発達障害の為の修行 | 九十九里浜  智弘院ブログ

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修行体験の出来るお寺です。

法華経の福徳をいただく。
物心両面が豊かになる。

お寺はいつも開いています。
いつでもお待ちしております。


夏休みの修行、お寺に来る子供たちにADHDといわれる子たちが多くなっています。

注意欠如・多動症(ADHD)とは 
「自分の感情をコントロールする」「物事に集中する」「他人の表情から感情を
理解する」などがうまくできないのが発達障害といわれていますが、これは個性や思考の特性、性格に近いものです。

発達障害には、人とのコミュニケーションが困難な自閉スペクトラム症(ASD)、
注意が持続できなかったり衝動性が高い注意欠如・多動症(ADHD)、読み書きや計算などが極端に苦手な限局性学習症(LD)などのタイプがあり、これら複数のタイプを併せ持っている場合もあるといわれています。

ADHD の子どもは、忘れ物が多かったり、ルールが守れず、友達とトラブルになるなどの問題が起こってしまい、多くの子は、家や学校でしかられ続けるために、自尊心が低下することが多くなってきます。

自尊心の低下や失敗体験が積み重なると、先々「うつや不安障害」にもつながっていきますので、早く気づいて対処することが大切でしょう。

また「寝つきが悪い」「夜泣きがひどい」「ぐっすり眠れない」「眠り過ぎる」といった症状がでることがあり、睡眠障害が起こる可能性が非常に高いので、よい睡眠がとれるように生活リズムを整えることが症状の軽減につながるといわれています。

子供たちと触れ合うと、自信が無かったり、ひねくれていたり、自己中で協調性が無かったり、愛情不足であったりと様々ですが、本質は皆かわいいものです。
お寺の修行の体験が、少しでも良いきっかけになること願っています。