おはようございます(*´ω`*)
チコです
今回の思い ちょっと綴ってみようかと
残しておこうと思います。
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看護師さんだろうか
遠くからうっすらと聞こえる 女性の声
意識の確認をされているような
目覚めると 気持ち悪さだけが感じられ
それを口走り 眠りにつく 繰り返すこと数回
「そろそろ帰っても大丈夫ですか?」
看護師に確認する主人の声で再び目覚める
そうだった 主人は明日から1勤だ
(3交替の中の早番 早朝4時起き)
時刻は19時を回っていた
病院から自宅までは高速を使っても3時間半
早く帰ってもらわねばカラダが辛かろう
2、3言葉を交わし 主人が部屋を出る
まだ朦朧の意識の中 気持ち悪さが幾分
和らいだことに 安堵する
動かないカラダとはうらはらに 思いが巡る
この時 生まれて初めてかもしれないくらい
鮮明に「死」を意識した 不思議と
不安や恐怖などの感情は 表れなかった
仮にまたオペするようなことがあったら
今度こそ本当に死するかもしれない
それはとても近いとこにあるように思えた
死期が近いというのではなく
生と死は隣り合わせってことが腑に落ちて
ただそれをヒシヒシ感じた
「今回改心しなけりゃ 次はない…。」
ベッドに横たわるこのカラダ全身 足先から
頭の天辺までを客観的に見つめながら
考えるでも浸るでもなくただそう悟った
―子宮腺筋症核出術―
これは標準的な術式ではない
それがどういうことかなんて何も考えては
いなかった
子宮を温存できる方法だけを考えて
この手術に挑んだけれど
再発の可能性は ゼロ じゃない
子宮が機能しなくなってからも
(排卵・月経がなくなったあとも)
子宮系の病が起こる可能性は あり得る
今後 もしも救急車に乗るようなことが
起きた場合 他の病院では対応不可だったり
受け入れを拒否されるかも知れない
そもそも私がオペした病院は県外なので
救急車でそこに運ぶのも不可な訳で…


標準的な術式でないということは
先進医療にはそういう諸々も
含まれるのであろう
術後 それらを悟った時には、
子宮を摘出した方がよかったんじゃないか
カラダへの負担も小さかったんじゃないか
再発の不安もぬぐえたんじゃないか など
さまざまな思いが駆け巡った
主人が医師から受けた説明にはこんなのも
前回の手術の影響により腫瘍の癒着が多く
剥がしにくくて大変だったらしい…
(過去2度の腹腔鏡手術の経験あり)
それにより多少他臓器に炎症等起きる模様
この炎症等で発生する水だか何かを
溜まらないようにするのに余分に管を入れた
これ聞いた時には脳天ぶん殴られたように
くらくらした🌀🌀
…
…



…
…



病巣以外の箇所までも…





悲しいかな、しかしこれが現実
オペをするとは こういうこと でもアル。
現に オペ後の私のお腹からは管が出て
血液や体液が漏れ出ていいように
ガーゼなどがしっかりと当てられていた
そして 寝返り等でカラダを動かし
溜まった血液や体液をできるだけ外に排出
できるようにと促された
オペの結果は以下のとおり
・子宮の筋腫(腺筋症であり内膜)326g切除
・両卵巣チョコレートのう胞5g切除
・右卵官(詰まりにより)切除
目に見える怪しいものは全て取り除かれた
いろんな思いが駆け巡ったけれども
今回のオペを対応して下さった医師の方々
病院関係者の方々 見守ってくれた家族には
本当に感謝しかなく 
とてもありがたく思っています🙇🙇🙇
長くなってしまったので 次回に続きます