高妻山(2024,9,7~8)前編 | クララのブログ

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ハイキング、トレイル、登山など、山を中心とした活動の記録です。

高妻山へ行きました。ロングルートなので前の日に集合していただきました。集合した日は戸隠神社に参拝しました。戸隠神社は五社あるのですが、全てを歩いて回ると7時間くらいかかりますので、この日は宝光社と火ノ御子神社のみお詣りしました。

写真は宝光社の入口で奥に見えている銀色の線は本殿へ上がる階段の手すりです。あまりの急階段にびっくりしてさらに近づいて写真を撮りました。階段を上りつめると宝光社の本殿です。明日の登山の無事を祈ります。神道を歩いて火ノ御子神社に行きます。宝光社と比べて質素な造りでした。この先にも行きたいところですが、明日の登山を考えて余力を残して引き返します。帰りは車道を戻りましたが、途中で見つけたバアソブマンホールの蓋はリンゴがモチーフでした。この日の宿は山宿・戸隠小舎お風呂から出たら登っていなくてもまず乾杯です。夕食は和洋折衷メニューでした。デザートがついていて嬉しかったです。

 

翌朝は4:30に宿を出ました。戸隠キャンプ場前の登山者用駐車場で新たにお二人のお客様と合流して5時前に出発しました。キャンプ場内を歩いているうちにうっすらと明るくなってきました。キャンプ場が終わり、いよいよ登山道に入っていきます。何度も渡渉を繰り返します。前方に本日の核心部その1が見えてきました。滑滝を鎖を使って登ります。滑滝の上部はこんなです。実は核心部その2はこの岩の上を歩くのです。核心部その2の基部に来ました。まずは縦方向に登ります。そしてトラバースします。チョウジギクシラヒゲソウ

チョウジギクは日本海側の亜高山に咲く花、シラヒゲソウもおそらく日本海側の花ですね。どちらも私の住む山梨では見ることが出来ません。危険なトラバースを終えると、ほっと一息つける氷清水です。ミズ 

山菜の一種です。春先に見かけるのと違い、葉の根元にムカゴのようなものが出来ていました。調べてみると「みずの実」と呼ばれていて秋田などでは味噌汁に入れたり醤油漬けにしたりして食べられているようです。オオシロカラカサダケでしょうか。写真は丸いですが、そのうちシイタケのようにカサが開きます。有毒で、お客さんが「20代の男性がこの間これらしいキノコを食べて亡くなったってニュースでやってたよ」と教えてくれました。やっと一不動に到着です。山頂付近が十阿弥陀で、まだまだこれからという感じでした。

                       ・・・続く