春休みの子ども修行 | 九十九里浜  智弘院ブログ

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修行体験の出来るお寺です。

法華経の福徳をいただく。
物心両面が豊かになる。

お寺はいつも開いています。
いつでもお待ちしております。









春休み子ども修行二泊三日が始まりました。

修行の種類
●唱題行
太鼓などの音に合わせて、大きな声で「南無妙法蓮華経」と唱えます。
すべての神仏に感謝を捧げ、自身の可能性を引き出す力の修行です。
●座禅
姿勢を正す、呼吸を整える、心を整える、これらにより精神が統一され、自分と向き合います。
少しでも動いたり、気が乱れたら、木の棒(警策)で肩をパシン!と叩かれます。
●食事作法
朝食のお粥・梅干し・漬物に始まり、食事の際に守ることが3つあります。
1.私語は禁止。
2.音を立てない。
3.他の人よりも早く食べても、遅く食べてもいけない。
音を立てずゆっくり噛むことなどの作法は、命への感謝、食材や食事を作ってくれた方への感謝、自然の恵みを大切にする謙虚な態度を学びます。
●作務行
作務とは、掃除や片付け、庭の草取りなど、身体に汗して働く作業のことです。
仏教は、「心」「身体」「環境」はつながっていると教えていますので、人格を完成させるための手段の一つとして、作務の大切さを教えます。
●写経
経文を書き写すこと。一文字一文字心を込めて書くことは、丁寧に字を書くことの大切さも学べ、心が清らかにすることが目的で、脳の活性化、忍耐力向上などの効果もあります。
●法話
住職が仏教のお話を通して人生の意義や生き方などについて教えます。仏さまの教えには、人生の問題への解決の道が示されています。
短い期間であっても、お寺の規則正しい生活と修行に取り組むことで、悩みを解決する力、自分を磨いていく力、困難に負けない力などを、少しでも身につけて欲しいと思います。

辛いこともあるかもしれませんが、子どもたちにとって貴重な体験になることでしょう。

春休みのお寺での生活、大人になっても忘れずに、心のどこかに残る充実した経験となることでしょう。