共同通信杯は、2歳王者が実力を見せるか? それとも新星誕生か!? で、京都記念は?? | ウマブロbyアミュレット

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登録が8頭で出走が7頭とかなりの少頭数になってしまった共同通信杯。

ちなみに9頭以下だったときはどうだったかというと……。

2007年はフサイチホウオーが1.4倍の1番人気応えて勝利。

2着に5番人気のダイレクトキャッチで、クビ差同タイム。3着に3番人気のフライングアップルで、4着に2番人気だったディープインパクトの半弟ニュービギニング。

2005年はストーミーカフェが2.2倍の1番人気に応えて勝利。2着に5番人気だったダイワアプセットで、同馬はこのレースが最後になってしまったから余計にそう思うのかもしれないが無事だったらもっと活躍できたんじゃないかと思える1頭で、そういう意味で忘れられない馬だったりする。3着に4番人気のマルカジーク。

1998年は単勝1.2倍のエルコンドルパサーが勝利したが、このときはダート変更の不良馬場で行われた。2着に2番人気のハイパーナカヤマ、3着に5番人気ミツルリュウホウ。

1996年はサクラスピードオーが1.9倍の1番人気に応えて勝利。2着に4番人気のエイシンコンカードだったが、3着は9番(すなわちビリ)人気で単勝67.2倍のマイネルエンペラーだったので、3連系の馬券があったらいくらついたのだろうかって感じ。

昨年は単勝1.8倍のグレイルが7着に負けて、6-3-10番人気と単勝万馬券の馬が3着に入って3連単は56万馬券と波乱の決着で、

2017年は2-6-1番人気だったが上位人気のオッズが割れ気味だったので馬連は3410円、3連単は16620円もついたし、

2016年は1.9倍の1番人気ハートレーが9着(ブービー)に敗れて6-5-3番人気で馬連はもうちょっとで万馬券、3連単はもうちょっとで10万馬券だったりと

ここ3年間は荒れまくっている。

ただ9頭以下で1番人気が1倍台であれば8回中7回が1着で2倍台でも勝利しているということは、やはり強いと思われる馬が出走してくれば、他の馬は避けるよねってことですよね。

ちなみに単勝1.3倍で勝てなかったのはビワハヤヒデで、4番人気マイネルリマークにクビ差届かずの2着だった。

 

アドマイヤマーズが断然人気を集めそうな今回、1倍台ならほぼ安泰か?

そして人気薄を連れて来てくれるのを祈るのが吉か??

 

57キロのトップハンデで1番人気で勝利したのは2014年のイスラボニータで単勝は2.2倍だった。

2012年は57キロを背負った馬が2頭いて、2番人気のゴールドシップが勝利して、2着に1番人気のディープブリランテでトップハンデ馬のワン・ツー。3着に3番人気スピルバーグ、4着に4番人気のストローハットで、2着馬からはハナ、1/2差での決着。

それ以外の馬は人気で苦戦しているが、今年は57キロ馬が2頭なうえに少頭数。

人気通りで決まっちゃうのか? と思ったら57キロのクラージュゲリエが4番人気……。

 

そんなこんなで出走各馬の気になるところを……。

 

1番ダノンキングリー……ディープインパクト×ストームキャット、半兄にダノングッド、全姉にミッキーグッドネス、全兄にミッキーマインド。

ここは3戦目で

前走は中山芝1600mのひいらぎ賞(500万下)で2番人気1着。

大外枠からのスタートで内に行きたいんだよってところを2つ内のサンディレクションが外に向かってきて、押し合いになり間に挟まれたテイエムバリバリが可哀想なことに最後方からの競馬となったが、この馬は前に4頭並んでその後ろに並んだ一番外からレースを進め、4コーナーで外から前に進出し、直線は逃げたヘイワノツカイの外から並びかけて抜き去るとそのまま勢いが衰えずに伸びて1着でゴールした。

3馬身突き放しての2着争いは外から併せて伸びてきたミトロジー、ドナウプニル、前目の競馬でしぶとく伸びたユニバーサルレディ、逃げたヘイワノツカイの4頭がクビ、クビ、ハナ差での争いとなった。

新馬戦は東京芝1600mで2番人気1着。

好位の外4番手からの競馬で直線残り200mすぎたあたりで一旦は抜け出したが、外からカレンブーケドールがぐんぐんと差を詰めてきて2頭の競り合いになったが結局アタマ差でカレンブーケドールを抑えて勝利した。

全兄も全姉も芝でデビューしたが結局ダートを走っているところは気になるし、まさかのダート変更になったりしたらなんて思ったりもしたが、芝で勝ってないわけでもないし。っていうよりも前走は強かったよね。

超高速馬場よりは多少力のいる馬場になるのも悪くなさそうだし、なんといってもディープ×ストームキャットっていうのはキズナとかサトノアラジンとかリアルスティールと同じなのだから、距離が伸びてダメってこともないだろう。

1-2戦目は大外枠で今回は最内枠だが、スタートが遅いわけでもなく少頭数なので、枠はどこでも関係なさそうですしね。

新馬戦から戸崎騎手の継続騎乗。ここもあっさり勝つようならクラシックへの期待が高まる!?

