大阪にいる時から多分そうだったんですけど、石巻に来てからさらに意識しなきゃな!と思わされてるお盆休みです、どうもおはようございます。
なんでかわからないけど、お盆休みも正月も帰る習慣がつかなくて、周りに帰れと言われていた、デイサービス勤務の生活が終わってから、ますます意識してなくてすっかり忘れていたお盆休み。
地元の人の家に行くのも、
『あ、提灯回ってるのかな?』
『親族来てるのか?』
と意識するようになって、ようやく、
『おい!自分、実家に帰らなくていいんですか?』
という思いになる次第であります。
今年は特に、お盆休みという感覚も抜けていて帰省の予定を入れていなかったことを大変申し訳なく思っておりました。
そんな私、8年前の震災後に石巻に来て、沢山の外国人クリスチャンと出会いました。
そもそもの大阪生まれのキリスト者でお盆は特に関係なかったのに加えて、石巻の日々が、お盆休み感満載ということを忘れてしまう程にお盆感満載なのに、自分の生活にお盆の関係ない生活に入ってしまった訳です。
そんな私、中学校での、学生生活での英語のテストは毎回、一桁。
て言うか、国語と社会以外は、全部、一桁だった。
全部、埋めてるのにも関わらず。笑
頭が悪い上に、先生との相性が抜群に悪くて、勉強にも興味がわかなかったんです。
ただ、国語だけは嫌いじゃなかった。
国語と保健室の先生だけは、中高共に卒業した後も連絡を取り合ってたくらい。
先生達からしたら、可愛くないよね、勉強できない上に反抗的な生徒と思いつつも、
そんな訳で、もちろん英語も出来なかったわけです。
幸いかな、人とコミュニケーションを取ること自体は好きだから、家族旅行で海外に行っても1人で買い物に行ったりする無謀感はありました
基本的に言語だけがコミュニケーションのツールだとは今も思っていません。
だけど、コミュニケーションが大切であることはとても認識しています。
石巻に来てから、私が日本語の出来るアメリカ人に教えてもらう必要があった英語は、
外国人のボランティアさんに伝える作業の説明でした。
『お水を飲んで脱水に気をつけてください』
『ここに生えてる、雑草を抜いてください』
『柱の釘を全部、抜いてください』
学校で勉強していないものだから、とにかく文法が無茶苦茶
棒読みで、発音も酷い
それでも、どうにかコミュニケーションをとってやってきました。
日本語を知らないアメリカ人と英語を知らない私が一緒に住んで、友情を築いていくこともできて、これは多分、英語が最初からペラペラだったら無かったかもしれないな?とも思ったりします。
そして、石巻生活3年目くらいの時に、アメリカ人の友達に、
『ツバサは、アメリカに来たことはあるのか?』
と聞かれたので、
『ある!ハワイとグアムとサイパン!』
とこたえる。
めっちゃリゾート地🏝
母の手ひとつで育ててもらって、普段、寂しい思いさせてるから旅行くらいは!といつもオカン様が頑張って連れて行ってくれてました。
すると、友達が、
『メインランドは?(アメリカ本州)』
私、『ない。でもいつか行ってみたい。』
『飛行機はいくらくらいするもんなんやろうか?』
友達:『パスポートは持ってるのか!』
私:『持ってへん。期限切れてる。』
友達、『いくらくらいするとか考えるんは、パスポートをとってからや!パスポート持ってなくて、神様がどこどこ行け言うた時、すぐ行かれへんやろ!』
と言われた。
私:『はぁ。。。』
(ぽかーん)
目標を定めてから、頑張ってそこに向かって準備していくものだと思っていた私には目から鱗。笑
それと、その時に、多分、毎回、外国人の友達が母国に帰る時に、私だけめっちゃ泣いていたのは、この感覚の差なのではないか?と気付きました。
私の中では、海外は遠い。
遠いから、別れは、今生の別れのようになる。
(もちろん御国での再会を楽しみにしてますが)
寂しい。
泣く。
みたいな?
なので、その時に石巻から大阪に帰省したタイミングで、なんの予定も無いのにパスポートを取ったんです
本当に、その時、なんの予定もなかった。
でも、いつか来るであろうGo!の為にパスポートをゲットだぜ
だったのです。
そして、石巻に戻ったら、アメリカに帰国していた友人が、アメリカ行きの航空券をプレゼントしてくれました。
そんなことあるの?この世の中で?狐にでもつままれてるんですか?私?
ってな、勢いで、初めてアメリカ旅行5週間の旅に行ったのが5年前でした
カリフォルニア州という日本と同じくらいの広さの州で石巻で出会った人達を訪ねて行った。
そのアメリカ旅行で、私はキリスト者としても、新たに色んなことを学ばせてもらいました。
食について、自分の中でのこだわりが起きたのもこの旅行がキッカケでした。
もっと他にも色々あるんですけどね。笑
とにかく、全てがものすごい恵でした。
常に、神様の働きのために備えていることって、なんなんやろう?
と考えさえられました。
とにかく、そのアメリカの旅は素晴らしく、そのアメリカ以降、海外へ行っていませんが、その時に取ったパスポートの有効期限が今年、残り3年程になりました。
そんな感じ。
なんでこの話を思い出したかついては、また後日UPします。
読んでくださってありがとうございます。
今日という日を心から感謝して、
アナタの今日という日が、素敵な1日となりますように。
感謝
主にあって ツバサ