尋問しています。
「誰がやったの!」
なにをやったかというと
うなぎのタレがまだ残っているパック。
洗って捨てようと、キッチンのカウンターにポンと置いていたわたしがいけないのですが
下に落として舐めていたようです。
わたしが他の用事をしていたほんの数分前の出来事。
ただし、その形跡があるだけで、どちらがやったのか、ふたりでやったのか、またはどちらもやっていないのか・・
現場を押さえていないのでわかりません。
ひとりずつ聞いてみます。
まずは鈴さん。
「鈴!!鈴がやったの?」
鈴はとてもわかりやすい子で、悪いことをしたときは、発覚前から、目をしばしばさせて低姿勢になったり、ごめんなさいと謝りにきたりするのだけど
今回の鈴さんは、どんなにわたしが問い詰めても
この目。
えらく自信を持った目で、わたしをまっすぐに見返してくる。
得意の笑顔もまったく無い、真剣そのもの。
ふ~~ん、今回は鈴はシロね。
だとすると、こっちか・・・
「ハク!!!!!
ハ~ク~!!!!」
ほら、あきらかに動揺していて、こっちを見ない。
正直に言いなさいよ、わたしまで疑われたんだからね。
そう言ってるような鈴の顔。
ハクはうつむいたまま、顔を上げようとしない。
「ハクでしょう?お母さん、わかってるんだからね!!」
わたしの剣幕に、座っていられなくなったのか、伏せの体勢に。
「ほら、ハク、これなに?」
またしても顔を背けるハク。
絶対、怪しい。
でも証拠が・・・
そのとき、なにかに気づいた鈴さん。
ちょっと、ちょっと、鈴さん
それ目的が違ってない?
で、確認してどうだった?
タレだったの?
そっか~、やっぱりハクのほうだったのね。
それにしても、今日の鈴さん、えらく毅然としてるよね。
目がずっと厳しいもん
(・・笑えるけど)
ハク、もう二度とやっちゃダメよ!!
今回は、お咎めなし、よかったねハク![]()
















