社内の働き方改革の一途を振り返ると、
①「働き場所」改革
業務時間の極端な制限の結果、持ち帰り仕事や土日の業務が増加。
②「持ち帰り」改革
会社のPC持ち帰り禁止により業務時間外で自己研さん、社内専用サイトの興味のあるコンテンツの閲覧が出来なくなった。
上記のようになったのは、現在会社が考えている2つの「あるべき姿」があるからだ。
「業務外の時間で創造性発揮につなげ新たなイノベーションを生む」
「自ら工夫し時間内で思考を高速回転させ成果を出す」
後者は今のままでは非常に時間がかかると思われる。明らかな無駄を省いたとしても、人より時間をかけたいタイプ、時間がかかるタイプはいる。実際に働き方が激変し高速回転で時間内に成果だせるようになりました!と自信を持って言える人は全社員の何%いるのだろうか。私は子持ちの時短営業マンからしか聞いたことがない。それを、全社をあげて「どうやったら業務を工夫し効率化できるか?」といつまでも議論している。はっきり言って非効率である。
そこで発想を変えてみる。
無駄な提出資料の削減により、以前より「やらされ感」のある仕事は減ってきた。
次は「やりたい」仕事を増やしていくべきではないか。
残業NGでPC持ち帰りを禁止された今、社員が感じていることは2つある。
「種々の完成度が100%でなくても割り切れる。その分他のことにコストを費やせる」
「時間を使ってでもやりたい仕事がある。もう少し自由度がほしい」
前者は会社の狙い通りで、創造性発揮から結果として生産性向上を図れる。
しかしそこで生まれたイノベーションの芽を摘んでいる状態が後者。
社員自らの発想で生まれるイノベーションの芽というのは、まさに「オーナーシップ」の原石。
やらされ感ではなく、「時間を使ってでもこの仕事をやりたい!」という気持ちに対して会社や上司は柔軟に向き合い自由度を高めてもよいのではないか。
それらが波及浸透してくると、社内全体で「やらされ感」がどんどん減り、自らの「やりたい仕事」に没頭できる仕組みができ成果に繋がる気がする。
これからはやらされ感のある仕事を減らし、やりたい仕事を増やす「やらされ感」改革にシフトしていくことを会社に期待したい。