東日本大震災 千葉県浦安市の被害
4月2、3日の2日間にかけて、香川大学危機管理研究センターの調査団として千葉県浦安市、銚子市、旭市の被害を調査してきました。
目的は、南海地震が発生した場合、香川県における被害はこの度の東北地方における震災の激震地というよりは千葉県における被害が参考となるとのことで、主に液状化被害と津波被害を調査いたしました。
浦安では、新浦安駅周辺を中心に調査致しました。
写真右側に移っている黒いうねは液状化による噴砂です。
まるで雪かきのあとのようでした。消防の方や若いボランティアの方が懸命に噴砂の除去にあたっていました。
現地では、細かな粒子の噴砂により、マスクが必須な状況でした。
これでは、洗濯物や布団を干したりなどが厳しい状況で、居住者の方の健康面への影響が気になります。
私は5時間程しか現地を歩きませんでしたが、目、喉の痛みと肌への刺激を感じました。
液状化による直接的な人的被害は発生しませんが、生活の継続には大きな影響を及ぼします。
歩道や道路脇の植え込みには、このような噴砂が多く見られました。
液状化の被害は、番地単位で異なっていました。
写真左側が歩道、右側が建物ですが、左側が著しく沈降しています。
施工境界が液状化被害の境界となっていることがよくわかります。
応急対策として塩ビ管が挿入されています。
このような状況が至るところで見られます。
明海南小学校近くの公園です。地盤には、段差及び開きを伴うひび割れが発生しています。
公園にいた子どもたちに話を聞くと、「液状化で地面からばーっと噴水が出た」とのこと。「液状化」という言葉が子ども達の中で普通に使われていたのが印象的でした。
海側が15cmほど沈降、30cmほどの開きがあります。
今回の調査で実感したのは、液状化被害=生活被害ということです。
地盤被害による上下水道の途絶に加えて、噴砂がこれほど生活に影響するとは想像していませんでした。