 

2番マードレヴォイス……ダイワメジャー×キングカメハメハ、母の母の母にダイナアクトレス。社台F生産馬。

ここは8戦目で

前走は京成杯で12番人気7着。

その前はホープフルSで13番人気10着。

3走目に東京芝1600mの未勝利戦を勝ち上がり、4戦目のベゴニア賞で6番人気4着。

その後中山で3戦して、今回は久々の東京芝1600m。

東京替わり、距離短縮は良いかもしれないが、ここはやっぱり相手が強そうで。

三浦騎手の継続騎乗で馬場が渋るようなら多少はというところはあるかもしれないが、稍重スタートで乾く方向に行くと考えると大きな紛れは期待できそうにもない?

 

3番ナイママ……ダノンバラード×ジャングルポケット。

ここは7戦目で

前走は京成杯で8番人気6着。

2走前は東スポ杯2最Sで10番人気13着。

札幌芝1800mのコスモス賞は3番人気1着で札幌2最Sは4番人気で2着したが……。

やっぱり印象としては柴田大知騎手より五十嵐冬樹騎手の方が合ってんじゃないかなって感じだし、どうせなら川崎じゃなくてJRAに移籍すればよかったんじゃないのかとも思ってしまう。

まぁそんなことはいっても仕方ないことだが、ここでも馬券になるとはちょっと思えないってのが正直なところ。

ものすごく時計のかかる極悪馬場だったり、玉砕覚悟の大逃げだったり、なんかそういうことでもあれば開ける道もあるかもしれないが、このメンバーで馬券になるのは厳しそうに思える。

2走前から柴田大知騎手の継続騎乗。

 

4番アドマイヤマーズ……ダイワメジャー×メディシアン。ノーザンF生産馬。

ここは5戦目で

前走は朝日杯FSで2番人気1着。

3番手でレースを進め、直線で抜け出して勝利した。

2番手でレースを進めた1番人気のグランアレグリアの自滅っぽいところはあったにせよ、かなり強い競馬だった。

新馬戦から4連勝中の2歳王者に対してそういってはなんだが、相手なりに走りそうな馬という感じがしたりする。

相手が弱ければぶっちぎって勝つこともあるけど着差がつかないこともあり、ただ相手が強くなっても相手なりにきっちり走るって感じ。

ダイワメジャー産駒らしく将来的には1600mがベストかもしれないが(っていうかダービーで勝ち負けって風にはあまり思えないけど)現状では1800mがこなせないことはないだろうし、このメンバーなら勝ち負けではないだろうか?

問題は昨日人気を考えれば散々だったといっても良さそうなM.デムーロ騎手か……?

GⅠではないが、GⅡなら気合を入れて乗ってくれることを希望するしかないってところでしょうか。

M.デムーロ騎手は共同通信杯で騎乗しているイメージはあまりなくて、過去10年では2011年にペルシャザールで2番人気4着、2009年にプロスアンドコンズで3番人気9着だが、どちらも乗り替わりで初騎乗だった。

距離延長が嫌われてか、57キロが嫌われてか、朝は単勝が2倍あったのでどうかと思ったが、現在は1.7倍ですね。

少頭数で1倍台なら、きっちり勝つ??

 

5番フォッサマグナ……ウォーフロント×ラヒブ。

ここは2戦目で

前走は中京芝1400mの新馬戦で1.8倍の1番人気に応えて勝利。

16頭立ての15番枠だったが大外のカレングロリアーレが内に向かってまっしぐらに出て行ったこともあってか、抑え気味のスタートになってしまったが、中団の外につけ4コーナーで外目を徐々に上がっていき直線に入ってスイスイと伸びて抜け出して1着。

2-3-4着は前で競馬を進めたランスオブプラーナ、カレングロリアーレ、テーオーアマゾンで3頭共に次走勝ち上がった。

今回はいきなり距離が伸びて1800mとなる。

脚も長めでキレそうな馬だし、1400mがベストって馬ではないだろうが。

パドックでは立ちあがったりと若さを見せていたので、今回もパドックは一応注意。ルメール騎手の継続騎乗で、期待感込みの2番人気。

期待したい気持ちはわかるが……この馬があっさり勝つようだと……。

 

