エルムS といえば、エーシンモアオバーとかジェベルムーサとかローマンレジェンドとかグレープブランデーとか
なんかお馴染みのメンバーが出てきて勝ったり負けたりしているイメージのレース。
2012年のローマンレジェンドを最後に1番人気の勝利は無く
微妙に荒れるイメージもある。
道中はどこに居ようが、直線に向いたときに前にいる馬が結局勝ち負けというレースでもあるのだが……
この10年で単勝1倍台の支持を受けたのは2頭。
2011年のランフォルセが1.6倍で1着。2着に59キロを背負っていた8番人気のオーロマイスターを連れてきた。
2009年はトランセンドが1.6倍で1/2馬身差で4着、5着馬ともクビ差だったが。レパードSをぶっちぎっての参戦で、3歳ということもあり53キロだったのも人気の一因だった。
テイエムジンソクは勝ちきれるのだろうか?
ま、レース間近にはオッズが2倍以上になってるかもしれないけど。
ということで、出走各馬の気になるところを簡単に……。
1番コスモカナディアン……前走は安達太良Sを勝利。2走前はマーチSで1番人気も12着。
今回は柴田大知騎手から丹内騎手に乗り替わりで、マイネル・コスモの北海道担当ってことなのだろうが、丹内騎手騎乗時は2-3-3-5着.。昨年は函館から札幌に変わり、丹内騎手から柴田大知騎手に乗り替わって4番人気で勝利した。
函館より札幌なのかもしれないが
丹内騎手騎乗時はなぜか、重、良、稍重、重で、今回も今の所重馬場ってのは偶然だろうが。
休み明け2戦目で状態も上がっているかもしれないが、
良馬場の方が良い馬だけに乗り替わりよりも、馬場状態が気になる。
2番ロンドンタウン……前走は平安Sで5番人気も12着。
2走前のアンタレスSは、前にずらっと馬が並んで走っている状態の2列目というところで、最後に前の4頭が内で競り合うところをその外から抜け出してきて2着だった。
後ろからとは言っても、4コーナーで前に行けないわけではないし、極端な追い込みタイプでもないので、そこは岩田騎手に期待。
昨年こそジェベルムーサで4コーナーで、横に広がった外を回って7着だが
2015年はジェベルムーサで2番人気1着、
2014年はローマンレジェンドで3番人気1着、
2013年はエーシンモアオバーで5番人気2着、
2012年はローマンレジェンドで1番人気1着の成績。
現在4番人気は岩田騎手への期待込みもあるとは思いますが
川田騎手で好成績を挙げている馬なので、岩田騎手ってのも良いのではないでしょうか?
3番ドリームキラリ……前走はマーキュリーCで5番人気4着
2走前はマリーンSで4番人気12着。
札幌ダート1700mは、昨年1000万下条件で5番人気1着と4番人気3着。
逃げてどこまでという感じの馬だが
今回はブリンカーを着けて、何が何でも逃げます! ってことのようで。
昨日から復帰した三浦騎手は5-6-3-1-1着と好調で
本日1Rも1着。
ちなみに矢作厩舎の馬では昨日11番人気のノルナゲストで3着。
速い時計を持っていないだけにどうかというところだが、
逃げ粘れる?
4番テイエムジンソク……ちなみに昨年、一昨年の優勝馬は4番です。でも4枠ですけど……。
もどかしい戦績を重ねつつ強くなった……っていうか、いきなり強くなったというか、こんなに強かったっけ?
竹之下騎手は、個人的にはPATでの回収率300%越え(7回買って3回馬券になってるだけだが。ちなみに1位は藤懸騎手で423%)で、古川騎手はかろうじて100%越えの109%なのだが。
まぁとりあえず、100%越えてるんだから相性は良いってことかも。
ここは勝ってもらいたいというのが、もどかしいころから馬券を買い続けてきた私の願いです。
5番オヤコダカ……2015年の北海優駿で1.1倍の人気で落馬競走中止した馬。ってのが、どうしても忘れられないのだが、その後も門別では人気に応える走りを続けていて、強いといえば強いのだが、ここはやっぱり相手強化で……。
6番リッカルド……昨年の覇者。だが、その後は散々な成績で。
まさかとは思うが、札幌だけは走る馬だったりして?
