フェアリーステークスの感想など | ウマブロbyアミュレット

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思いつくままに……

丸田騎手は、前日のウイングチップと同じように

4コーナーでまくり気味に前に進出して、今回は押し切って勝利。

枠も同じだったし、外枠からなら、そうなるよなぁってレースぶりでした。

ということで、勝ったのはライジングリーズン。

穴馬は2頭は来ないで、と思っていたのに

10-1-7番人気での決着。

ジャストザマリンが3着だったら複勝・3連複も獲れたのに……。

ってか、ジャストザマリンの方が人気が無くて11番人気。

10-1-11番人気で決まるよりは、人気サイドでの決着だったと言うべきか!?

 

このレースのパドック映像を見ていたら

人気馬がどうもあまり良く見えない……。

ライジングリーズンは、外目をキビキビといい感じで歩いているようには見えたし

+12キロも太いという感じはしなかった。

今回は、ペースなどいろいろ上手くいったところもあるように思うし

新馬戦も内を追走して4コーナーで外に出してぐい〜んと前に行って伸びたので

中山も合ってることは確かだと思う。

アルテミスステークスの競馬ぶりだけで、府中はダメと決めつけられないが。

デビュー前に夏負けで放牧に出されていたようで

まだ良くなるだろうとも考えられるし

今後さらに強い相手と当たってどうかも

今後のさらなる伸び代に期待したい。

母方を遡るとなんだかとても古い在来牝系。

 

2着アエロリットは、+10キロでややゆるいかと思ったが

芦毛だけにそう見えるのかもなどと思いつつ

ゆったりと周回している様子は好ましい感じだった。

ツヅクが速いペースで飛ばして行ったが

2番手で残ったのだから、やっぱり強いのは強い。

クロフネ産駒で、母の母の母の半妹にダイヤモンドビコー。

 

モリトシラユリは、パドックで周回中にカクッとコケたりしてオイオイと思ったり、見た目的にはやっぱり1600mより

もっと距離があった方が良いのではないかと思ったりしたが

最後に突っ込んできて3着。

こっちもクロフネ産駒だが、母系はシラオキのいる在来牝系。

こういうレースは在来牝系のしぶとさが活きるのか?

アエロリットとジャストザマリンの牝系はアメリカンだが。

特に詳しくはないので、レースが終わってから

そんなことを思ったりする。

 

4着ジャストザマリンは、スタートで良い位置が取れず

内でソツなくレースをして、アエロリットに迫ったが

3着馬は外から伸びてきた。

この辺は、吉田豊騎手の勢いに屈したって感じもする。

パドックでは外目を良い感じで歩いていたし、

モリトシラユリより人気が無かったとは思っていなかった……。

ここは反省しておかねば。

 

2番人気キャスパリーグは12着。

現状は、距離が伸びて良いような感じはしていなかったが

さすがに負けすぎ。

輸送の影響もあったのかもしれないが、−6キロで

煩いというわけではないのだが

落ち着きの面でもいまひとつだったようにも?

12Rに半兄のリアルキングも出走していて、果敢に逃げるも15着。

兄妹揃ってお疲れさまでした。

 

3番人気コーラルプリンセスは8着。

スタートに不安がある大型馬の最内枠というのは、

やっぱり辛かったかもという結果に。

新馬戦から1-8-1-8着で、次は1着!?

力の要る馬場はイマイチなのかも??

 

4番人気ヒストリアは6着。

ドスドスした歩き方で、どうも後ろ足の左右のバランスがイマイチ良くないように見えたのが気になった。

アルテミスSの時は、そんな風には特に思わなかったので……

気のせいかもしれないが、成長待ちって感じかも?

 

ということで、

上位人気馬の巻き返しもあると思えますが

クラシックでどうこうという感じではないのが

フェアリーステークス。

やっぱり荒れるレースだということを再認識いたしました。

軸になる人気馬の選択さえ間違えなければ

あとは穴馬に流しまくってやるぅ〜作戦が良いかもしれませんね。

 

シンザン記念は、あの馬場状態ではナンとも……。

キョウヘイは、重馬場が異常に得意なのか

良馬場でもいけるのか

高倉騎手は逃げるか追い込むか、極端な競馬で勝ち負けのイメージなので

今後もイチかバチか的追い込み競馬になるのかと思われますが

人気薄での一発には注意しておきたいと思います。

新馬戦ではメイショウソウビの4着でしたが、

パドックでスタスタと歩く様子、直線でぐんと伸びてきた姿に注目していた1頭。

特に夏競馬の新馬戦はパドックでスタスタ歩いている馬に注目しているのですが

仕上がりが早くて気性が前向きなように思うからです。

 

今回フェアリーステークスのパドックでは

ツヅクがスタスタ歩いていましたが

こちらはちょっと前向き過ぎるレース振りでした。

8番人気というのは、意外に人気になってるんだなと思ったのですが

忘れた頃に馬券になりそうな気がしています。

 

今週は、日経新春杯はもちろん楽しみなのですが

3歳馬限定戦で

フェアリーステークスで抽選に外れた組が揃って出走しそうな菜の花賞、

京都では白梅賞が、同じ1600mのレースで行われ

日曜日にはOP競走として

中山芝2000mの京成杯、

京都芝1400mの紅梅ステークス、

500万下の中京ダート1400m・はこべら賞が行われます。

この時期は重賞も500万下もそれほど変わらない戦績の馬たちが出てくるので

馬券的には、難しそうですが……いろんな意味で注目といったところでしょうか。