前職の仕事仲間と飲んできました
職場の人ではなく
同じグループホーム仲間
他県でもこういう活動をしているのかは知りませんが
東京都では【援護寮・グループホーム・福祉ホーム】のいわゆる【生活支援】の会合が月に一度開かれます
目的は【情報交換】ですが
それよりも大きな意義をもっているのが【憩いの場】
【援護寮・福祉ホーム】は違いますが【グループホーム】はココでも散々アピってきたように【独り職場】
定員数4~6名に対して常勤スタッフ1名(自立支援法前)(グループホームB型)
孤独な職場で独りきりにならないように
追い詰められないようにみんなで集まるわけです
余談ですが
この【精神保健福祉】という現場
スタッフの発症率は結構高いことで知られていますが
実はグループホームの職員が多いらしいです
私自身3年超働いてみて
その理由はわかる気がします
本当にひどいくらい追い詰められます・・・
まぁ他の施設職員からしてみると【独り】という表現は当てはまらないと思うかもしれません
グループホームのみ単体で運営しているところは(東京都の場合)ありますがそれでも数は多くはありません
ウチもそうでしたが大体同法人内に活動先を展開しているところが主です
なので法人として捉えれば同僚はいるわけで
決して【独り】ではないのですが
グループホーム職員として言わせていただければ
独りです
つまり【仲間】がいないんですよ
気持ちを分かり合える人がいない
法人にもよりますが
ホームの利用者はなにも同法人内の活動先に所属されている方ばかりではないので
むしろ最近は外部(活動先などが法人外)が多いので
ホームの利用者のことを法人の人が知る機会がまったくといっていいほどありません
私たちのような新人の場合
当然上司がいてケースの相談もするのですが
彼らは当の本人たちを知らないので
こんな表現をしたら御幣があるかもしれませんが
無茶苦茶なことを言ってきます
どんなに言葉で一生懸命利用者の状況を伝えても
言葉というものはとても曖昧なものなので
利用者のすべては伝えきれず・・・
当の本人を知らないままアドバイスをくれるので
結果、結構振り回されたりします
とはいえ私たちの身分は新人
上司の言うこと・ベテランの意見は絶対です
というか新人としてはやっぱりベテランの意見の方が正しいと思っちゃうでしょ、どうしても
また活動先と生活の場は基本的な概念は同じとしても
その内容はまったく異なり
そこでの特徴もまったく違うので
理解を得るのが困難
人間はどうしたって自分が体験したこと以外は【頭で理解】することは出来ても【心から理解】は出来ないので
ホームならではの大変さや辛さはまったくといっていいほど理解してもらえません
加えて【独り】という環境の理解も乏しく・・・
たかだか定員数4~6名の少人数と思われるでしょうが
人数が少ない分、また人数が多くてケアが薄くなりがちな活動先に比べ
生活支援施設のケアの厚さはハンパないです
近年は本当に感情のコントロールであったり対人関係に課題を抱えている方がとてつもなく多いので
忙しい活動先でフォローできないことをホームでフォローすることが多いんです
ウチのホームは完全個室制ですがやはり仲間との共同生活なので対人関係のフォローがとにかく多い
加えて活動先で溜めてきた(対人などの)ストレス発散の場となるのでフォローを要する人が多い
で、この対人関係などは生活支援や活動と異なり
個々の性格(パーソナリティ)が問題となってくるため簡単に済まされる課題ではありません
特別なプログラムを開いて講義・SSTなどをするよりも
個々の、今目の前にある問題に一人一人とじっくり向き合って対応しています
当然生活支援の場ですから本来(!?)の仕事内容もありますし
体が三つ四つに分裂して欲しいほど忙しい・・・時もある・・・
休日も真夜中も関係ナシに電話がかかってくる
プライベートなんて言葉はあってないようなもの
そして新人の職場として一番キツイのが決断力を要すること
上司にはその場でアドバイスをもらうことなどできないので
急ぎの場合は新人だろうが自分ですべて判断しなければなりません
そして当然責任は自分に・・・
こんなに精神的に追い詰められる職場なのに
こんなに他施設では考えられないくらい特殊な現場なのに
上司や同僚、法人からの理解が得られないので
ますます孤独感が強まるわけです
そんな状況に苦しむ人間同士集まった
そんなところで出会ったほぼ同期・ほぼ同世代の三人組
抱える悩みやグチは大概同じなので意気投合
思いっきり笑ってなんの気兼ねもなくグチをいえる
いわば【同志】
申し訳ないが同僚たちよりもずっとずっと私を理解してくれていた仲間
ずっとずっと支えてくれていた仲間
・・・そんな三人組み
実は私ともう一人はすでに退職済み
理由は共に法人との関係
仕事内容の過酷さに加えて上司の無理解はキツイものです
ホームの職員が長続きしないのは仕方がないような気がします
せめて同法人の人からは理解を得たいものです