私は以前から気をつけていることがある

それは自分の思考を疑うこと。

元々は間違うことへの恐怖心から始まった思考だった。
ただ生きていくうちに、人間の感情や思考とは、尤もらしくとりつくろっていたとしても、
多くの場合は主観的な意見であり、そこに正解は極々少数であることがわかった。(というか正解ってないか?)

自分の気持ちも、その日の幸福度、疲労度、関心を持っている事柄、見たドラマ、感情移入してしまったニュース、体調(エストロゲンの分泌量等)etc...様々な要素がからまりあって生まれてきたものであって、翌日になるとたぶん変わってしまう。そして、人が見ると全く支離滅裂な結論だったりする。

人によっては多角的な視点で物事を捉えることに長けている人もいると思うが、
私は恐らく苦手な方なのだと思う。
(もしかしたら思い込んでいるのかもしれない。経験が物を言うのかも。)
だから自分が感じたことを、一旦俯瞰で見てみる。
特に怒りや哀しみ、負の感情を。


ただ、この思考を続けるのは結構しんどい。
素の自分を見失ってしまう。
分野によるが、自分の意見が持てなくなる。
結論を出すまで時間がかかり、仕事上支障がでることもある。
結局のところなんでもよくなる。
特定の人物に対してあれこれ分析をしがちな女子とのコミュニケーションに上手く乗っていけない。
理解してくれる人が周りにいない気になる。
自分は面白味のない人間なのかなと凹む。
自己主張の激しい人に嫌悪感を抱いてしまう。




ただ、今日ちょっと救われた気がした。
テレビで武田鉄矢さんが言っていた。

”人は自分が正しいと強く信じているほど恐ろしく、
人は自分が正しいかどうか疑っているほど正しい” 


似たようなことを先人さんたちもしていたのかと思った。
気づいてくれている人がいたようで、嬉しかった。

まだまだ未熟な点もあるけれど、
もう少し自信が持てる気がする。