このレースは、同じような馬が馬券になったりもするが、そこまで強いかどうかは??
7番タマモホルン……この馬は浦和で逃げてどこまでタイプだし、さすがにここでは相手が強いのではないだろうか。
8番ラインハート……芝でデビューしたが勝ち上がったのはダート。ただし1200mで、その後は芝短距離を走っていた馬で、最後に勝ったのは昨年9月の北九州短距離S。
52キロでクビ、クビ差の勝利だった。
前走はクイーンSで初の1800mを走って11着。
ここで爆走したら驚く。
9番ピオネロ……上位には来るが、勝ちきれないタイプか。
脚抜きの良い馬場は良さそうだし、ルメール騎手では過去1戦1勝(中京ダート1800m)。
安定はしているのだが、惜しくも馬券圏外ってことになっても、あぁそうかなって感じ。
10番モンドクラッセ……昨年のこのレースは1番人気で3着。急遽の乗り替わりだったこともあるが、その後なんだかなぁな競馬が続き、2走前の総武Sで久々の勝利。
この馬は札幌のダート1700mは3勝3着1回で、函館も2勝の北海道巧者。うち4勝が三浦騎手の手綱で札幌では3戦3勝。
三浦騎手が昨日から復帰したのは、このレースってのもあったんじゃないかと考えられるし(いや、たまたまかもしれないけど)どーしてここは勝浦騎手なのかなぁ〜? とは思うし、仮に三浦騎手で勝ったらやっぱりちょっと感動するよね。
そんなことはおいといても
モンドクラフトのためにも、兄ちゃんに頑張って欲しいとは思ったりする。
11番クリノスターオー……このレースは過去2-4-2着で、その時は前走が2-6-2着。2着は共に平安Sだが、6着だった時は帝王賞で、その前走は平安Sで2着。
今年は前走マーキュリーCで3着で、その前の平安Sで14着。
スムーズに気持ち良く走れるかどうかってことですが、どうでしょうか?
12番リーゼントロック……矢作厩舎2頭出しで人気の無い方。
今回は坂井騎手に乗り替わりで、戦績的にも人気にならないのは良くわかるのだが、この馬は渋った馬場が得意なようで。
そういう意味では、ちょっと面白い、
ちなみに坂井騎手は過去2回騎乗して6番人気で3着と8番人気で11着。共に京都ダート1800mで、昨年のことなので、つまりは騎手1年目の出来事。
ここでいきなり勝ち負けってのは厳しいとは思うが、全く人気も無いので3着に残ったりしないかなぁの期待も。
13番メイショウスミトモ……昨年の夏は小倉に参戦していたが、一昨年は札幌ダート1700mで1勝2着1回。函館は7-7-2着だった。
今年は函館で3-6着。
札幌の方が得意なんだよね、ってことであれば見せ場があるかも?
ところでこの馬の調教は古川騎手が騎乗しているが、そういうのってどんな気持ちなんでしょうかね?
この馬が一昨年札幌で勝ち負けした時の鞍上は古川騎手だったりするのですが、テイエムジンソクとは脚質が違うし、気にならないのかな?
四位騎手に乗り替わり初騎乗。
後ろからでは届かないレースだけど??
14番ショウナンアポロン……ここのところ二桁着順続き。
昨年のこのレースは、前には行ったのだが最終的に12着。
やる気の問題かもしれないが、やる気が出なければ……。
横山和生騎手に乗り替わり初騎乗、ちなみにお父様の横山典弘騎手では1勝6着1回の成績。
本日弟の武史騎手は、現在のところ2-2-1-9-2着。
負けてられない?
ということで、4番テイエムジンソクから
2番ロンドンタウン、10番モンドクラッセ、11番クリノスターオー、13番メイショウスミトモへの馬連と
12番リーゼントロックを加えた3連複。
前に行きたい馬が多いだけに、
13番メイショウスミトモと2番ロンドンタウンの馬連とワイドも買いたい。
あとは同じ馬が何回も馬券になるので、
6番リッカルドの単・複は人気がないだけに、買っておくテももあるかもしれないが、どうでしょうか?