今シーズン初にして最後のキタヤマ。ちょっと多めの水量のためか、プレイスポットもあって満足。
神護からプットイン。最上部の緩いウェーブも足の速いハーフスライスなら楽々サーフィンできる。
ウオーミングアップができたところで、瀬の最後にある川幅一杯のホールまで一気に流れ降りる。ホールは巻きの強いポワオーバーの右側を避け、左側の岩を右にかすめてブーフする。
オトノリは一段目中ほどのホールの巻きが強いのでSUPだと姿勢を維持するのが難しそう。オトノリ三段目のウエーブはバックウオッシュが強くなって、かなりプレイフルなウェーブホールになっている。
上滝は右の傍流がかなり太くなっており、カヤックならそちらから降りても良かったくらい。SUPだと本流になる。本流はかつてのように左岸に打ち上げられるようなことはなく、真っすぐの流れだがシュート中段のホールの巻きが強い。ボトムの水中には岩が点在しているので、過度なチャレンジを避け落水しないのが無難。
ミニ御岳は浅いのに波は高くバックウオッシュの強いので、地味に難しい。
続いて難所の杓子の瀬は、右カーブで左の壁に流れが向かっていく。右ルートはポワオーバーが大きくなっておりカヤックならブーフしていけば問題ない。SUPだと中段の左エディに入るかそれくらいのルートでホールをやり過ごし、右に向かって漕いでいって左岸に向かう流れを回避する。
ムササビはホールが三つ連なっていて、大きな一番上は癖のないホールだが、浅くて怪我をするので遊ぶ人は居なかった。
ムササビの下の瀬のサーフィンウェーブも形が良かった。
さらにその下の鉄板の瀬の入り口真ん中にもいいサーフィンウェーブ。
Mウエーブはやはり無くて小松を通過。
小松の放水口からの放水は今回は控えめだが、小森ダムからの流量が多めなので流れは太い。下滝は一段目、左・中・右すべて通過可能。二段目は当然右のシーブは回避しないといけないが、安全ルートの左だけでなく真ん中も通過可能。狭いシュートの大きなホールを突き抜けクリア。
小和田の瀬は、この水量だとビッグウエーブが二段に連なる。一段目でバランス崩し、二段目で耐えきれず沈からの脱というカヤッカーが続出。最初から腹を括って加速して突っ込んで行けば問題ない。
この後も、エディキャッチの瀬などSUPだとエディラインやボイルでヤラレかねない瀬がまだある。
【当日のデータ】
水量:小森ダム放流36t
プットイン:神護
テイクアウト:田戸
距離:13.2km
高低差:32m
所要時間:4.5時間
グレード:3級
ボート:ダウンリバーボート