Unityのlive2D入門(2)モデリング | とあるプログラマーのブログ

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Unityやblender、Live2Dについて書いていきます!

モデリング編という事で簡単な絵を書いてモデリングしていきます
今回はすぐ書けるどらえもんをモデリングし、口パクさせました。


目次
 1. 下絵の読込
 2. テクスチャの読込
 3. テクスチャ編集
 4. パラメータの設定
 5. mocファイル書き出し



1. 下絵の読込
以下の下絵とテクスチャを使っていきます。

 


まずはCubism ModelerをFREE版で起動し、メニューから新規ファイル作成です。
下絵と同じサイズに合わせます(640 x 640)

次に下絵をドラッグ&ドロップし、そのままOK押下して配置完了です




2. テクスチャの読込
テクスチャ編集ボタン押下し、テクスチャを選択してOKします

再度、テクスチャの編集画面が出ますが、ここもOKボタン押下です



3. テクスチャ編集
まずは左上のパーツから下絵をロックします

次にパーツから顔を選択し、上部のテクスチャ編集ボタン押下します

テクスチャ部分をクリックします

マウスクリックして、点を打っていきます。
点を打ち間違えて消したい場合は、Alt押しながらクリックです

 

 

上のような感じにできたら、点からポリゴンを自動生成ボタン押下後、OKボタン押下です。
※ 必ず各点が三角形になるように

下絵にあわせてテクスチャを配置します

空きスペースをクリックし選択解除し、上部のテクスチャ編集ボタン押します。

同様の手順で、顔内部の部分を点を打っていきます

顔の設定が終わったので、ロックしパーツから目を選択します

同様にテクスチャ編集で左目をモデリングし、配置します。
配置後に必ず選択解除してください。

右目も配置できたらロックします

  

鼻も配置し、ロックします

下部分の口もこんなかんじです

上部分の口は動かす部分なので、点を多めにしてます

最後に髭ですが、パーツにないので作ります

髭を配置してテクスチャの配置完了です!




4. パラメータの設定
口パクさせたいのでパーツから口の上部を選択します

パラメータから「口 開閉」を選択します

メモリ部分の0.00と1.00をクリックしOKします

スライダーが左の時は、口を開いていたいので今のままで変更なしです。

 

スライダーを動かして口の閉じてる状態を作ります

 
 

1つずつ点を下に移動して口が閉じてる状態を作ります。

また、パーツから下絵は非表示にしておいて下さい。

ここまで設定できるとスライダーを動かすと口パクしてくれます




5. mocファイル書き出し
メニューからmocファイル書き出しを選択します

これでUnityで使えるデータができました~


それとLive2D公式のモデルデータはとても素晴らしいので、動かしてみると色々学べます

 Live2Dサンプルデータ集
  ※ 本が発売された後にサンプルが追加されてました

   

ちなみにLive2D Vectorの素材集がありましたが、互換性はないです。
(Cubisumソフトでは読み込めなかった...)

 
Live2D Vector 素材集



パーツの描きや分け方は、以下のブログが凄く分かりやすいです

 創作PVリメイク作戦 その4 「立ち絵制作(描画)編つづき」

長くなりすぎたので、Unityで表示する部分は次回書きまーす



2014/03/01追記
 自動バックアップ機能ありました。[ファイル]-[オブション設定]で変更できます。

 [ヘルプ]-[自動バックアップフォルダを開く]でバックアップが見れます。 



2014/03/13追記
 Mac版のModelerにて、以下2点の不都合が合ったので追記します


 ・キャンバスパレットの下にある拡大・縮小などのボタンが表示されない
  → パレットの配置をリセットするとよくおきます(13インチMacの時)
    Modeler自体をドラッグして最小サイズまで縮小後、Modeler再起動すると表示されます

 

 


 ・開くアプリケーションの関連付けをしても、保存したファイルを開いてくれない

  → 必ずModelerを起動後に保存ファイルを開くようにしましょう


→ Unityのlive2D入門(3)Unity導入