また間が空いてしまったが
立山続きを


一ノ越からは
結構ハードな登り


踏み外さぬよう
そして落とさぬよう気を使うようなガレ場


1時間と聞くと
そんなに長い気はしないのだけれど


神経使うからね
ありつけたこの景色は圧巻の槍


今思い出しても
あそこに立てたんだなと


それはもう
にわか自信照れ


いろいろが重なって今があるのは
ありがたいお願い


まさか自分が精神を患うなんて
あのときのわたしはどうしても認めたくなくて


どえらい抵抗を繰り返し
自分ではどうすることも出来ないところへ至り


助けられ
一心に愛情をかけられるものの


不安と恐怖と絶望と
死の匂いの思想ばかりがまとわりつき


確かにある感覚を言葉に落とすのは難しく
どうしてそうなっているのかも分からずにもがき


話したところで分かってもらえず
また絶望に支配される


どうにかなっちゃいそう…て
この「そう」のときがいちばんの


峠なのかも知れぬのぉ…
雲の上

→つづく