果報今日は東京のお寺での御施餓鬼法要出座です。餓鬼は恒河を火と見る。人は水と見る。天人は甘露と見る。水は一なれども果報に随いて別別なり日蓮聖人のお言葉です。感謝の思いを持っていただけば、ただの水も最上の飲み物になり、自分の欲に振り回されていると、いくら飲んでも満たされず、水が火に見えてしまう。必要以上に物を求めることは苦を生むということ。足るを知るという、いま有るもののありがたさに目覚めることこそ大切です。折にふれて心がけたいものですね。