九十九里浜  智弘院ブログ

九十九里浜  智弘院ブログ

修行体験の出来るお寺です。

法華経の福徳をいただく。
物心両面が豊かになる。

お寺はいつも開いています。
いつでもお待ちしております。


九十九里浜 智弘院HP


 供養会    写経    座禅   祈願


早朝の参拝、読経座禅作務行など体験できます。

 

 

 

静かに自己を見つめ、心身を浄化し、人生を好転させましょう。


 


寺子屋(第1・3土曜日午前8時~)











今日はご遠方やご年配でご来寺いただけない檀信徒の方々に、年末のお経と日蓮宗カレンダーに日蓮宗暦、新年の御祈祷案内などを渡しに行きました。


日蓮宗の暦やカレンダーは、インドの古法に則り二十七宿(にじゅうななしゅく)を用いており、日蓮聖人の聖語など日蓮宗の教えに基づいた年中行事、宗門では古くから祈祷も重視されていますので、日々の運勢や方位の吉凶を判断するための情報が詳しく掲載されています。 


また、冠婚葬祭でも使われる六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)も記載され、信仰生活の糧となるよう工夫されています。



今日は一陽来復の冬至、東京まで挨拶回り、いつもお力添えを頂き、お世話になっているお寺様へ、1年の感謝を伝えに伺いました。


師走の挨拶の注意点は、

事前に伺っても差支えない日時をお聞きし、

相手が多忙であることを考慮して、

短時間で済ませるように意識します。

失礼にならないようにきちんとした服装で出向くのも必要です。


帰りは五十番でお土産を購入、今夜はゆず湯です。



今日は歳末の壱万遍題目修行、終日お題目をお唱えします。



功徳(くどく)
「功」は善行の働き、「徳」は得られた幸福や恵み、御利益を意味します。

日蓮聖人「御義口伝」のお言葉
「悪を滅するを功と云い善を生ずるを徳と云うなり」

功徳とは、信心の実践に励むことによって、私たちを覆う煩悩や苦悩などの悪を消滅させ、智慧や安心、福徳などの善を生み出すと教えています。

「功徳とは六根清浄の果報なり」
「日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉る者は、六根清浄なり」

聖人は、功徳は自分自身の善の行動に備わっている、南無妙法蓮華経と唱えることで、六根清浄となると示されています。

果報は寝て待て、棚からぼた餅ではなく、全ては自分自身。
思いどおりにいかないことも、環境や他人のせいではなく、自分自身の内から起こってくることだと捉え、今日は懺悔滅罪のお題目を皆で唱えます。

「深く信心を発して、日夜朝暮にまた懈らず磨くべし。いかようにしてか磨くべき。ただ南無妙法蓮華経と唱えたてまつるを、これを磨くとはいうなり」