6番クラージュゲリエ……キングカメハメハ×タニノギムレット、半兄にプロフェット。ノーザンF生産馬。キャロットF。

ここは4戦目で

前走は京都2歳Sで1番人気1着。

後方からレースを進め、4コーナーでブレイキングドーンが上がっていくのと同じくしてその内で、2頭並んで前に行き直線ではこの2頭の競り合いになり、1/2馬身差で勝利。

新馬戦は札幌芝1800mで2番人気で1着。

2戦目は札幌2歳Sで1番人気も3着だった。後方から外を回って伸びてきて、強い競馬ではあったが。

モレイラ騎手-M.デムーロ騎手-モレイラ騎手からの武豊騎手に乗り替わり初騎乗。

ごく普通に考えれば京都2歳Sの勝ち馬だし、距離適性的なことを考えればこの馬が1番人気でも良さそうなのだが、現在4番人気。

左回りが初というのと、武豊騎手への乗り替わりがこの馬にはどうかというところだよなぁ〜と……。

そう言っては身も蓋もないが、収得賞金は2050万円。ここであえて勝たなくてもということで、長距離輸送とか左回りとかいろいろ練習を兼ねてやってきた感があるよねって感じがするし、それでも馬券圏内は外さないかなぁどうかなぁというのが世間的な評価ってことですよね。

そこは確かにそう思うのですが、でもこのメンバーで勝ち負けできないようではクラシックでどうかという気もするし、

モレイラ騎手戻ってきてぇ〜ってわけにもねぇ……。

 

7番ゲバラ……ディープインパクト×ナリタトップロード、半姉にアンシエルワープ。

ここは2戦目で

前走は京都芝1600mの新馬戦で5番人気1着。

気がついたらゲートが開いてたんですけどって感じで出遅れて後方から。4コーナーで外を回って直線で伸びてきて最後はちょっとフラフラ走って1着。

まだお子様全開な感じのレースで勝利した。

5月28日生まれなので、お子様全開というかお子様なので、2戦目でどれくらい成長しているかですが……将来的には有望でしょうが、このメンバーでとなると?

柴山騎手から大野騎手に乗り替わり初騎乗。

 

ということで、4番アドマイヤマーズを逆転するなら1番ダノンキングリーかおもいきって5番フォッサマグナ。

でも順当にと考えるなら4番アドマイヤマーズ、1番ダノンキングリー、6番クラージュゲリエの3頭の争いで、5番フォッサマグナ、7番ゲバラが穴(といえる人気ではないけど)という感じ。

馬券を買うレースではないかもしれないが

4番アドマイヤマーズを1列目

2列目に1番ダノンキングリー、5番フォッサマグナ、6番クラージュゲリエ

3列目に+7番ゲバラとまさかの逃げに出たら3番ナイママの逃げ残りで(それくらいしか高配当を期待できない)3連複と3連単。

1列目に1番ダノンキングリー、5番フォッサマグナ

2列目に+4番アドマイヤマーズ

3列目に+6番クラージュゲリエ、7番ゲバラ、3番ナイママの3連単。

 

 

京都11R京都記念は……このメンバーは、なんだかカタいイメージのGⅡ京都記念にしては……でもってルメール騎手もM.デムーロ騎手もおまけに外国人騎手は誰もいない……ということで、思い切って穴馬を狙ってみようじゃないですか。

 

一発に期待して

1番ハートレーと5番ブラックバゴの単・複。

2番ノーブルマーズ、8番ダンビュライト、55キロはラッキーなんじゃないかと思える11番タイムフライヤー、大穴なら4番ケントオー

パドックを見ないとちょっと不安な10番ステイフーリッシュを相手に馬連とワイド。

そうはいっても普通に買うなら

2番ノーブルマーズを1列目

2列目に8番ダンビュライト、11番タイムフライヤー、10番ステイフーリッシュ

3列目に+1番ハートレー、5番ブラックバゴ、4番ケントオー、7番パフォーマプロミスで3連複でしょうか。

 

オッズも割れているので、あえて穴を狙うレースではないかと思うけど、だからこそ人気薄で一発狙ってくれないかなぁと川田騎手と池添騎手に期待したいと思います。

 

東京も京都も芝は良馬場ですが、やっぱり高速馬場より力のいる馬場でこそという馬の食い込みを期待したいと思いますが、どうでしょうか?