南北八ヶ岳縦走(2022,6,18~21)完結編 | クララのブログ

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ハイキング、トレイル、登山など、山を中心とした活動の記録です。

赤岳天望荘から見た夜明けです。最終日は赤岳登山から始まりました。左に見えているのが宿泊していた赤岳天望荘です。コメバツガザクラの花をアップで撮ってみました。振り返ると歩いてきた山々が見えました。

右から硫黄岳、東天狗岳、西天狗岳。奥に見えているのは蓼科山です。赤岳山頂です。次に行く阿弥陀岳赤岳からは急な岩場を下らなければなりません。イワヒゲ慎重に降りていきます。写真の尾根はキレットを経由して権現岳へ繋がっている尾根ですね。背後にうっすらと南アルプスが見えています。文三郎尾根と道を分けた後、また険しい登りになります。そして中岳です。これから登る阿弥陀岳が目の前に迫ってきました。なんと桜がまだ咲いていましたよ。

阿弥陀岳の登りは赤岳以上に急でスリリングです。気づいたら途中で写真を撮ることをすっかり忘れていました。阿弥陀岳山頂です。後ろは赤岳ですが、徐々にガスがかかり始めていました。ここから御小屋尾根を下ります。まずは目の前の摩利支天を越えなければなりません。越えてから振り返って見たところ。すれ違った登山者が私たちが通過してきた岩の上に立っていました。「あそこを歩いてきたんだよ」と言ったら皆さん感激していました。岩場の後は怒涛の下りです。樹林帯に入ると少しだけ斜度が緩くなります。あっという間に権現岳は遥か上になりました。

今回、お客様に特別のおもてなしをしたいと思っていました。それは・・・湧き出る水でコーヒーをお出しすることです。とうとうと水が流れていました。実は数年前にもここでコーヒーをご馳走しました。その時は豆とミルを持って行って作ったのですが、手間ひまがかかる割には美味しく淹れることが出来ませんでした。結論としてこの方法が最も簡単で、美味しいコーヒーを淹れるやり方だと悟りました。尾根の途中にある御小屋山。今回の山旅では最後のピークです。

この先から諏訪神社の奥社を目指しました。クリンソウが群生していました。諏訪神社奥社です。

その昔、御柱祭で使われる木はここから切り出されていました。

ここから林道歩き、別荘地内歩きをして美濃戸口に着きました。入浴してさっぱりした後はJ&Nでお茶にしました。ソフトクリームはコーンの中までしっかりクリームが入っていましたよ。お客さんの間で一番人気のプリン。私は初めて食べました。

北から南に歩いて行くと八ヶ岳の多様性が感じられます。天気にも恵まれ、それらを楽しみながら歩いたツアーでした。

                             ・・・完