業力(ごうりき)
誰も見ていなくても、言ったり、やったり、思ったりした行いは、結果を生み出す力となって、消えずに、その人自身に宿る
業について、お釈迦さまは説かれます。
それは、植物の種に花を咲かせる力が宿っているように、私たちの行いもタネであり、結果という花を咲かせる強い力があるのが業です。
その業力は、とても強い力を持っているので、仏教では、大象百頭よりも強いといわれています。
今日は月例施餓鬼因縁供養。
自身を突き動かす悪しき業因縁の浄化の為の御供養です。
我が身は藤のごとくなれども、法華経の松にかかりて妙覚の山にものぼりなん
日蓮聖人のお言葉
私たちのこの身体は、ありふれた藤のようであっても、松のように立派な法華経の教えに頼り懸かれば、妙覚の山に登り、仏に成ることもできるであろう。
法華経を信じ、南無妙法蓮華経をお唱えすることによって私たちの成仏は叶うと聖人は教えます。