前回の記事『アダルト
』加筆修正したので良かったらどうぞ
『はじめに
』←初めての方はコチラから見ることをオススメします
『グループホームでのお話
』←今までのエピソード+はじめに
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虹の約束事の一つ
『活動先から戻ったら交流室に来て一声かけること』
今日もまた作業所から帰宅した入居者が来る
ねぎらいを兼ねて交流室で楽しくお茶を飲みながら談笑
『ねぇミントさん、聞いてくれるかなぁ。オレ2人の女性をたぶらかしているダメなヤツなんだよ・・・』
唐突にその話は始まった
いつものように一点を見つめその表情はまるで能面のように微動だにしない
『・・・そうなんだぁ。カノジョ以外にスキな人ができたの?』
(たぶらかすって・・・)
笑いをこらえて真剣なまなざしで話を進める
同じ作業所に通うカノジョがいるカレ
期間こそ短いがどうやらなかなか仲良くやっている様子
『いや、ていうか、その人(カノジョじゃない方)と結婚しようか迷っているんだ』
相変わらず空中の一点を見つめ表情一つ変えず話し続ける
『・・・結婚!?相手の人はなんていっているの?カノジョは?そもそも相手はどんな人なの?』
あまりの急展開に驚く
彼らは大概話を整理して説明することを苦手としているため
様々な質問をすることで彼ら自身、状況・心情を整理できるよう手伝いをする
何度も何度も質問・回答を繰り返し
何十分もかけてようやく以下のことが判明する
○ カノジョとは別れていない
○ もう一人の相手は作業所スタッフ
○ 作業所スタッフと付き合っているわけではない
○ 自分の(結婚という)思いはスタッフには言っていない
○ スタッフは確実に自分に好意を持っている
○ スタッフとは結婚するけど、カノジョの存在もあるので迷っている
・・・みなさんならどうする?
どう対応する?
断っておくけどカレは超真剣
本気で悩みまくって苦しみまくってヘルプを出してきた
病状の悪化!?
妄想!?
そうやって【病】であると位置づけて対応するのは簡単だけど・・・
もちろん【病】の特徴は見えているけど・・・
ミントの対応は
『とりあえずプロポーズしてスタッフに気持ちを聞いてみたら?で、OKもらったらそれで良いじゃん。おめでとう♪ダメだったらカノジョと引き続き仲良くやりなよ。もともと嫌いになったわけじゃないんでしょ!?』
作業所のスタッフに丸投げしました(笑)
完全に自分の気持ちが暴走しているカタチなので
相手のことやその状況をよく知らないミントが何を言ってもムダですから
幸い相手はスタッフなのでうまいことやってくれるはず♪
『・・・でもそれじゃぁ2人に悪いでしょ。俺はなんて嫌なヤツなんだ・・・最低だ・・・』
しつこいけどカレはものっすごく真剣
本気で落ち込んでいます
『・・・』
さすがに何も言えなかった
(いやいや、確実にあんたの暴走だから。話を聞く限りスタッフは君の事を特別な対象としていないから。落ち込む必要はまるでないから)
とは言えず・・・
(そうねぇ~。いよッ、色男!!うらやましいぞぉ、このぉ)
なんてふざけて調子に乗せてもこれ以上暴走されたら困るので・・・
もちろんミントは上記の内容を聞きだす間にスタッフがちっとも特別な態度を取っていないことをカレに気づかせるように話をした
【暴走】という表現はしなかったものの、かなりきわどく突っ込みをいれ状況を正確に認識してもらおうとした
質問をするのは【話の内容を整理する】のと同時に【状況を正確にお互い(ミントと本人)把握・確認する】ための手法でもあるから
でも・・・
残念ながらうまくはいかず・・・
カレは一度『こうだ』と思ったら、たとえ事実が違くても頭の中をうまく切り替えられる人ではなかったので
結局2人の女をたぶらかす悪い男はカノジョに悪いのでスタッフとの結婚をあきらめるという苦渋の決断をし、翌日スタッフにこう言ったそうです
『ごめん、オレやっぱりあなたとは結婚できない』
・・・ビックリしたでしょうね(笑)
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利用者・スタッフ関係ナシに男と女が居れば恋の話にも発展するモンです
今回はチト違いますが・・・
ちなみにミントも結構もてましたよ(笑)