キタヤマロングダウンリバー 2021.09.25 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

今シーズン初にして最後のキタヤマ。ちょっと多めの水量のためか、プレイスポットもあって満足。
 


神護からプットイン。最上部の緩いウェーブも足の速いハーフスライスなら楽々サーフィンできる。

 

 

ウオーミングアップができたところで、瀬の最後にある川幅一杯のホールまで一気に流れ降りる。ホールは巻きの強いポワオーバーの右側を避け、左側の岩を右にかすめてブーフする。
 


オトノリは一段目中ほどのホールの巻きが強いのでSUPだと姿勢を維持するのが難しそう。オトノリ三段目のウエーブはバックウオッシュが強くなって、かなりプレイフルなウェーブホールになっている。
 

 


上滝は右の傍流がかなり太くなっており、カヤックならそちらから降りても良かったくらい。SUPだと本流になる。本流はかつてのように左岸に打ち上げられるようなことはなく、真っすぐの流れだがシュート中段のホールの巻きが強い。ボトムの水中には岩が点在しているので、過度なチャレンジを避け落水しないのが無難。


 
ミニ御岳は浅いのに波は高くバックウオッシュの強いので、地味に難しい。
 


続いて難所の杓子の瀬は、右カーブで左の壁に流れが向かっていく。右ルートはポワオーバーが大きくなっておりカヤックならブーフしていけば問題ない。SUPだと中段の左エディに入るかそれくらいのルートでホールをやり過ごし、右に向かって漕いでいって左岸に向かう流れを回避する。
 


ムササビの手前の水路状に三連のサーフウエーブ。
 


ムササビはホールが三つ連なっていて、大きな一番上は癖のないホールだが、浅くて怪我をするので遊ぶ人は居なかった。
 
ムササビの下の瀬のサーフィンウェーブも形が良かった。
 

 


さらにその下の鉄板の瀬の入り口真ん中にもいいサーフィンウェーブ。
 


Mウエーブはやはり無くて小松を通過。
 
小松の放水口からの放水は今回は控えめだが、小森ダムからの流量が多めなので流れは太い。下滝は一段目、左・中・右すべて通過可能。二段目は当然右のシーブは回避しないといけないが、安全ルートの左だけでなく真ん中も通過可能。狭いシュートの大きなホールを突き抜けクリア。
 

 


小和田の瀬は、この水量だとビッグウエーブが二段に連なる。一段目でバランス崩し、二段目で耐えきれず沈からの脱というカヤッカーが続出。最初から腹を括って加速して突っ込んで行けば問題ない。
 


この後も、エディキャッチの瀬などSUPだとエディラインやボイルでヤラレかねない瀬がまだある。


 

【当日のデータ】
水量:小森ダム放流36t
プットイン:神護
テイクアウト:田戸
距離:13.2km
高低差:32m
所要時間:4.5時間
グレード:3級
ボート:ダウンリバーボート