甲武信ヶ岳(2021,6,7~8) | クララのブログ

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ハイキング、トレイル、登山など、山を中心とした活動の記録です。

甲武信ヶ岳のご案内に行ってきました。

毛木平の登山口から入山しました。最初は道幅の広い林道です。大山祇神社から山道らしくなってきます。新緑が眩しかったです。道が段々細くなってきました。毛木平からの道は千曲川源流へと続く道です。徐々に川幅が狭くなってくると期待が膨らみます。コミヤマカタバミナメ滝危険個所もあります。ついに源流へ到着しました。最初の一滴が流れ出るところです。反対側からも撮ってみました。近くに鹿が現れました。まだ若い牡鹿のようです。私たちを恐れることもなく悠然と草を食んでいました。

千曲川源流から稜線まで登り上げ樹林が開けるとガレ場となります。ここまでくれば山頂は目の前です。遠くに金峰山が見えています。真ん中のちょこんと頭を出している山です。

その手前の稜線は先日までいた国師から北奥千丈へのものですね。眼下には男山や天狗山など川上村の山々が見えました。そしてこの間行った三宝山です。

ミツバオーレンこの日の宿泊先、甲武信小屋です。小屋のコロナ対策夕食は昔ながらのカレーでした。夕食は5時30分でしたので時間はたっぷりあったのですが、布団に潜り込んだらすぐに気持ちよく寝てしまい、目が覚めたのは翌朝でした。

 

翌日は徳ちゃん新道を下りました。途中、木賊山(とくさやま)を通ります。眺望がなくピークらしくもないのですが、立派な三角点がありました。ほとんど樹林帯ですが、それが切れて眺望が開けるところがあります。富士山が見え、皆さんから歓声が上がりました。

下に見えているのは広瀬湖です。

標高2000m付近から石楠花が出てきました。アズマシャクナゲです。色が薄いのも素敵でした。シャクナゲのトンネルというわけにはいきませんでしたが、どこまでも続くシャクナゲにお客さんは大喜びでした。

ヤマツツジも綺麗でしたよ。西沢渓谷の遊歩道に出ました。そこにある田辺重治の碑です。田辺重治はその後に出てくる登山家に多くの影響を与えた人物です。

遊歩道はツクバネウツギがキレイでした。雨に遇うこともなく花も楽しめた山行でした。