由良川リバーSUP 2021.09.05 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

SUPにはちょうど良い落差と、ルートファインディングの妙を楽しめる。ほとんどフィンヒットも無い。 和知ダム放流23t, 山家1.4m



プットイン直下の流れで、エディキャッチやフェリーグライドなどウオーミングアップする。

 


水はかなり濁っている。続いた雨と稲刈りで田んぼの水を抜いた影響だろう。


立岩の瀬の手前にも、ちょっとした岩絡みの瀬。


立岩の瀬は右岸からスカウティング。自信のないメンバーはここから下段の上までポーテージ。


この水量だと、左岸寄りが浅く通り難い。ホールは巻きが強いので直接ぶつかるのは賢明ではない。メインフローは、ホールを経てその下の岩絡みのドロップに落ちていく。

 


入口は真ん中の狭い流路でも良いが、今回は右のメインフローから入る。頑張って左ヘレーンチェンジし、ホールの左肩をかすめる。そうすると問題無くドロップを回避できる。


下段は、波は高いが流芯に乗って真っ直ぐにスルリと抜ければ問題無い。漕ぎが弱い人は、左岸のエディは入らないほうが良い。


立岩には大きなスズメバチの巣ができていた。

 


山家の吊り橋を過ぎ、上林川が合流。上林川もさほど澄んではいなかった。


直下の長い瀬。この水量だときついバックウォッシュのウェーブやホール無く、真っ直ぐ行けば良いか、最後の岩に押し付けられないように左ヘ向かって抜ける。

 


ヤナの瀬では珍しく釣り人が二人。ちょうど瀬がきついところだったが、難しい右ベタで通過。


ここからも、ちょくちょく瀬があるがクラス2程度。和木大橋の瀬もこの水量だとほとんどフラット。その下にあるドロップもルートは広かった。


残す大きな瀬は、生コンの瀬。一応スカウティング。左傍流のチキンルートもこの水量だと通行可能。真ん中のドロップは右半分は岩絡みで通れないので、ここは意を決して左側のストンと落ちるところを狙う。流れはバックウォッシュも無く抜けているので、姿勢さえ崩さなければ大丈夫。


生コンを過ぎてもまだ少し瀬があって、程なく左岸の取水口からテイクアウトとなる。

 


テイクアウトでは非常に珍しい事にリバーSUPの先客と遭遇。

 


【当日のデータ】
水量:和知ダム放流23t, 山家1.4m
プットイン:綾部市下替地町北野
テイクアウト:綾部市下赤谷
距離:7.9km
高低差:34m
所要時間:2.5時間
ボート:プレイボート
グレード:3級