドラフト、10番シュヴァルツリーゼ、9番メイショウテンゲンと

1列目と2列目を入れ替えた2パターン。

12番サートゥルナーリアから4番ダノンキングリーと1番アドマイヤマーズ以外の上記馬への馬連とワイド。


本日M.デムーロ騎手は人気馬で微妙すぎる成績……大丈夫か??

ってことで、サートゥルナーリアが人気薄を連れて来てくれることに期待した方が良いのか?? 

人気3頭では決まらない、でもって雨は降らない、そして3番ファンタジストの武豊騎手と6番クラージュゲリエの横山典弘騎手がソンナバカナってくらいのマジックを見せたりしないでねってことでお願いしたいのですが、どうでしょうか?