
二階の自宅で晩御飯を食べていたら、夫がモニターを見ながら「ハクさん、庭に出たね」と言う
関節が悪いハクは、もう階段の上り下りは難しいので、三年くらい前から一階の事務所で過ごし、トイレは庭に自由に出て好きなところで済ませている
わたしも画面を見ると、ハクは腰をかがめて、ふんばっていた
足にあまり力が入らないので、ふんばるときは前に移動しながら少しずつ出す
今回もそうしていたけど
なんかいつもと違う
もう💩は出したのに、おしりを地面につけたままズリズリ進んでいる
立てないんだ!!
二人ともダッシュで階段を下りていった
足音に気付いたのか、ハクが急に「キャイ~ン、キャイ~ン」と今まで聞いたことのない苦しそうな声で鳴き始めた
「ハク、ハク!」
駆け寄ると、ハクはすっぽりと浅い排水溝に入っていた
二人で抱えあげようとしたけど、ハクさん、40キロ
しかも狭い溝にジャストフィット💦
「どうしよう、、、」焦る夫に
「シーツでも大判タオルでも持ってきて!」
もこや鈴も重かったけど、動けなくなった時は色々工夫して移動させてきた
今回もその要領で、持ってきたシーツをおなかの下にくぐらせ、すっぽり包み込む形で必死で持ち上げた
火事場の馬鹿力って、わたしの場合、犬にだけ発動する
🔥
事務所に運ぶのに少し距離があったが、早くラクな体勢にしてやりたかったわたしは、渾身のちからで持ち上げ、片方を夫に持たせ、中腰になりながらも後ろ向きで歩き始めた
夫は「ちょっと待って、腰がやられそう」「ちょっと一回休憩させて」
なんとも情けない💢
ハクのことを思えば、そんなたわごと聞く余裕なんてないわっ👊
「ほら、行くよ!しっかり持って!」
やっとの思いで事務所に運び、ハクを解放させてあげる
もちろん、ハクは伏せたまま動けない
足か?いや、あの動きは腰?
これから介護が始まるかも、と不安でいっぱいになる
取り合えず今すぐしなければいけないことはなに?
くたびれた脳をフル回転させる
携帯で犬の介護用品を探し、当面必要なものを何点か注文
あと....あ、そうだ、台車
病院に運ぶのに、もこや鈴のときに使った大きな台車は、はくには小さい
探していたら、人間用の搬送用具を扱っている会社が大型犬用に作っているのを発見
サイズ的にはぴったりだし、なにより頑丈
すぐに注文した
夫はずっとハクを撫でながら「大丈夫かの~」を繰り返す
心配するなら、今後の準備をしっかりしてよ!と腹立たしく思う
夜は夫がハクの側で寝ることにした
日頃から事務所にいるハクが不憫で、ベッドを置いて、できるだけ側にいるようにしている
今夜はずっとお父さんが側にいるからね😣
そして翌朝
様子を何度も見に行ったため殆ど眠れないまま五時過ぎには事務所におりた
いない!!
慌てて外に出てみる
ハクと夫が立ってこっちを見ていた
あれ?どういうこと?歩いたの?
どうやらおしっこに行きたかったらしく自力で立って出ていったらしい
わたしの姿を見ると、今度は散歩に行きたいそぶりを見せた
心配だったけど、朝の散歩で💩をするのが習慣なので、ゆっくり短い距離を歩かせ、無事に済ますことができた
よかった、まだ歩ける😌
もう少し頑張ってくれるかもしれないけど、13歳のハクさんに介護生活は必ず訪れる
穏やかな日々をできるだけ長く続けさせてあげたい
そのためにも夫もわたしも元気でいることが大事だと今回改めて感じた
ハクさん、頑張ろうね
お父さんもお母さんも歳を取ってくたびれてるけど、ハクさんのためなら、力を振り絞って支えるつもりよ💪
これからも一緒にできるだけ長く居て頂戴ね🙏