大菩薩南嶺縦走(2020,10,24~25)後編 | クララのブログ

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ハイキング、トレイル、登山など、山を中心とした活動の記録です。

翌日は幕営した場所から素直に伸びる尾根を登って賽の河原に戻ることにしました。笹には霜が降り綺麗でした。それだけ寒かったということですが…。登り上げた賽の河原からは南アルプスが見えました。ここから一登りで川胡桃沢の頭です。そこから見えた素晴らしい富士山。

次に来るピークが黒岳です。お願いしたわけでもないのにポーズをとる三ちゃん(笑)

その先にある白谷ノ丸

ここからの眺望は本当に素晴らしいです。八ヶ岳南アルプス眺めを堪能した後は凍結した道を延々と下りました。

そして湯ノ沢峠からは登りに変わります。美しい紅葉も見られました。大蔵高丸です。ずっと富士山を見ながら歩いているので、富士山に興奮する人がいなくなりました(笑)振り返ると先ほどの白谷ノ丸が見えています。明るい色の右寄りのピークがそれです。

この先30分ほど歩いたところにあるハマイバ丸では紅葉と富士山が楽しめました。ハマイバ丸から先のピークではあまりいい眺めを期待できなくなります。なので標柱のみです。しかしここは重要な分岐点でもあります。

少し下で滝子山へ続く尾根と大鹿山方面に行く尾根が分かれるからです。私たちは大鹿山方面に向かいました。下り始める前の最後のピークがコンドウ丸です。

樹林帯の緩いアップダウンを繰り返しながら曲り沢峠到着です。ここから下山を開始しました。ゴールは景徳院です。武田勝頼とその一族のために徳川家康が建立した寺です。

長い長い道のりでした。それでも全員でゴールできたのは何よりの喜びでした。

天気に恵まれて素晴らしい縦走となりました。