往年のコンディションを取り戻したオトノリ3段目ウェーブでのプレイ、深閑とした奥瀞を漕ぎ抜ける充実のコース。
各地が渇水となる中で、安定して漕げる水量が確保されているのはありがたい。
北山村は、コロナ対策を万全にしつつ、観光客を受け入れており、宿、キャンプ場、温泉、レストラン、コンビニは稼働していて助かる。
久々のキタヤマなので、神護から田戸のロングコースとした。ウォーミングアップなく、いきなり神護のビッグラピッドというのはいつも通り。
筏とラフトに前後してオトノリの瀬を下り、最下段の3段目にあるウェーブで腰を据えプレイに興じる。
コース中、唯一のスポートだが、最も状態の良かった往時のコンディションと同じになっている。飛び上がったブラントはできないが、スピンもブラントも可能でなかなか面白い。
上滝、杓子の瀬をこなし、ムササビで昼食。ムササビはホールの形は素晴らしいが、直下のホールが更に大きくなって、浅く岩が垣間見える危険な状態。プレイは遠慮しておいた。
小松では、テイクアウトする仲間と、ダウンリバーボート乗り換える仲間があった。この手はアリ。
小松の放水口からは申し訳程度の流量。従って、下滝はおとなし目となる。下滝の1段目は、いつもの真ん中ではなく、右ルートをブーフで抜け、2段目はまんなかのスロットでクリア。
小和田はいい形のウェーブが立つが、プレイボートでは入り難い。辛うじて一度入ったが、暴れる感じで、すぐに出されてしまった。ここの水量はいつも微妙。
小和田を過ぎたあとの2〜3の瀬は、それほどのものでもなく、ほどなく山彦橋が見えると、ジェット船も売店も無い静かな田戸でテイクアウト。
【当日のデータ】
水量:小森ダム放流23t
プットイン:神護
テイクアウト:田戸
距離:13.3km
高低差:56.5m
所要時間:4.5時間
グレード:3級
ボート:プレイボート