九十九里浜  智弘院ブログ

九十九里浜  智弘院ブログ

修行体験の出来るお寺です。

法華経の福徳をいただく。
物心両面が豊かになる。

お寺はいつも開いています。
いつでもお待ちしております。


九十九里浜 智弘院HP


 供養会    写経    座禅   祈願


早朝の参拝、読経座禅作務行など体験できます。

 

 

 

静かに自己を見つめ、心身を浄化し、人生を好転させましょう。


 


寺子屋(第1・3土曜日午前8時~)











夏休みの子供修行の申込みが毎日届きます。 
親御さんには、毎日の子育て、本当にお疲れ様です。一生懸命だからこそ、「どう育てるべきか」と悩むことも多いですよね。


仏教には「中道(ちゅうどう)」という、偏らないバランスを大切にする教えがあります。 
実は、親が子を想う愛情にも、この「中道」が隠されています。


親の愛には二つの姿があります。 
一つは「自立して生きていけるように」と厳しくお尻を叩く、教育の愛。 
もう一つは「何があってもあなたは見捨てない」という、丸ごと包み込む無条件の愛です。


一見すると矛盾していますが、私たちはこの両方の心を持っているからこそ、親をさせてもらえているのです。 

どちらか一方に偏ると、子どもを追い詰めたり、逆に甘やかしすぎたりして、心のバランスを崩してしまいます。


一番怖いのは、「子どものため」と言いながら自分のやり方だけが正しいと思い込み、我が子を支配してしまうこと(これを仏教で『邪見(じゃけん)』と言います)。


「厳しさ」と「許し」。 

つまずきそうになったら、いつでもこの二つの天秤を思い出して、どちらかに傾きすぎず、ゆらゆらと揺れながら真ん中を歩んでいく。 

その温かなバランスこそが、お子さんを健やかに育てる秘訣です。

​もっと欲しい

損したくない


そんな風に自分の心がいっぱいでいると、なんだか毎日が窮屈になります。


お釈迦さまは、人の苦しみの原因はこうした「欲への執着」にあると教えてくれました。


​そんな心を自由にする修行、これが「布施行(ふせぎょう)」です。

見返りを求めずに自分の持っているものを人に分け与えること。

お金やモノでなくても、優しい笑顔や温かい言葉をかけるだけで立派な布施になるのです。


​日蓮聖人は「人に物をほどこせば我が身のたすけとなる」という言葉を残されました。


誰かのためにした行動は、巡り巡って必ず自分を助け、心を豊かにしてくれるという意味です。


​人のために生きることが、自分の最高の喜びになる、これを自利利他(じりりた)と言います。


​まずはいろんなことに感謝していきましょう。なんでもよいのです。

いつも笑顔や「ありがとう」と身近なところから優しさの布施を差し出してみませんか?


巡り巡って、私自身の心を一番に満たしてくれるはずです。



富を持つことと、富に支配されることの違いを知ることは大切です。


​仏教において「苦」の原因とされるのは、ものに対する執着です。

「もっと、もっと」という終わりのない渇愛になると、心は常に飢え、平安を失います。

足るを知り、何のために資産を築くのかという「目的」を明確にすることは、自身が平静でいる為に必要です。

仏教では、因縁生起(いんねんしょうき)といって、すべては繋がっていると考えます。


​世界の複雑な経済網、技術革新、他者の労働、あるいは自然環境など、計り知れない「縁」によって支えられている現代社会、昨今の株価上昇にも一喜一憂せず、利益が出た際にも独りよがりな傲慢さを防いで、「おかげさまで」という謙虚な心が大事でしょう。

​世の中の変化を客観的に見つめながらも、自分の心の軸をしっかりと持ち、富を道具として正しく活用することが、豊かな時代を豊かに生き抜くための鍵かもしれません。