高登谷山(たかとやさん)(2023,12,3) | クララのブログ

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ハイキング、トレイル、登山など、山を中心とした活動の記録です。

9月下旬に仙塩尾根を途中敗退しましたが、その時に滑って膝を殴打してしまいました。かなり痛かったのですが、お客様をお連れしていたので頑張って歩きました。しかし4時間くらいいったところでついにまともに歩けなくなりました。あとは車道歩きというところまで来ていましたので、責任は果たしたと思います。翌日、医者に駆け込み、内側側副靭帯損傷(ないそくそくふくじんたいそんしょう)と診断されました。そしてそこから松葉杖生活が始まりました。

11月から少しずつ山歩きを再開し、下旬に横尾山に登ってきました。

登山口までの川上村からの道は橋が通行止めになっていました。仕方がないので案内板に沿って迂回路を進みます。

で、その途中に出てきたのがこの看板でした。そういえば、高登谷山っていうのがあったな、と思い、気になりだしました。歩行所要時間が中途半端で行くのが少し面倒な場所だったので今まで登ったことがなかったのです。

そこで横尾山に行った翌週、高登谷山に行ってきました。

 

前置きが長くなりました。

 

下調べはしていたのですが、駐車場探しに苦労しました。

高登谷山は本峰と南峰があるのですが、南峰から登ることにしました。別荘地から入ります。すぐに道は急登になります。落ち葉のせいでルートが不明瞭なうえ、滑りやすくて立ち止まり立ち止まりしながら登りました。斜度はさらに急になりロープが張ってある場所もありました。稜線に出ました。右端に見えているのは瑞牆山ここからは快適な稜線歩き、と思ったのですが…なんとなくそういう感じではなくなってきて…ついにちょっとした岩場となりました。まだ完全に回復したわけではないのでちょっとドキドキしました。岩場を登ったところが天狗岩です。景色は素晴らしかったです。瑞牆山真ん中の斜めっているのは曲岳、その右は茅が岳、金が岳

肉眼では富士山も見えていたのですが、写真には写っていませんでした。南アルプスは残念ながら雲の中でした。ここから南峰までは10分でした。

見えている景色は天狗岩とほとんど変わりませんので、このまま本峰に向かいます。前方に見えているのが本峰です。細尾根が続きます。降りて登って本峰に到着しました。八ヶ岳が見えるはずですが、こちらも雲の中でした。本峰からの道は登ってきた側と違い、道がはっきりしていました。反対側の登山口に降りてきました。

短いルートながら急登あり、岩場ありでいろいろな要素がぎゅっと詰まった山でした。

足も順調に戻りつつあることも確認でき良かったのですが、とても寒かったです。